あるBOX(改)

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ルイス・ネリがドーピング陽性反応

2017年08月24日 | ボクシング
8/15、日本最多に並ぶ世界王座13連続防衛を目指しメキシコの
ルイス・ネリと対戦しながら4回TKOで敗れた山中慎介(帝拳)だったが

なんと、8/23になってWBCからネリのドーピング反応の発表あり。
今後の展開が読めない事態となっている。

WBCによると、ネリは7月のドーピング検査で筋肉増強作用のある
禁止薬物ジルパテロールに陽性反応を示したとの事で。

ネリが王座剥奪となれば試合は無効となり山中が王座復帰になるか、
王座決定戦がセットされるかは不明。



ただし、帝拳の本田明彦会長は「仮にタイトルが剥奪されても、ネリ
以外が相手となる空位の王座決定戦に山中が挑むことはない」とコメント。

もっともドーピングに引っ掛かって王座を剥奪された選手を統括団体が
即座に王座決定戦に出場させるとも思えず。

サスペンド期間の事を考えると、再戦以外ないというなら山中には大きな
ブランクが待ち構えることになる。

進退について結論を保留している山中慎介だが、本人コメントではなく、
会長の意向が全てのような発表には違和感を覚える。

まずはWBCの裁定次第だが、「ジムの結論はそれから」。
ブランクある間にネリ以外の選手が決定戦に出て、サスペンド明けのネリが
その選手に挑んで、王座を奪取したとして、山中がそこに挑む…。

そこまで、どれだけ日数を要する?
山中のモチベーションは?

…引退に傾いてしまうんじゃないの?
※まぁ、結局「辞めさせたい」って事なんですかねぇ