あるBOX(改)

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石川県知事が「北朝鮮兵糧攻め」発言を撤回(2)

2017年06月24日 | 生活
「かの国の人民を人道的に救うべき」と言っても…
代わって支援して衣食を補填してあげたら、中枢は喜んで本来人民に渡るべき
財源を核やミサイルに注ぎ込むワケで、実際はなんの解決にもならない。

しかも、もはや「そういうルートでさえ」無くなってるし。
あるとすれば昔でいうトコロの「中ソ」だろうが、そこは国際社会がストップを
掛けている。

まさに持久戦。どっちが音を上げるかの状況。

革命でも起きれば御の字なんだろうが、国民にはそんな体力すら残っていない
だろう。平壌あたりの高層マンションとは別に地方の人民は弱り切っている筈。



南北の国境には大きなスピーカーが置かれ、「かの国が如何に貧窮しているか」
「南はどれだけ豊かか」を南から大音量で相手領土に流していると言うし。

メッセージ入りチラシを乗せた気球を飛ばし、向こうの一般国民に読ませようと
する行動もあるそうな。

まさに日本が第2次大戦末期に米軍機から撒かれた「伝単」の如し…だ。

※戦時において相手国の市民又は兵士の戦闘意欲を喪失させる目的で配布する
 ビラ…それが伝単。
 現在でも南北挑戦は戦争状態ゆえ、思想面も兼ね、市民生活より体制維持を
 優先する「北」の現状を伝える文面が配られているという。
 
なんか「この世界の片隅に」が今も連綿と続いているかのようだ。
※私は「この世界の…」の伝単シーンでは、まず南北朝鮮の事を連想しました。

伝単を手にした「北」の方々は、どう思うのでしょう?
「大きなお世話だ」と破られて終わりでしょうか?
「分かっているけど、どうしようもないんだよ」と肩を落とすだけでしょうか?

内部から国を引っくり返すなんて、有り得ないでしょうねぇ。



そして我々。そして米国。

観光で平壌に渡り、ホテルで政治スローガンの書かれたポスターを盗もうとした
として逮捕された米国の大学生が、17ヶ月ぶりに開放されながら昏睡状態まま
死亡する悲劇も発生。
米国内では反北朝鮮の機運が増しているという。

~とはいえ、いったん行動を起こしたら地域紛争で済まない可能性もある。
CIAが暗躍する展開も難しいか。
人工衛星からビーム一発で終わらせる事とか…出来ないのかねぇ。

石川県などの日本海側は気が気じゃないよな…。

拘束中の不当な扱いを否定する北朝鮮だが、米国の一般学生が1年以上自由を奪わ
れたうえに命を落としたのは事実。

「人道」を盾に対話に引っ張り出し、自国民の状況も明らかにさせ、「ミサイルに
カネ使ってる場合じゃないでしょ」と実験収束を約束させる方法が取れれば…。

もう「Jアラートが発令された場合は…」だの、「飛翔体が発射されたら建物に身を
隠して…」なんて記事、読みたくないよ。