あるBOX(改)

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ローマン・ゴンサレスは2RKO勝ち

2013年11月12日 | ボクシング
少し前に帝拳の本田会長が「一時ほど無敵じゃないから」と対戦者を募っていたが
そんな努力を無駄にするかの如き圧勝で御座いました。

プロボクシング 10回戦 11月10日、東京・両国国技館
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) TKO 2R27秒 オスカル・ブランケット(メキシコ) 

山中vsゲバラと同じ会場で行われた現役王者の試合。
WBA世界ライトフライ級スーパー王者のローマン・ゴンサレス(26才/帝拳)と、WBCフライ級王者・八重樫(大橋)に挑んで善戦したブランケットの対戦。

しかし内容は一方的にゴンサレスの2RTKO勝ち。
3年ぶりに日本で姿を見せた王者が、強打を見せつけた。

入場時の花道から観客から声援を浴びたゴンザレス。やはり日本は準ホーム。

試合開始早々、長身ブランケットに易々と踏み込んで強打をヒット。
ブランケットも強打で迎え打とうとするが、早々にダメージを負い、1回終盤に左アッパーを浴びてダウン。
第2R、相手をロープに詰めて強打を連発したところで、レフェリーが割って入った。

これでローマン・ゴンザレスは37戦無敗。通算31個目のKO。
WBAライトフライ級のスーパー王座を保持しつつ、1つ上のフライ級での3階級制覇を目標に掲げた。
勝者インタビューでは、本人は「(WBAフライ級王者の)レベコとやりたい」と言い切り、
もう、WBA正規王者の井岡一翔(井岡)との王座統一戦はメじゃない模様。

この日の内容では、WBCフライ級王者八重樫東(大橋)との対戦も無いかも。

ただ、確かにメチャメチャ強いゴンザレスだが、同じ人間ですからねぇ。
ブランケットが強いアッパーで突き上げたシーンもあったし(とうぜん直撃ではなかったが)、
ガードの真ん中を突き破り、すぐに動いて標的を絞らせない選手なら、チャンスはゼロじゃないと思うんだが・・・。