あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

小学館ビルの公式落書きが一般公開

2013年08月25日 | 漫画
取り壊しが決まった小学館ビルの壁に漫画家たちが描いた落書きが「豪華すぎる」として話題になり、TVニュースでも取り上げられた。

ロビー内の壁や窓ガラスに、漫画家たちが自身の作品のキャラクターや小学館の有名作品のキャラクターを自由に描いた落書き。
画像もUPされてるが、確かに豪華だ。



やっぱ、ゆうきまさみ上手いなぁ・・・。
島本は落書きでも無駄に熱いなぁ・・・。



あと、浦沢直樹は描き過ぎじゃねぇか?
上手いけど。
「描こう」と言い始めた有志って話だから分かるけど。
一人で何点も描き過ぎ・・・。



まぁ、ゆうきまさみ。島本和彦も点数描きまくってるが
なんか、こっちは許せてしまう。



※だって「あ~る」好きだもん。
 島本は「009」も描いてるっぽいし

あと、角川の「ケロロ」も描かれてる。
なんか自由すぎる事になっている。それが落書きって気もするが。

そんで
(いつの間にか出来てた)小学館「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」実行委員会は、その“ラクガキ”を一般公開することを発表、初日の8月24日から盛況となっている。

公開は8/25も午後9時まで。
入場には整理券が必要で、25日も午前8時15分から3000枚を配布するそうな。

行きたいが、今日は色々と立て込んでるんだよなぁ・・・。

東京タワー蝋人形館の思い出

2013年08月25日 | サブカル
最初は一人で行った気がする。
噂どおりの異空間に度肝を抜かされた。


※画像は後にデジカメ持参で観覧した時のモノを含みます

「世界の偉人コーナー」など、まっとうなスペースもあったが
「拷問の歴史コーナー」など、「なんでここまで再現?」と思わせる異様さだった。

そして「IN ロック」のコーナー。



リッチー・ブラックモア、キース・エマーソン
イアン・アンダーソン、トニー・アイオミ
ジミヘン・・・。

そして、フランク・ザッパ。
「ザッパが居る」という点で東京タワー蝋人形館は
一目置かれたといっても過言ではないだろう。



「スゲェ・・・」と驚いてると
館内にキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」のライヴ・ヴァージョンが流れ始めた。
明らかに声がグレッグ・レイク。ドラムは間違いなくマイケル・ジャイルズ。
69年のライヴ以外ありえない!これが音・演奏ともに素晴らしい!!

後に知ったが・・・輸入盤で発売された時にセンセーションを巻き起こした驚異の発掘音源だったのだ。
69年発売の1stの一曲目「21世紀の精神異常者」のヴァージョン違いをこれでもかと5曲つめ込んだ異形の一枚だったのだ。



スタジオ・ヴァージョンもリミックス盤、他のライヴ・ヴァージョンも、その頃は未CD化の「アースバウンド」「USA」からのテイクで、当時は貴重だった。

ブっ飛んで、「なんだなんだ、この音源は!!」と館内をウロウロした事を思い出す。
そんなに発掘盤が頻繁じゃなかった頃、これがあったから後のクリムゾン発掘が進んだと思える記念的シングルをサラッと流していたのが「東京タワー蝋人形館」なのだ。
※まぁ、後にジャーマン・コーナーで遥かにマニアックな曲が
 流れ続ける事になるんですがね・・・



ザッパ関連では、ポスターなどのグッズも充実。
カレンダーやウィスキーまで置いてあってファンには感激モノ。

そして、プログレ・コーナー。
ロバート・フリップ、ピーター・ガブリエル・・・。

当時はデジカメなどなく、後に現像しては「暗かった!」「フラッシュが甘かった!」と
後悔したものです。



※なんか、後にロックコーナーは撮影不可になり、
 閉館を前に撮影OKになったようで
 ここ数日ブログにUPしてる方がいらっしゃるから
 私も便乗して以前撮った画像をUPしてますが・・・。

以降も館長さんの趣味丸出しの展示は独自性を増し続け
行く度にジャーマン・プログレのコーナーは充実してゆくのでした。



3年前に行ったときには
アシュラ・テンプルのアルバムジャケットを再現したスペースもあり。
「Le Berceau De Cristal」の立体的な再現です。
手前に草や木、奥に光・・・。


ちょっと照明が暗かったが、
中心の明かりを強調する為の演出なのかな?
ジャケットにある乙女(?)も置いてない。
これも
「アシュ・ラ・テンプルが好きなら、『Le Berceau De Cristal』が好きなら見えるはずだ!」という館長さんから我々に与えられた試練なんだろうか?

そして
なぜか雑貨コーナーのようなスペースもあり



「時計仕掛けのオレンジ」人形や、悪魔くんフィギュアとザッパさんポスターのコラボ。
デビュー時の宮崎美子フィギュアまで飾ってあった。あと、銭ゲバの人形。



もうオモチャ箱状態で、
なんか普通に楽しかったですよ。

レオナルド・ダヴィンチがモナリザを描く蝋人形、最後の晩餐の再現・・・。



そんな、真っ当で歴史的な展示物でさえ、なんか影を感じた「東京タワー蝋人形館」。
楽しいカオス空間でした。

ありがとう御座いました。
蝋人形さん達とは、またどこかで会える事を期待したいです。