あるBOX(改)

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2013年世界水泳の感想①

2013年08月07日 | 競泳
7月28日~8月4日まで、スペインのバルセロナで行われた「2013世界水泳」が終了した。

いや~、いつもながら
オリンピックや世界水泳は、連日のTV観戦と、
録画素材の即編集、ディスクへのコピー、HDDの容量空け
・・・と連日慌しいです。

しかも、
最終日には男子400m個人メドレーで瀬戸大也が初優勝で金メダル!!

男子リレーも4位から(1位のアメリカ失格で)3位に繰り上げし銅メダル獲得!
大会を通じ、日本のメダル獲得は金1・銀2・銅3と合計6個となった。

1年前のロンドン五輪で11個ものメダルを獲得した日本競泳陣、
メダルの数こそ減ったが、ロンドンで獲れなかった金メダルの獲得は
大いに喜ばしい事だと思う。

日本のロンドン五輪メダリストは、無条件で出場となった今大会。
日本競泳陣が、そのままメダルを量産する地力を獲得したのか?
また、若手が(世界で戦う経験を積みつつ)どれくらい力を出せるか?
・・・という点に注目が集まったワケだが。

日本選手権の5競技でメダルを獲った萩野が、早々に自由形400mで銀という快挙!
1位は自由形(中長距離)第一人者・孫楊(中国)で、アジア人でのワンツー・フィニッシュは感慨深かった。

萩野は200m個人メドレーでも堂々と銀を獲得!
目標としたライアン・ロクテ(米)にこそ身体ひとつ離されたが、
最後、ティアゴ・ペレイラ(ブラジル)やラースロー・シェー(ハンガリー)という
「本物の世界的オールラウンダー」を抜き去った姿は圧巻だった。
スキンヘッドのベテラン・シェーはフェルプスなどに阻まれて金こそ量産していないが
常に表彰台に立ち続けてきた実力者。
「こんなオールラウンダーが日本にも出てこないかなぁ」とか私は思っていたのですが
本当に出てきましたよ!18歳の若武者・萩野が!

正直、萩野がロンドンで獲得した400m個人メドレー銅メダルに関しては、
シェーが不調のフェルプスをペースメーカーにして決勝進出を逃してしまうミスもあり
ラッキーな要素もあったと思うのだが。
今回は、実力も実力。
五輪の結果だって「ラッキーも実力のうち」と思えてくる。

世界の超一流選手に挑む日本の若者。
山本貴司も松田丈志も堂々とスーパー・スターのマイケル・フェルプスに挑んだ。

・・・本当に競泳の世界大会は素晴らしい。