あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「ストレンジデイズ」8月号にSPRINGの記事も

2015年07月22日 | 英国ロック
SPRING (1971年)

あまりにも有名なキーフのジャケット・デザイン、
「トリプル・メロトロン」などという煽り文句も
あった「スプリング」。



アルバムを購入したらライナーノーツで色々と
知る事が出来ましたが。

そもそもSPRINGは、英レスター出身のグループで、
71年にUKネオン・レーベルから1枚だけアルバムを
リリースして消えた幻のバンド。

細かい事はサッパリ分かりません。
ドラマーが後にメジャーグループに参加したとか
(ダイアー・ストレイツは売れたもんねぇ)それぐらい。

しかし、ストレンジデイズさん、やってくれました。



メンバーのインタビューを掲載してくれてます。

「トリプル・メロトロンなんて言われたよ(笑)」
なんてコメントもあったが、
スタジオでの録音はライヴで、その時には
片手でメロトロン、片手でオルガンを演奏した
・・・なんて
しかも二人同時で・・・なんて話を聞くと、
そりゃ間違われても不思議じゃないと感じたモノです。
パット・モラン(Vo)も鍵盤知識があったと言うし。

残念ながら、
味のあるヴォーカルを聴かせていたパット・モランは
2011年に他界していたというが
それでもスタジオ・エンジニヤに転向し、多くの
ミュージシャンのプロデュサーとなって成功したという。

彼らが関わったスタジオでは、後にヴァン・ダー・
グラーフ・ジェネレーターやP・ハミルのソロなどが
録音されたそうな。

もう、感無量です。



ジャケット撮影秘話・・・なんても掲載されていて
これまた感無量。

スプリングで作詞を担当したベースのE・モロニーも
もはや故人となっている。

初回プレスは、たった2000枚だったというスプリングの
ファースト・アルバム。

それでも、
21世紀の日本で、音楽誌の記事となるに値する名盤と
評される事になったSPRINGのファースト。

幻と言われたセカンド・アルバムの音源も追加した、
リマスター盤も発売された事もあるだろうが、それでも
ストレンジデイズ編集部の英断には拍手を贈りたい。