あるBOX(改)

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パッキャオ、リオスに完勝

2013年11月30日 | ボクシング
プロボクシング
WBOインターナショナル・ウエルター級王座決定戦12回戦
11月24日 中国マカオ
ベネチアンリゾート・コタイアリーナ

元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(34才/フィリピン)が再起戦を飾った。
元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(27才/米国)とWBO地域王座を賭ての対戦。
まぁ、パックマンが出れば試合に肩書は要らない気もするが、やはりタイトル戦の方が12回戦のハクが付くってワケでしょうな。

昨年12月、宿敵ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に6回KO負けして以来、1年ぶりのリング。

それにしては、初回から素早い動きとパンチで攻勢に出たパッキャオ。
さすがの矢継ぎ早の連打、軽快なステップで建材をアピールした。

強打のリオス相手だけに危険もあるか・・・と思ったし
リオスが圧力を強めた時はドキドキしたが。

いなす動きや軽い連打も使って試合の主導権は渡さず。
終盤の10Rあたりで、もっとダメージを与えられるかと思ったが、
最終的には無難に12回を戦い抜いた形となった。

判定は3-0。
連敗から再起したパッキャオは「相手はタフだった。間違いなく勝てるように、拳を痛めないように戦った。またラスベガスでやりたい」とコメント。

これでパッキャオは55勝(38KO)5敗2分け。
リオスは31勝(22KO)2敗1分け。

まぁ、2段ロケットのような左ストレートの踏み込みがなかったのは残念だったが
痛烈なKO負けからの再起戦だけに仕方なし・・・か。

しかしアジアにも、あんな会場が出来たんだな。
パックマンのラスベガス復帰もイイが
あそこで日本人も交えたビッグな興業が打たれるのが見たいなぁ・・・。