あるBOX(改)

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競泳各選手あれこれ②

2013年08月11日 | 競泳
涙のち微笑み・・・。

重圧と期待と現実の間で苦しんだ選手たち。
結果が出せなかったが
最後は復調の兆しが見え、またはリレーで個人記録を上回るタイムで泳ぎ
役割を果たして笑顔を見せた選手もいた。

当初は痛々しい程だったが、それでも少しでも笑顔を見たらホッとしましたわ。

昨年の国内大会で世界記録を叩きだした平泳ぎの山口観弘は、
以降、記録保持者としての重圧に苦しんで
萩野公介と同年齢ながら、すっかり溌剌さが失われてしまってたが。

200m決勝でメダルには届かなかったが、復調の兆しは見えた。
リキみが吹っ切れたように感じた。
本人も何かを掴みかけたようで、今後に光明が見えた気がする。


北島康介も
五輪を終えてブランクを作り、年齢も30才。
ベストとは言えないコンディションで100m決勝に残ったのはサスガだが。
やっぱりメダルに絡まない北島を見るのは寂しい。

~とはいえ、北島も「持ってる男」。
最終日のメドレーリレーでは米国の引継ぎ違反もあって銅メダルを獲得!
またしても、丸腰で帰らない強さを見せた。

もちろん、リレーの泳者としても個人レースより好タイムで泳ぎ
立派に仕事を果たした。

入江陵介の事も励まし、最後は抱き合う姿も感動的だった。
「繰上げだってメダルはメダル」
「他チームの失格で銅。これもリレー」と
堂々と語られると納得するしかありません。

大会終わってオランダ開催の短水路ワールドカップに旅立ち、
さっそく個人リレーの自己記録を更新。
※これだけの選手になると個人リレーも速いんだよな
 萩野は別格として・・・

試合会場で地元の英雄ピーターファンデン・ホーヘンバンドと旧交を温めたりして
すっかり水泳を楽しむモードに入ってるようです。
※そういや、世界水泳でも50m自由形に33才のローランド・スクーマン(南ア)が
 出場し決勝で7位に入ってたな。さすがにトップ集団には入り込めないが、
 21.67秒はアフリカ新記録だそうで、それって自己新でもあるワケで。
 大したもんだと感慨深いですよ・・・。


そして、鈴木聡美。

今回は五輪メダル獲得による挨拶回りなどで調整不良。
大会前から記録が伸びず、苦しんでの出場。
大一番で起死回生のタイムなるかと期待されたが、体重の調整も不十分だった模様。

やはり個人レースは決勝にも残れず。
厳しい結果となり、「試合前は怖くて泣いてました」なんてコメントまで・・・。

それでも、最終日のメドレーリレーは少し吹っ切れたように伸びを取り戻し
第二泳者の役割を果たし、レース後は笑顔を見せてくれた。

やっと聡美スマイルが見れたよ・・・。

次の機会、もっと笑顔を見せてくれる事を祈りたいです。