あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

そしてクリス・スペディング、ラス・バラードも来日!

2014年03月09日 | 英国ロック
こちらはVINYL JAPANさん招聘。

◆英国音楽/VINYL JAPAN presents
【CHRIS SPEDDING】

英国が誇る伝説のギター職人CHRIS SPEDDING、23年振りの来日ソロ公演。
60年代後半、英国JAZZ&ROCKシーンでデビューし、現在に至るまで活躍を
続けるギタリスト。



公演は、東京2公演。

2014/06/14(sat) 初台 The DOORS
OPEN the DOOR 18:00/START to PLAY 19:00

2014/06/15(sun) 新宿 ANTI-KNOCK
OPEN the DOOR 17:00/START to PLAY 18:00

Ticket in advance 6,800yen (inc VAT)
限定早割前売りTKT 6,400 yen (inc VAT)
plus one drink fee at door each venue.

なお、バンドメンバーは
なんとJACK BRUCEの息子“MALCOLM BRUCE”(Bass)!
ANDY FRASER BANDやCHEESEのDrummerとして活動歴あるCHRIS PAGE。

そもそも、スペディングさん自身、ジャック・ブルースのソロアルバム
『Songs for a Tailor』 (1969) に参加して、名を知られ始めたワケで。
それを考えると今回ブルースの息子さんと来日・・・というのは感慨深いねぇ。

スペディングは、その後ジャズロック・バンド「ニュークリアス」に参加、
1970年には初のソロアルバムをリリース。
ロックと並行してジャズ系のセッション・ギタリストとして名を馳せた。



1972年から74年にかけては、フリーを脱退したアンディ・フレイザーと
シャークスを結成。
双頭バンドとして期待されたが、フレイザーは1stで脱退。
シャークスは2枚のアルバムを残して解散。

たぶん私が最も聴いたスペディングのプレイは、シャークスの「first Warter」。
その後、シャークスは再結成したが、フレイザーは不参加だったしねぇ。

ジャズプレイからロカビリーから何でもコナす名プレイヤー=スペディングさん。
フォトもオールバックな風貌の物が多いです。

・チケットは3月1日(土) 正午12:00よりVINYL JAPAN店頭にて発売中。
・チケット取置き、通信販売も同じく3月1日(土)正午12:00より受付中。
 クレジットカードでのチケット取扱は無し。

そして
【RUSS BALLARD】

British Rockシーンに輝く稀代のSong Writer。
ロッド・アージェントと組んだ"ARGENT"時代の名曲から、ソロ時代、そして数々の
有名バンドやミュージシャンがカバーした名曲の数々が、2014年の東京で再現される。

バンドメンバーには元KINKSでARGENT時代からの相棒、BOB HENRIT。
そして、 Andy's WISHBONE ASHのBOB SKEAT。



英国音楽/VINYL JAPAN presents
【RUSS BALLARD】

2014/5/5(月/祝) 初台 The DOORS
OPEN the DOOR 18:00/START to PLAY 19:00

2014/5/6(火/祝) 初台 The DOORS
OPEN the DOOR 18:00/START to PLAY 19:00

Ticket in advance 7,800yen (inc VAT)
plus one drink fee at door of the venue.

・チケットは02/02(日)正午12:00よりVINYL JAPAN店頭にて発売中。
・チケット取置き、通信販売も同じく02/02(日)正午12:00より受付中。
 クレジットカードでのチケット取扱は無し。

まぁ、Russ Ballard(ラス・バラード)といえば、筋金入りにポップで良い曲を
書く人というイメージあり。

レインボーのヒット曲「アイ・サレンダー」や「シンス・ユー・ビー・ゴーン」の
作者としても有名。
当時レインボーのドラマーだったコージ・パウエルがラスの曲を提示されて
「こんな軽い曲はイヤだ」といって脱退したという逸話(?)も残ってるくらいポップ・
チューン・ライターとして定評ある人物。



ハードロック・ファンからすると、「レインボーがポップで軽くなった元凶」
みたいな印象だが
彼の曲を選んだのはアメリカで売れようと目論んだリッチー・ブラックモアだし、
「アイ・サレンダー」や「シンス・ユー・ビー・ゴーン」がスマッシュヒットして
一応目標は果たせたワケだし、(私も「シンス・・・」は結構スキです)

ラス・バラードさん本人に罪は無いのです。

その他、サンタナやロジャー・ダルトリーなどもラスの曲を取り上げており
ラス自身もソロアルバムを発表。これが、なかなか評判イイ。

70年代初頭のアージェント時代も良い今日を作ってます。
KISSがヒットさせた「ゴッド・ゲイブ・ロックン・ロール・トゥー・ユー」。
ザ・フーの「ピンボールの魔術師」を思わせるギターをオープニングとした、正に
ロック賛歌とも言えるこの曲もラス・バラード作。



コリン・ブランストーン&ロッド・アージェント名義で2001年に来日した時も
(吉祥寺スターパインズ・カフェ)、ゾンビーズやソロの曲とともにアージェントの
曲は演奏され「ゴッド・ゲイブ・ロックン・ロール・トゥー・ユー」も力強く再現されて
ました。「キッスのカヴァー・ヴァージョンより、オレたちオリジナルの方が先にヒット
してるんだ!」と、アージェントでもベースを弾いていたジム・ロッドフォードさんが
握り拳を作っていた。

78年以降のキンクスでベースを担当していたロッドフォードさん(コリン・ブランストンの
従兄弟)は、ロッド・アージェントに「この中で最もメジャーなバンドで弾いてた男さ」と
紹介され「いやいや」と手を横に振って謙遜していた正直オジさんだが。

いまにして思うと、「スターパインズにラス・バラード来てないじゃん!」と突っ込み
入れたくなるな(笑)

さて
ラス・バラードさん自身は正に知る人ぞ知る、ボーカリスト&ギタリスト。
そのラスさんが来日・・・となると英国ロック・ファンとしてはソワソワしてしまいます。

私のような古いファンからすると
「VINYL JAPAN」さんって、パンクを中心としたレコード屋さんの印象が大きいのですが
英国ロック全般の呼び屋さんとしての活動も活発化されているんですね。

久々に、新宿(西新宿7-5-5 プラザ西新宿 2F)に行ってみようかなぁ~。