11月19日(火) 韓国・済州島済州グランドホテル
プロボクシング WBA世界バンタム級タイトルマッチ
亀田興毅(亀田)12R判定 同級14位・孫正五(韓国)
父・史郎氏を先頭に“亀田トレイン”でリングイン。
亀父は外国での試合とあってセコンドも務めていた。なんだろね。
国歌は両国とも素晴らしい歌唱。日本は美川憲一さんが歌ったが、さすがに上手い。
プロは違う。この日、一番の感激だった。
さて、試合。
サウスポーの亀田と、オーソドックスの孫。
背は孫が高いが、さすがコリアン・ボクサー。ジワジワと前に出てくる。
亀田は足を使って細かいヒットと回転の速さで対応。
モーション付きの右アッパーを振ってくる孫の姿が、これまた如何にもコリアン・ファイターで。
見てるこっちをニヤリとさせてくれる。
孫はパンチの精度は低いが、それでも亀田の反応は良くない印象。
コールを受けて前進してくる孫。軽いヒットでも大歓声。亀田陣営には嫌な雰囲気。
第7R、歓声の後押しを受けてラッシュを仕掛けてくる孫。攻勢で押される亀田。
貯金が吐き出されてきた。
ただし、第8Rは両者手が出ず。孫も前のラウンドの打ち疲れが出たか。
これで亀田は助かった。
それでも第10R、足を使っていた亀田だが、
孫の連打で煽られて、左フックでバランスを崩し、ロープ際でフロアに手を付いてしまう。
スリップをアピールをしたが、カウントを数えられる。この辺もアウェイの洗礼か。
ノーダメージのうえ孫の追撃も甘く。結局、試合が一気に動く事は無かった。
11Rと最終ラウンドも決定的なシーンなし。
肝心な最後の15秒で殆ど手が出ない挑戦者に落胆。
試合終了のゴングが鳴ると、両者とも拳を突き上げて勝利をアピールしたが、なんだかなぁ・・・な印象だった。
集計に長い時間が掛かり、実況では「これもアウェイゆえ、韓国ゆえ」みたいに言ってたが
言うまでも無く日本でも採点が割れたら集計に時間が掛かります。
この時点で「引き分けか、2-1だな」と予想できましたがね。
ただし、TVは延長時間を取っていたに関らず、結果発表前に中継が終了してしまい。
「こんなの柴田国明vsエルネスト・マルセル戦以来だぜ」てな事に。
結局、結果は直後のニュース冒頭で伝えられた。
2-1で亀田の防衛。
その結果に会場は騒然となったそうな。
今回はハーフポイント制(通常の10点法に加え、0,5点単位の小数点も使用可)で行われたそうで。
亀田の勝ちは「115-112」「114,5-114」。
孫の勝ちは「115,5-113,5」だった。
まぁ、ダウンもスリップ気味だったし、攻勢点取られそうな場面以外は
細かいパンチで出鼻叩いていたから
そんなもんだろうな・・・という採点。
地元判定で相手に行くかも・・・と思いましたが、
これも亀田プロモーションの力でしょうか。
次は腹を決めて山中との統一戦を考えて欲しいトコロですね。
弟ばかりを前面に出さず。自分が名乗りを上げて・・・。
いや、嫌味じゃなくてですね。
倒してる選手特有の「勝ってる間はアラが見え辛い」って部分もありますからね。
案外、山中vs亀田長男で戦ったら、普段は面白くない試合やってる選手の方が
自分のペースに引きずり込む可能性があったりして・・・ね。
ほんと、ボクシングばっかりは、やってみないと分かりませんから。
プロボクシング WBA世界バンタム級タイトルマッチ
亀田興毅(亀田)12R判定 同級14位・孫正五(韓国)
父・史郎氏を先頭に“亀田トレイン”でリングイン。
亀父は外国での試合とあってセコンドも務めていた。なんだろね。
国歌は両国とも素晴らしい歌唱。日本は美川憲一さんが歌ったが、さすがに上手い。
プロは違う。この日、一番の感激だった。
さて、試合。
サウスポーの亀田と、オーソドックスの孫。
背は孫が高いが、さすがコリアン・ボクサー。ジワジワと前に出てくる。
亀田は足を使って細かいヒットと回転の速さで対応。
モーション付きの右アッパーを振ってくる孫の姿が、これまた如何にもコリアン・ファイターで。
見てるこっちをニヤリとさせてくれる。
孫はパンチの精度は低いが、それでも亀田の反応は良くない印象。
コールを受けて前進してくる孫。軽いヒットでも大歓声。亀田陣営には嫌な雰囲気。
第7R、歓声の後押しを受けてラッシュを仕掛けてくる孫。攻勢で押される亀田。
貯金が吐き出されてきた。
ただし、第8Rは両者手が出ず。孫も前のラウンドの打ち疲れが出たか。
これで亀田は助かった。
それでも第10R、足を使っていた亀田だが、
孫の連打で煽られて、左フックでバランスを崩し、ロープ際でフロアに手を付いてしまう。
スリップをアピールをしたが、カウントを数えられる。この辺もアウェイの洗礼か。
ノーダメージのうえ孫の追撃も甘く。結局、試合が一気に動く事は無かった。
11Rと最終ラウンドも決定的なシーンなし。
肝心な最後の15秒で殆ど手が出ない挑戦者に落胆。
試合終了のゴングが鳴ると、両者とも拳を突き上げて勝利をアピールしたが、なんだかなぁ・・・な印象だった。
集計に長い時間が掛かり、実況では「これもアウェイゆえ、韓国ゆえ」みたいに言ってたが
言うまでも無く日本でも採点が割れたら集計に時間が掛かります。
この時点で「引き分けか、2-1だな」と予想できましたがね。
ただし、TVは延長時間を取っていたに関らず、結果発表前に中継が終了してしまい。
「こんなの柴田国明vsエルネスト・マルセル戦以来だぜ」てな事に。
結局、結果は直後のニュース冒頭で伝えられた。
2-1で亀田の防衛。
その結果に会場は騒然となったそうな。
今回はハーフポイント制(通常の10点法に加え、0,5点単位の小数点も使用可)で行われたそうで。
亀田の勝ちは「115-112」「114,5-114」。
孫の勝ちは「115,5-113,5」だった。
まぁ、ダウンもスリップ気味だったし、攻勢点取られそうな場面以外は
細かいパンチで出鼻叩いていたから
そんなもんだろうな・・・という採点。
地元判定で相手に行くかも・・・と思いましたが、
これも亀田プロモーションの力でしょうか。
次は腹を決めて山中との統一戦を考えて欲しいトコロですね。
弟ばかりを前面に出さず。自分が名乗りを上げて・・・。
いや、嫌味じゃなくてですね。
倒してる選手特有の「勝ってる間はアラが見え辛い」って部分もありますからね。
案外、山中vs亀田長男で戦ったら、普段は面白くない試合やってる選手の方が
自分のペースに引きずり込む可能性があったりして・・・ね。
ほんと、ボクシングばっかりは、やってみないと分かりませんから。