あるBOX(改)

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生頼範義回顧録、宮崎市で開催中

2014年03月22日 | 生活
つ~か、これは3月23日で終わりじゃん!

世界的イラストレーター生頼範義(おうらい・のりよし)さん
この人の絵を初めて見たときには、その緻密さに度肝を抜かれた。



あのスターウォーズの第二作「帝国の逆襲」ポスターを見て、あまりの上手さと大胆な構図に驚き
そのイラストを描いたのが日本人だと知ってビックリした人が当時どれだけいたことか!

原画展会場の「みやざきアートセンター」による生頼範義氏の紹介文は

「1980年、SF雑誌に発表した「スターウォーズ」のイメージ画が、制作者のジョージ・ルーカスの
 目に留まり、その続編ポスター用イラストを正式に依頼され制作した「スターウォーズ帝国の逆襲」の
 国際版ポスターのイラストで国内外から高い評価を得た」



それまでは日本国内で知る人ぞ知る「凄いイラストレーター」だったが、
「帝国の逆襲」以降は爆発的な知名度を得て、
ハリウッドから映画ポスター絵のオファーを受ける存在になった。



平行して国内でのイラスト活動も活発化。
平井和正の「幻魔対戦」を始めとした小説の表紙絵、
「ゴジラ新シリーズ」などの映画ポスターのイラストから
ゲームのイメージイラストまで
あらゆる「絵」を描いてこられ、その数は膨大なモノと言われている。
※ことごとく人物が外人顔なのも生頼イラストの特徴・・・。



もう・・・ね
私からすると、憧れ通り越して崇拝に近い対象でしたよ。
あんな絵、逆立ちしたって描けないもんなぁ・・・。
※フラゼッタさんは、ほんの少しカラーの筆タッチを真似ることが出来たけど・・・

ホントなら会場に飛んで行って生頼さんのタッチを生で見たいのだが
会場は宮崎市・・・。
東京から宮崎は遠い。旅費と時間が・・・。

「来場者も1万人を突破した」なんて聞くと、胸がザワザワする。
「なんで東京でやってくれないの?」とも思ったが、生頼さんは宮崎在住なのね。

・・・というか、1973年に奥様の実家である宮崎県へ居を移されていたのね。

もう、ネットで誰かの感想を覗かせて貰うしかないのかなぁ。



「奇跡を体感せよ!生頼範義展」

49年間の作家活動で、機械に頼ることなく、己の指先が生み出すものを信じ、
アトリエにこもり生み出された、孤高の画家による奇跡の生頼アートを紹介。

当日券
一般(大人・大学生) 900円
学生(中高生) 600円
小学生以下無料

【会期】
平成26年2月8日(土)~平成26年3月23日(日)
*44日間予定(休館日無し)

【開館時間】
日~木 10:00~18:00(展示室入場は17:30まで)
金・土  10:00~19:00(展示室入場は18:30まで)

会場:みやざきアートセンター
宮崎県宮崎市橘通西3丁目3番27号アートセンタービル3F


そして
・・・1935年生まれの生頼さん、
2011年、脳梗塞で倒れられてたのね。

今回の個展にも関わってらっしゃる長男・太郎さんのサポートで、現在リハビリ中とのこと。

息子さんは「ふたたび筆を持って欲しい」と思いを語っていらっしゃるそうだ。

緻密な筆致が特徴の生頼氏だけに、完全復活に至る可能性は遠いかもしれない。
しかしラフなタッチでも良いから、また生頼さんの「リアルタイムの絵」が見てみたい。
今回の回顧展ニュースに触れ、そんな事を思ったのでした。

吾妻ひでおセンセイの福岡サイン会、無事終了

2014年03月22日 | 漫画
「腰が痛い」などと仰いながら
福岡のサイン会から帰京されておりました。

大宰府に行かれたり、美味しい料理に舌鼓を打たれたり
福岡を満喫された模様。



良かった良かった。

「センセイ、飲んじゃうじゃないか?」なんて
他人事ながら少し心配だったが

断酒した吾妻センセイは鉄の意志。

私の心配なんて杞憂でした。

お体を休め、また次の活動に移って欲しいと思います。

4月には「円谷英二 特撮の軌跡展」

2014年03月22日 | アニメ・特撮
これは新宿の高島屋で行われます!
これは行ける!行きますぞ!

◆円谷英二 特撮の軌跡展  
「ウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブン 特撮の神様が遺した宝物」

会期:2014年4月2日(水)~4月14日(月)
会場:新宿高島屋 11階催会場 連日10時~午後8時まで
※4月4日(金)・5日(土)・11日(金)・12日(土)は午後8時30分まで
 最終日14日(月)は午後6時まで。
 入場は各日閉場時刻の30分前まで。

入場料(税込):一般800円、大学生・高校生600円、中学生以下無料



日本を代表する特撮ヒーロー番組「ウルトラマンシリーズ」を生んだ円谷英二氏(1901-1970)。

特殊撮影技術の第一人者であり、開発した技術は特撮映画界に多大な功績を残した「特撮の神様」。

このイベントは、円谷英二個人の紹介、「ウルトラマン」大ジオラマ再現、
特撮の小道具、コスチューム、怪獣や星人などを展示、
さらに参加体験コーナーなど、特撮の魅力を余すことなく体感できる・・・との事。

大ジオラマは
『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」のスタジオセット。
※1964年東京オリンピック開催時の国立競技場でウルトラマンとアボラスが闘う特撮シーン

スタジオセット内にカメラ・照明・美術造形なども配置し、特撮セットの裏側まで全方向からの観覧が可能。

円谷英二の須賀川・東宝時代
初期の開発エピソードに焦点を当てて、日本の特撮誕生の現場を紹介。
故郷・福島県須賀川時代の貴重な愛用品や、東宝映画の監督時代に残した自筆の日記、撮影小道具などを展示。

円谷英二の特撮技術と、ウルトラ・シリーズ誕生秘話を時代背景とともに紹介。



◆日本初の特撮怪獣テレビ番組 「ウルトラQ」(1966年1月2日放映開始)
 映画の中だけの物だった特撮をテレビに持ち込んだのが「ウルトラQ」。

 今回のイベントでは、実際に使用していた当時の小道具、撮影シーンのパネルなどを展示。

◆巨大ヒーロー「ウルトラマン」(1966年7月17日放映開始) 
「ウルトラQ」の後番組として登場した特撮ヒーロー番組。カラーテレビで放送される特撮映像も圧巻だった。
「科学特捜隊作戦室」のコンソールパネルを再現。
「ジェットビートル」の中に入れるコーナーも。

◆バルタン星人、合成映像体感コーナー
 当時の画期的合成技術を体感可能。

◆シリーズ最高傑作「ウルトラセブン」(1967年10月1日放映開始) 
 空飛ぶセブンの展示あり(?)。



ウルトラシリーズに特化したイベントなので、円谷英二氏の”もう一つの代表作「ゴジラ」の資料は無さそうだが
そこまで包括しては収拾がつかなくなるので仕方ない。

◆ミュージアムショップ「特撮百貨店」  
 人気のフィギュアからマニア必見のオタカラまで多数のグッズを販売。

<商品紹介>
・ウルトラヒーロー500 ウルトラマン クリアイエロー 540円(税込)
 ※合計1,300点限り、1名2点まで)
 ※11階特設会場にて販売

 純金「ウルトラセブン」「カネゴン」も限定発売。
 これはTVでも紹介されそう。 

◆トークイベント 4月4日(金) 午後6時30分~ 
 毒蝮三太夫(石井伊吉)×ひし美ゆり子 
「ウルトラマン」でアラシ隊員、「ウルトラセブン」でフルハシ隊員を演じた毒蝮三太夫さん
「ウルトラセブン」でアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さん対談。

う~ん
これは行きたい!

しかし仕事で行けない日だ・・・・。



故・立川談志師匠の友人だった毒蝮さんと、いまでもキレイなひし美ゆり子さん。
ゆり子さんはサバサバしてるキャラでもあるので、色んな裏話が聞けると思うのだが・・・
行けないのは本当に残念!

まぁ、通常の展示日に行っても充分に楽しめそうだからイイですけどね。
ちびスケに特撮は・・・ダメだろうなぁ。