あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(11)

2017年08月06日 | 邦楽
これまでは「大人な演奏」だった幸宏バンドだったが。
のんちゃんがフロント(やや左)に躍り出て、あの有名なギター・リフを
弾きはじめるや、一気にパワフルな演奏を展開。幸宏さんのドラミングも
オヒロメパックのテープ並にパワフル!



のんちゃんの歌い出し「さぁ!」は、やや素っ頓狂だが、それこそROCK!
裏声混じりで少し不安定な声も曲が進むに連れて力強さを増し、堂々と
歌い上げてみせた。大観衆を前に大したもんだ!

ピート・タウンゼントばりのジャンプは、脇で男性ギターが披露。
それでこそフェスだぜ!



「さぁ!」の前の一拍タメ後にジャンプ!さすがです!
のんちゃんの前髪が汐風で揺れる。

ウロコだかカーテンだか分からない意匠を凝らしたスカート裾も揺れている。
白Tシャツの胸には独特の筆記体でNON。
本人が考えたオリジナルの衣装であることは想像に難くない。



たった1曲だけの参加だったが、強烈なインパクトを残した「のん」ちゃん。
やはり両手をひらりと挙げて挨拶し、袖に去っていった。
個人的には、この曲が一番のハイライトだと思った。



このあと、幸宏さん達が「81年の曲」を一曲演奏、大人なロックに戻った。
演奏終わってメンバー退場。

客席からアンコール要求的な拍手が飛び、少しのインターバルを経てメンバーが
再び登場してくる。なぜか「まりん」が頭を垂れて前を横切る。
※さっきも同様の動きあったよな

まるでスタッフさんのような身のこなしに客席からクスクス笑いが・・・。



ようやく陽が欠けた会場に、もう1人のキュレーターいとうせいこう氏が再登場。
日本語ラップの「東京ブロンクス」が始まった。

先程の「ブギー・バック」直前には「ジャンルなんか関係ねぇ」と吠えてたラップ陣。
場内は盛り上がるが、私はクールダウンってトコロかな。

さっきの「タイムマシン」が余りに良かったからねぇ・・・。
最後の曲も終わり、ラストの挨拶で幸宏バンドのメンバーがステージに横並びで集結。

のんちゃんも登場し、ほぼ中央に迎えられる!(涙)



全員が手を挙げて挨拶すると、ファンは総立ちで歓声を送る。
私も、のんちゃん目掛けて手を振り、声を上げた。

のんちゃんも大仕事を終えて安心の笑み。
※電気グルーヴも出てくれば良かったのになぁ・・・



夕焼けを夕闇が覆おうとする空。
いとうせいこうが「また来年ね!」と呼びかけ、ファンも歓声で応える。
6時間を超えるイベント、「WORLD HAPPINESS 2017」が終了した。

10周年記念公演に相応しい盛り上がり。出演した皆様、観客の皆様、誠に
お疲れ様!感謝感激で御座います。

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(10)

2017年08月06日 | 邦楽
やっと日が傾き、潮風にも涼しさが感じられるようになったところで
いよいよ、『ワールドハピネス2017』の最後の出演アーティスト登場。

キュレーターの高橋幸宏さんです。
「今日は80年代の曲とかをグチャグチャにやりますよ!」と宣言。
クールな演奏でファンの喝采を浴びた。



中盤にはムーンライダーズの鈴木慶一さんも加わり、THE BEATNIKS
コーナーに。

新曲も2曲披露。
「鼻持ちならないブルーのスカーフ、グレーの腕章」は演奏前MCで
「何か怒ってるよね?そういうタイトルだよね」と幸宏さんに言われ
「うん」とうなずく慶一さん。

「シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya」
では慶一さんに合わせ会場全体で「シェー、シェー、シェー」と歌い踊る。

「かまやつさん見てるかなぁ」
慶一さんの呟きが滲みた。

メンバーが紹介される。
ギター抱えてフロントで歌ったり、ドラムに戻ったりの高橋幸宏。
沖山優司/白根賢一/鈴木慶一/高野寛/堀江博久/小山田圭吾/砂原良徳/
TOWA TEI /ゴンドウトモヒコ/LEO今井...



そして、お待ちかねのスペシャルゲスト。
幸宏さんから「元々はロックの人なんだよね!」と紹介されて登場したのは
...のんちゃん!!

赤いテレキャスターを持ち、前髪をUPした風貌。
先程とはガラッと変化している。

つ~か、シッポ生えてる!
チラノザウルスになってる!!

挨拶しつつも「うわ~」と緊張しているのんちゃん。
幸宏さんは、「思いっきりやっちゃって下さい」と声を掛ける。

つか、幸宏さんドラムセットに鎮座されておる!

曲が「ドギャーン」と始まった!
パワフルな70年代サウンド。

「タイムマシンにおねがい」だぁぁぁぁぁぁー!!!

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(9)

2017年08月06日 | 邦楽

続いて
大型ビジョンで紹介されたのは「みうらじゅん」。
なぜか客席ちょっと半笑い。

レフトステージにアコギ1本を抱えて登場したみうらさん。
「いつもは大きなモニターの前で笑いを取る感じなんですけど」
・・・なんて前置きトーク。
私はそっちを期待してたんだけど。
せいこう氏が「彼は歌います」と公表してたので覚悟(?)は
していたのだ。




「センターステージで次の準備してますからね」みたいなコト
言いながら、ギターをかき鳴らす。ボブ・ディランな刻みだ。
そこから「アイデン&ティテイ」。

ああ、いかん。
なんだかんだ言って凄く感動したんだ、あの漫画。

曲はマジです。
「カリフォルニアの青いバカ」も来るかと思ったが無かった。

途中、ギターシールド(?)のトラブルや、ストラップが外れる
アクシデントもあったが、「じゃあ中学生の頃に作った歌を」
「暑いのでクリスマスの歌を」と次々歌い、締めくくった。

センターステージの準備を気にしながら最後にトーク。
う~ん、やってくれたわ。



時間は16時前。まだまだ陽の光は強く、暑い。
そこに、くるりが登場。

フェス常連のイメージ通り、迫力ある演奏を展開。
バラエティ豊かだな。暑苦しいのからシャレたのまで次々披露。
約30分のステージを終えた。



続いて、レフトステージに竹中直人。
こちらも大マジ。高井戸スタイルじゃなかった。

俳優が歌う、原田芳雄スタイルとでも言うか、そんな様子。
伴奏はアコギじゃなく、静かに響くシンセ。

お笑いなしで締めくくった。



この辺でも木陰の休憩を挟んでいた私だが、絶妙に見たい演者が
登場するので長くは休めない。

コンビニで買ってきた「凍ったペットボトル飲料」も、そろそろ
底をついてきた。

太陽が少しずつ傾きいているが、一向に気温が下がらない会場。
全部汗で出ているからトイレには一回も行ってない。



そして
いよいよセンターステージに電気グルーヴ登場。
会場は一気にヒートアップ!やっぱ人気あるわ!

70年代ロック好きな私も、電気くらいになると無条件でノれる。
楽しけりゃ、ノリが良けりゃ何でもイイ。

「こんにちは、イエローマジックオーケストラです!」
「そして全てのテクノの産みの親、電気グルーヴです!」と叫ぶ
石野卓球!
ピエール瀧はウネウネ登場し、独特の動きでファンを沸かす!

曲はニューアルバムから新曲が次々登場。
背景に投影される映像も強烈、もっと日が傾いてたら明瞭に
見えるんだろうが、それでも充分楽しめた!

いったん袖に引っ込んだ瀧、「のんちゃんを連れて再登場とか
してくれるのか!?」~と期待したが、持って来たのは消火器!
それを管楽器に見立てて吹きまくる!

大盛り上がりの中、電気のステージは終了したのでした。



レフトステージのラストはTOWA TEI。
「ファイヤークラッカー」などニヤリとさせられる楽曲を盛り込み、
涼し気なステージを展開。

海浜側の木陰でも曲は聴こえる。
ホッとする時間を保てました。熱いの連発じゃキビシイよね・・・。

さてさて、いよいよラスト。高橋幸宏バンドだ!
(続く)


「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(8)

2017年08月06日 | 邦楽
ステージは続く。
大きなメキシカンハットとタンクトップ姿でレフト・ステージに
登場したのはZOMBIE-CHANG(若い女性です!)。

いわゆる「ラップトップ」を操作しながら歌うスタイル。
日照りで消耗しそうな観客を気にする優しさも沁みた。



※正直、私は木陰で涼んだり席に戻ったりを繰り返してました…。

さてさて
「フェス」って雰囲気を実感させてくれたのがGLIM SPANKY。

いやぁ、油断してた。
アー写がフォーキーというか、少し牧歌的に見えたんで、そういう
ヒッピーちっくな楽曲かと思ったら「ガツン」と食らわせられた。



こりゃあ、60s~70sのロック黄金期を彷彿させる豪快グルーヴあり
じゃないか!
ベースもウネってるじゃないか!

そして女性ヴォーカルはハスキーで肝座ってるじゃないか!
※個人的にはSuperflyより遥かに好きだ。

曲によっては縦ノリのダンスビートも。ポップな側面もあり、
これは有望だと思ったら、既に結構知られてるのね。

CMでジャニスの曲とかカヴァーしてるそうな。
まぁ、ジャニスというよりマギー・ベルな印象だけど。

しかも、ジャニスやマギーはブルースに無垢な雰囲気あるけど、
GLIM SPANKYの女性ヴォーカルは、もっと拗ねた感じがする。

そもそも目つきが悪い。

「日の光が眩しかった」「実は近眼」とかホントは理由があるんだ
ろうけど(実際MCでは礼儀正しいコでした)
私は目つきの悪さが気に入った!!



「もっと時勢に乗った曲を…って言われるけど私ゃこういうのしか
出来ないんだよ!」と言わんばかりのフテ具合。素晴らしい。

※勝手にキャラを創造しちゃってスイマセン。

相方の男性ギターもダイナミックで、時に痙攣したロングトーンを
聴かせるレス・ポール使い!

MCでも「あの辺の離れた場所。お金払わず見ちゃってますよね」
「こっちでおカネ払って見てくれてる人、ありがとう!」なんて
語ってくれたりして。

なんか、率直キャラで好感持てましたよ。

「真夏にこんな暑苦しいステージやってスイマセンー!」とかも
言ってくれたけど、いやぁコレぞ私がイメージするフェスって感じが
しますよ。

私にとってのフェスは映画で見たウッドストックだし。
あれも埃っぽくて暑苦しそうだったし。



さらに後に見たワイト島ですよ。あっちも同様。
※FREEやELP、ロリー・ギャラガーが出てる分、ワイト島の方が
 思い入れ大きいかもな。

とにかく
その辺のロックを思い出させてくれたGLIM SPANKY。
今後その名前が気になりそうです。

(続き)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(7)

2017年08月06日 | 邦楽
続いて登場するのは宮内優里。
レフトステージでの演奏が始まった。



事前情報通り、ワーハピはメインステージと小さなレフトステージを
運用する事で、機材準備などの時間を節約するシステムで。

数珠つなぎでアーティストが登場する訳ではなかったが、実際これは
有難かった。
※本当に次々演奏が続いたら慌ただしいし、休憩に行くタイミングも
 掴めないから程々で実に良かった。

観客が移動する手間も無かったし、大型ビジョンでレフトステージの
演奏も見る事が出来たし。

宮里優里さんは男性アーティスト。
電子音鳴り響く中、ギターエフェクトを利かせるクールな演奏だった。
※正直涼し気なサウンドは有難かったよ・・・。うまくペースダウン出来たし。



ここらで飛ばし過ぎを反省し、休憩を交えて木陰で横になる。
皆、席へ行ったり戻ったりしてるから気兼ねも少ない。
海浜を眺めながらの木陰は気持ちいい・・・。

オシャレなNulbarich、アコースティックな関取花さんと続く。

そしてキュレーターいとうせいこう氏が登場。
ダブ・バンドと夏っぽいグルーヴ。
終盤は、ゲストにスチャダラパーと高木完、ろぼちゃうを迎え、定番曲の
「今夜はブギー・バック」!!

ボーズの「小沢君は帰りました!」
そこからの「よくなくな~い!?」「セイ、イエ~!」。

これまた大盛り上がりのステージ&客席。
なんか、すごい得してる気分・・・。

(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(6)

2017年08月06日 | 邦楽
スペシャルゲスト=のんちゃんは陽の光を浴びて眩しそうに歌い終えた。
アニメ映画『この世界の片隅に』の「悲しくてやりきれない」。

感激の歌唱でした。

観客からも暖かい声援と拍手が寄せられ、ペコリと頭を下げてステージ
袖に去っていく「のん」ちゃん。

両手を「ひらり」と上げての御挨拶が可愛くて仕方ない・・・。



コトリンゴさんのステージは再びジャジーな雰囲気に戻り、
「意外とアップテンポな曲も多いんだなぁ」なんて感じ入りながら
聴き耳を立てる私。

やはり歌声のみならず、ピアノの音色も沁みる・・・。
夏の昼間に野外で聴くコトリンゴさんの涼し気な楽曲。

終盤、『この世界の片隅に』エンドロール曲の「たんぽぽ」も歌って
くれましてな・・・。
オープニングのピアノの優しい刻みで、またしてもウルウル。
※ピアノは打楽器と言われるが、この人のピアノは連打しても優しい・・・

やはり映画の知名度は中々のもので、「たんぽぽ」「悲しくて…」が
演奏された時は客席の反応も違ったように感じた。
※できたら映画のハイライト映像が大型ビジョンに流れれば、もっと
 良かったんですけどねぇ…。



岡崎体育から一転してのコトリンゴさん。
着席&リラックスして楽しむ観客も何割か居たが、ワタシャ棒立ちで
聴いていた・・・。
※紫外線除けのグラサンしてて良かった。また泣いちゃったし・・・。

夏の空、ステージ上をツバメや海鳥が飛んでいた。
2度ほど飛行機も飛んだ。

※邪魔な飛行音が聞こえてこないのは演者さんの人徳か・・・

そうして私の第一の「お目当て」が終わった。
来た甲斐がありましたよ・・・。

(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(5)

2017年08月06日 | 邦楽
殆ど紹介もないまま始まった岡崎体育のステージ。

名前は知ってたが姿を見るのは初めて。
つか結構ポッチャリ男性なんですね。



関西弁混じりのMCと打ち込みサウンドに口パクで客席の笑いを
誘う岡崎体育。

「ロキノン厨なら予習してくるんやけど!」
「自分はEテレを目指している」など言いつつ、不審者丸出しの
パフォーマンスを繰り広げる(笑)。

大いに会場を沸かせたのち、捨て台詞を残して舞台を去る体育、
若手らしい潔さが心地イイ。



余韻が残る中、キュレーター2名が登場。
まずは「本日は8月6日、日本にとって特別な日」として、1分間
黙祷。広島へ思いを馳せる。

そして、二人による開会宣言。
「まぁ、岡崎体育が演ってるんだけどね!」と会場の笑いを誘う
お二人。なんか、体育の余韻は吹っ飛んでいる。

そして、黙祷の余韻を残したまま登場してきたのがコトリンゴさん。



そもそも当初コトリンゴさん目当てでワーハピのチケット購入を
考えたのだ。

各地で開催された『この世界の片隅に』サントラ発売記念のSP公演
「すずさんとハナウタライブ」。見ようと思ったら関東地方は全て
ソールドアウト。あとはフェスしかない状況で。



そこで「ワールド・ハピネス」を知ったのです。
コトリンゴさんは2009年と2011年に出演されている事も…。

さらに「のん」ちゃん登場のニュースまで届いたらチケット買わない
訳にはいかないじゃないかっ!!



…という事で、待望のコトリンゴさん登場。
ジャジーな編成どおり、サウンドも涼しげ。コトリンゴさん本人も
薄レモン色の爽やかなワンピース姿。

歌声のみならず、ピアノの音色も素晴らしい。
ヴァン・モリソンのアルバムで使われるような身体に沁みてくる音…。

TV番組主題歌になった曲も披露されたが、やっぱり白眉は「この世界」
関連の曲でした。

「今日は8月6日なので…」という言葉に続いて歌い始めたのが、
「悲しくてやりきれない」。

ああ、もうダメ…。導入部で涙腺が緩んで来ている。
ワンフレーズ歌ったところで、「スペシャルゲスト、のんちゃんです」。



拍手で迎えられた白いワンピース姿の、のんちゃん。
直立不動で2番を歌い出す。

ああ、素直な歌だ。素朴な声だ。

音も外していない。テンポも合っている。
…というか、コトリンゴさんが憑依したかのような歌いっぷりだ!

サビでは二人でデュエット。
コトリンゴさんが小さな歌声で、優しくハモリ始める。



これまた素晴らしい歌声。

しかし、私は「ああ、それはのんちゃんには難しいんじゃ?」とか
「つられて音を外しちゃいかねないんじゃ?」と勝手に心配。

ドキドキしながら見守ることになったのでした。
(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(4)

2017年08月06日 | 邦楽
開演時間が近づいてきた。

テープはA面が終わってB面に引っくり返す。
やっぱり「カイワレイディオ」。



ハガキコーナーが始まった。
「私はのんちゃんが好きすぎて困っています。どうすればイイでしょう」
…なんて自分で読んで
「いやぁ~、好きのままでイイんじゃないかな?」なんて答えるのんちゃん。



な、なんか女子中学生が自分で作ったテープみたいだぞ。
それ配られて聴いている感じだぞ。(ドキドキ…

もう、のんちゃんってば、こんなの考えて…と思っていたら、ちゃんと
作家さんが作っていらした。



さすがプロの放送作家さんだ。如何にも「のんちゃん」な内容だ。
そんな事を考えつつ2曲目を待っているのだが、例によって始まらない。

そうこうしてるうちに、またしても「のんレディオ・ショー」に大物登場。
仲井戸麗市さんだ!



RCサクセションでにて、今は亡き忌野清志郎さんと組んでいたギタリスト。
のんちゃんとRCの縁は矢野顕子さんが繋いだとか!(やっぱ凄ぇわ)

チャボさんとは直接会話の遣り取りあり。人見知り同士で相性イイ感じ。



チャボ「忌野クンも喜んでるよ」
のん「わぁ~、そうですか~」

そんな流れから曲登場。RCの「I LIKE YOU」。
ラスト・アルバムの曲で、正直コードも記憶が怪しくなっていたという
チャボさんだが、のんちゃんのテンポに合わせて弾いたのだという。

バラード系を歌う、のんちゃんの声。素朴で素直だ。
A面のロックな歌唱とはまた違う。こちらはこちらで沁みる…。



曲が終わってトークが再開。
のんちゃんがキヨシローさんの物真似やったりして、これまた楽しく聴いて
いたら会場に大きな音が響いた。

気がついたら12時半を過ぎている。
最初の「岡崎体育」が登場だ!

私はケータイでオヒロメパック情報をツイートつつ立ち上がった。
(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(3)

2017年08月06日 | 邦楽
オヒロメ・パックのカセットテープを聴き進める。
おそらく幸宏バンドで演奏されるであろう「タイムマシンにおねがい」。
これを本番前に聴いとかなくては。



そう思ってるのに曲は出てこない。
のんちゃんがパーソナリティーを務める架空のラジオ番組。
これが続いている。



相変わらずノイズが入り込んでくるが、アヴァンギャルドで
逆にイイ。「のんレディオ・ショー」。

タイムマシーンでひとっ飛び、その独白から「ジュラ紀へ!」
「高橋幸宏ドンがリズムを刻みながら追いかけてくるよ~」



命からがら現代へ逃げて「鹿鳴館へ!」
タイムマシーンは夢を叶えてくれた。未来の会場でNON婆さんは
ロックしてる。

夢か、現実か?
「タイムマシンにおねがい」



曲が始まった!
おなじみサディスティック・ミカ・バンドの名曲だ!

のんちゃんの歌唱は声優ソングが如し!なんか憑依してる!
そしてロックしている!



演奏も新録だが、エネルギッシュ!
幸宏さんのドラムもパワフル!これまたロック!

※ミカ・バンド時代の重いドラム音
 または「VIVA!ロキシー」のポール・トンプソン張りの固さ



こりゃスゲェ!これがステージで再現されたら大変なことだぞ!

曲のエンディング後は、録音時の事を語るのんちゃん。
大物との共演に緊張しつつも楽しんだそうだ。



幸宏さんも小原礼さんも声で登場。
一緒に録音した、のんちゃんの印象を語る。

こりゃぁ、凄いテープじゃ。
(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(2)

2017年08月06日 | 邦楽
11時開場、12時半の開演。
その間にタワレコ物販で「のん」ちゃんのオヒロメ・パックを買う。



その目論見のために行列に並ぶ事になった。
正午前なのに陽がカンカンと照っている。待ちながら日焼け止めを
塗り、ウチワで扇ぐ。



うわはははは、暑いぞ。気を付けないと厳しい事になるぞ。
そう思いつつ、やっぱり20分近く並んだ。持参してきたドリンク、
「ソルティ・ライチ」1本、ほぼ飲み切っている。



スタッフさんが手際よく列を進めてくれて、カウンターに辿り着く。
「のんちゃんのオヒロメパックを・・・」。そういうと、お姉さんは
笑顔でタワレコショップバックに詰めて出してくれた。

おお、タワレコさんの「No Music No Life!」のんちゃんポスターも
入れてくれた!

やったぁ・・・、最初のミッション完了だ!



次は場所の確保。
入場時に貰った緑のビニールシートを引っ張り出しながら、ステージ
近くを目指して前進。



私はAブロック。
Aの場所なら何処でもイイ。はめたリストバンドの色は青。
これをブロック入り口に立ってるスタッフさんに見せればOKだ。

結局、最前列から7番目ほどの位置を確保できた。



みなさんマナーがイイというか、ギチギチに詰めずに余裕もって
シートを敷いて座っている。

私も草の上にシートを敷いて腰を下ろす。



そして「オヒロメ・パック」を開封する。
わぁ、手書きのシリアルナンバーがある。・・・200番台だ。

余裕でもなく危なくもなかった数字だな。



※のちに完売が発表されました。
 あと、手書き文字はのんちゃん直筆と分かりました。(涙)

カイワレコード代表のん氏の「ご挨拶」。



さすが髭好き、ダリばりのカメラ目線!

そして可愛いカセットテープ発見。
そしてギターピック、名刺、可愛いポートレート・・・。



いかん、ニヤニヤが止まらない。炎天下で何をやっておるのだ私は。
※写真からも陽の光の強さがお分かりいただけるでしょう・・・。

開演前に聴いとこう・・・と再生。
「カイワレディオ」のジングルから始まるプログラム。



架空のラジオ番組、ジミヘンかwhoか!?
~なんて思ってたら凄いノイズが被って来ましてな。



まさにジミヘンの「放送局EXP」じゃ!...と思ったんですが、
コレが私の安デッキが周辺電波を拾っていただけだったという

開演前から私のワーハピは、そんな有様なのでした。
(続く)

「WORLD HAPPINESS 2017」に行く(1)

2017年08月06日 | 邦楽
【10th Anniversary WORLD HAPPINESS 2017】
2017年8月6日(日)東京・葛西臨海公園 汐風の広場

行って参りました。
しかも、のんちゃんの歌手デビュー+レーベル発足記念の
「オヒロメ・パック」が500個限定で発売されると聞き
開場時間前に臨海公園に到着しましたよ。



しかし、汐風の広場まで結構あったし、列も出来てたし、
最後尾に辿り着いても入口が先の方で見えないしで。

思わす不安になってしまいました。



あと、天気ですよ。
予報じゃ「曇り」となってたのに、凄まじく晴れてますよ。

昨日の時点で「雨合羽も用意した方がイイのかなぁ…」とか
考えてたのがバカみたいじゃないか!

もちろん晴れる可能性も示されてたから、日焼け止めは
持参してきましたけどね。

8月の太陽に本気で照らされちゃ、日焼け止めなんて汗で
流れちゃいますからね。



そんな中、開場時間から遅れて20分(?)ほどで何とか
入れましたよ。
リストバンドと一人分のレジャーシート、簡易プログラム、
そして団扇を受け取って場内へ。



席取りの前に、まずタワレコの物販コーナーへ。
そこで「オヒロメパック」が売られているのだ。

しかし、そこにも列が…。



大丈夫か?「カセットテープ」が入ってるという情報を
仕入れ、ワタシャわざわざポータブルのカセットデッキ
購入してきたんだぞ。

それで「売り切れ」だったら目も当てられないじゃないか。

(続く)