プロボクシング世界戦 11月10日 東京・両国国技館
【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】
山中慎介(帝拳) KOR25秒 アルベルト・ゲバラ(メキシコ)
山中が4戦連続のKO勝利で、5度目の防衛に成功。
ゲバラは昨年12月に強打者レオ・サンタクルス(メキシコ)が持つIBF世界バンタム級王座に挑み、判定で敗れた選手。
その際、フットワークで対抗してダウンもしなかったという曲者。
山中も逃げる挑戦者を追う展開となったが、予想外に挑戦者が右を放って飛び込んでくる場面が多く、これには王者も戸惑った模様。
動き、飛び込み、くっ付き、離れる。かなりイヤな相手への対処を強いられる王者だったが、救いは公開ポイントで優位だった事。
特に4回まで王者にフルマーク付けるジャッジがいたのは挑戦者には参っただろう。
※王者が殆ど手を出してない初回も取れてないって事だもんね
自分の戦術がまるで評価されていないのはショックだったろうな
以降、山中はプレスを強め、セコンドの指示を聞き右リードを増やしていく。
試合が動いたのは6R残り1分52秒に山中が放った左ストレート。
ゲバラの左ジャブに合わせて打ったカウンターは、ダメージ面でも心理面でも有効だった。
これで飛び込みざまに放つ挑戦者の右から勢いが減り、第7Rも王者が左ストレートをヒット。返しの右も当たった。
ジワジワとダメージが溜まった挑戦者を追う山中、第8Rにはロープに詰めた左で初めてのダウンを奪う。
直撃ではなく、かすめたような左ストレートだったが、挑戦者も抗議せず、おとなしくカウントを聞いた。
※ダメージ蓄積してる自覚あったからカウントしてもらい
回復しようとしたのかねぇ・・・
立ったものの足に力が入らない様子のゲバラは王者のパンチで煽られて倒れるが、レフェリーはダウンを取らず。
ラウンド終盤にクリーンヒットで2度目のダウンとなった。
そして第9R早々、王者の左ストレートでロープに弾き飛ばされた挑戦者。
続いて山中が放った左ストレートは、ゲバラの右ガード内へ突き抜け、顔面を打ち抜き、これまた挑戦者は後方に弾かれ、ロープの反動で前方にダウン!
10カウント以内で戦闘態勢が取れず、レフェリーが両手を交差した。
4戦連続KO防衛は国内王者の歴代4位タイ。
山中はこれで戦績を20勝(15KO)2分けとし、
ゲバラは18勝(6KO)2敗、初のストップ負けとなった。
これで年間MVPに王手を掛けた山中。V6戦は来年3月が計画されるそうな。
本人はビッグファイトを希望しており、ファンも普通の防衛戦では満足できないだろう。
陣営の英断を待ちたいと思います。
まぁ、解説した西岡氏の言葉どおり右に課題も見えし、戦術的にも向上の余地は見えたが。
そこは「伸びしろ」として、王者の進化に期待したいですなぁ。
【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】
山中慎介(帝拳) KOR25秒 アルベルト・ゲバラ(メキシコ)
山中が4戦連続のKO勝利で、5度目の防衛に成功。
ゲバラは昨年12月に強打者レオ・サンタクルス(メキシコ)が持つIBF世界バンタム級王座に挑み、判定で敗れた選手。
その際、フットワークで対抗してダウンもしなかったという曲者。
山中も逃げる挑戦者を追う展開となったが、予想外に挑戦者が右を放って飛び込んでくる場面が多く、これには王者も戸惑った模様。
動き、飛び込み、くっ付き、離れる。かなりイヤな相手への対処を強いられる王者だったが、救いは公開ポイントで優位だった事。
特に4回まで王者にフルマーク付けるジャッジがいたのは挑戦者には参っただろう。
※王者が殆ど手を出してない初回も取れてないって事だもんね
自分の戦術がまるで評価されていないのはショックだったろうな
以降、山中はプレスを強め、セコンドの指示を聞き右リードを増やしていく。
試合が動いたのは6R残り1分52秒に山中が放った左ストレート。
ゲバラの左ジャブに合わせて打ったカウンターは、ダメージ面でも心理面でも有効だった。
これで飛び込みざまに放つ挑戦者の右から勢いが減り、第7Rも王者が左ストレートをヒット。返しの右も当たった。
ジワジワとダメージが溜まった挑戦者を追う山中、第8Rにはロープに詰めた左で初めてのダウンを奪う。
直撃ではなく、かすめたような左ストレートだったが、挑戦者も抗議せず、おとなしくカウントを聞いた。
※ダメージ蓄積してる自覚あったからカウントしてもらい
回復しようとしたのかねぇ・・・
立ったものの足に力が入らない様子のゲバラは王者のパンチで煽られて倒れるが、レフェリーはダウンを取らず。
ラウンド終盤にクリーンヒットで2度目のダウンとなった。
そして第9R早々、王者の左ストレートでロープに弾き飛ばされた挑戦者。
続いて山中が放った左ストレートは、ゲバラの右ガード内へ突き抜け、顔面を打ち抜き、これまた挑戦者は後方に弾かれ、ロープの反動で前方にダウン!
10カウント以内で戦闘態勢が取れず、レフェリーが両手を交差した。
4戦連続KO防衛は国内王者の歴代4位タイ。
山中はこれで戦績を20勝(15KO)2分けとし、
ゲバラは18勝(6KO)2敗、初のストップ負けとなった。
これで年間MVPに王手を掛けた山中。V6戦は来年3月が計画されるそうな。
本人はビッグファイトを希望しており、ファンも普通の防衛戦では満足できないだろう。
陣営の英断を待ちたいと思います。
まぁ、解説した西岡氏の言葉どおり右に課題も見えし、戦術的にも向上の余地は見えたが。
そこは「伸びしろ」として、王者の進化に期待したいですなぁ。