昭和40年の作品です。
舞台は敗戦から15年後の広島です。戦争の爪痕が作り手に残っています。
この頃の表現物には「戦争の反省」が見られます。
イデオロギーがどうだの、戦いの動機がどうだったかかのじゃなくって
「国民を戦火に巻き込み、多くの生命と財産を失わせてしまった事」に
対する反省。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/47/429f64711fa7dc10829d6470e6544dae.jpg)
それを忘れた連中、そこに思いが及ばない連中が、今になって当時の
過ちを正当化しようとしているが。
彼らお坊ちゃんは、昭和の「特撮映画なんて」見てもいないんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9d/fc571b85d08c617731190fa2a8def59c.jpg)
さてさて、それはともかく。
今回のDVD、例によって興味深い付録が盛りだくさんだ。
DVDも本編+予告編+別バージョン・エンディング付き。
有名な話らしいが、この「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」には
異なるエンディングが存在するとの事。
海外上映用の尺稼ぎで追加された映像があるそうで、これが収録されている・・・と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/be/0a1d345acdccfe5acdea879e4954e730.jpg)
さらに「紙の復刻コレクション」として、
パンフレット、半裁ポスター、冒険王昭和40年9月号付録のコミック同封で、
これまた嬉しい悲鳴です。
※かさばるけど、仕方ないよねぇ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/09/8ca6a21126fe96c0cd29675503ee1912.jpg)
毎回の楽しみ「コミック版」は冒険王に掲載されたもの。
正直、作画担当の有川旭一さんの名前に馴染みは無いが、それでも原作に準じた
ストーリーは見ごたえあった。
当時の冒険王連載陣も確認できるが、これが大物揃いで興奮モノ。
石森章太郎、貝塚ひろし、赤塚不二夫、一峰大二、森田拳次、関谷ひさし、
板井れんたろう・・・と、錚々たるメンバー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9f/2717732d884af346ca570c7ff582e9c5.jpg)
むしろ後の大物は新人時代で代表作の執筆前夜・・・という時期か。
興味深いのは、小沢さとる、松本あきら両先生が同雑誌で執筆されている事。
松本あきらとは、松本零士先生が新人時代に使ったペンネーム。
(~というか、本名。)
潜水艦モノで名を馳せる小沢先生と、のちに戦場シリーズや宇宙戦艦で一世を
風靡する松本零士先生の競演とは、実に胸が躍る。
ぜひ当時の冒険王を読みたいと思った・・・そんな「ゴジラ全映画DVDコレクターズ
BOX 2017年20号『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』なのでした。
舞台は敗戦から15年後の広島です。戦争の爪痕が作り手に残っています。
この頃の表現物には「戦争の反省」が見られます。
イデオロギーがどうだの、戦いの動機がどうだったかかのじゃなくって
「国民を戦火に巻き込み、多くの生命と財産を失わせてしまった事」に
対する反省。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/47/429f64711fa7dc10829d6470e6544dae.jpg)
それを忘れた連中、そこに思いが及ばない連中が、今になって当時の
過ちを正当化しようとしているが。
彼らお坊ちゃんは、昭和の「特撮映画なんて」見てもいないんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9d/fc571b85d08c617731190fa2a8def59c.jpg)
さてさて、それはともかく。
今回のDVD、例によって興味深い付録が盛りだくさんだ。
DVDも本編+予告編+別バージョン・エンディング付き。
有名な話らしいが、この「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」には
異なるエンディングが存在するとの事。
海外上映用の尺稼ぎで追加された映像があるそうで、これが収録されている・・・と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/be/0a1d345acdccfe5acdea879e4954e730.jpg)
さらに「紙の復刻コレクション」として、
パンフレット、半裁ポスター、冒険王昭和40年9月号付録のコミック同封で、
これまた嬉しい悲鳴です。
※かさばるけど、仕方ないよねぇ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/09/8ca6a21126fe96c0cd29675503ee1912.jpg)
毎回の楽しみ「コミック版」は冒険王に掲載されたもの。
正直、作画担当の有川旭一さんの名前に馴染みは無いが、それでも原作に準じた
ストーリーは見ごたえあった。
当時の冒険王連載陣も確認できるが、これが大物揃いで興奮モノ。
石森章太郎、貝塚ひろし、赤塚不二夫、一峰大二、森田拳次、関谷ひさし、
板井れんたろう・・・と、錚々たるメンバー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9f/2717732d884af346ca570c7ff582e9c5.jpg)
むしろ後の大物は新人時代で代表作の執筆前夜・・・という時期か。
興味深いのは、小沢さとる、松本あきら両先生が同雑誌で執筆されている事。
松本あきらとは、松本零士先生が新人時代に使ったペンネーム。
(~というか、本名。)
潜水艦モノで名を馳せる小沢先生と、のちに戦場シリーズや宇宙戦艦で一世を
風靡する松本零士先生の競演とは、実に胸が躍る。
ぜひ当時の冒険王を読みたいと思った・・・そんな「ゴジラ全映画DVDコレクターズ
BOX 2017年20号『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』なのでした。