あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

すばらしい絵本の数々(1)

2015年03月11日 | 生活
松谷みよ子さんの逝去に際して、色々と絵本の事を考えた。

もう、むかし自分が読んだ絵本の事は殆ど記憶にない。
※幼稚園くらいから少年ジャンプを読んでたからなぁ・・・

結局はトシ食ってから授かった我が子に読み聞かせる時に
再会(?)した塩梅だ。

殆ど忘れてるから新鮮な出会いでもあった。
大人になっての読み方、年齢を問わない面白さ、感動が絵本には
あったのだ・・・。


「ごんぎつね」は泣けた。

同じ境遇なのに気持ちのすれ違いで悲劇を生む人間と子狐の物語。
コミュニケーションって大事だな・・・と思わされた。


「百万回生きたねこ」も
結局は泣いた。

ベタベタなエンディングなのだが、
泣いたことのない主人公の猫のように



泣いた・・。


「注文の多い料理店」      「銀河鉄道の夜」

宮沢賢治独特のファンタジーと不条理に感じ入った。
「注文の多い・・・」に関してはインパクト抜群だから、はっきり憶えていた。


「はじめてのおつかい」

はじめてのおつかいに出かける5歳のみいちゃんの小さなドキドキ・ジャーニー。
林明子さんの瑞々しい筆致と優しい絵、筒井頼子さんのストーリーが素晴らしい。


「こんとあき」

おなじく林明子さん作。こちらはストーリーも林さん。
ぬいぐるみ“こん”のほつれを治すため、おばあちゃんちへ向かう旅。
こんが生きて話し、動く前提での話がグッとくる。
林さんは「幼い少女のささやかな冒険」を描かせたら天下一品です。
※もちろん林さんが描く男の子も可愛い・・・

いやぁ、ホント名作って数多い。
日本だけでも どれだけ出てるのか・・・。