~とは言え、まずは当日券購入の列待ちだ。
これだけでも時間を取られたが、さらに入場まで40分待ちだ。
新海誠展もあり、あわよくば両方なんて考えていたが、そう
いう余裕なしって感じです。
光の教会の採光は自然の日光ですから。それが十字を描くの
ですから。日が沈んだら意味がなくなっちゃうのですよ。
もう陽が傾いてますがな、心配ですがな。
そう言いつつも当日券購入後は並ぶしかないので、列に並ぶ。
※しかし近代的な建物だ。エントランスの造りもスマート・・・。
並びながらスマホでツイッターに時間を費やす。
今回の事がメインだが、ついつい、のんちゃんの事や、
「この世界の片隅に」関連の事も呟いてしまうねぇ。
券売の列と入場制限の時間を合わせたら、やはり一時間くらい
待ったかなぁ。
やっと入場です。
早速イヤホンガイドをレンタル。
500円と有料だが、女性ナレーションに加え、安藤忠雄さん本人
コメント付きなのだ。
これは必須です!
※口調が上方落語みたいなんですから。ダミ声の関西訛りで語ら
れる四方山噺。それりゃ笑っちゃいますよ!
※実際は、「安藤忠雄展-挑戦」記者発表:安藤忠雄による
特別講義を編集したモノなんですが…。
ただし、絶妙な編集ゆえ、まるで「その為に」録ったように
しか聞こえなかったりします。
まず、生まれ育ちから。そしてプロボクシング・ライセンス獲得。
ボクサー時代の白黒写真も飾ってある。
※時代を感じさせる、良いファイティング・ポーズですよ!
増築を重ねた仕事場。
その再現コーナーもあったが、しっかりボクシング・グローブが
飾ってありましたよ。
展示は進む。
建築関係者、または建築専攻の学生さんが注目するような図面は
パスして、写真パネルや図形を見ていく。
ただ、それぞれの説明文も読みたいから、けっこう時間が掛かる。
前に並んでるのが二人連れで、片方に説明されてたりすると進ま
ないので、適当に追い越していく。
写真撮影OKは2箇所。
光の教会の原寸模型と直島プロジェクトの模型。
お目当ての光の教会を探す。
なんと外テラスに作ってあったよ!
模型といいつつ、コンクリート打ちっぱなしで本当に作ってある!
まさに建築物で、会期終わったらどうするんだろうか?
どっかにモニュメントとして残して欲しいぞ。
中に入ると、確かに「光の十字架」が!
コンクリ壁を十字にくり抜いたような隙間から自然光が差し込んで
来ている・・・。
日は傾いているが、充分に「光の十字架」が見える。
原寸大ゆえ中で座れるし、皆さん盛んに撮影中。私も…。
そして、建築家の願望を果たすかの如く、十字架は完全くり抜きだ!
ガラス張りとか、そういう事はしていない!
※手を差し込んじゃいました。バチあたりでスイマセン…。
だから寒い。でも安藤さんは「厳粛な空間なんだから、寒いぐらいで
エエでしょ」と、本家の教会でさえガラスを取り払おうと目論んでん
だから・・・、油断もへったくれも無い。
イヤホンガイドでは、「資金の問題もあり、天井すら作れないという
話で『なら天井なしでもエエやん』という安藤氏を皆で説得して現在
ある姿になった」とか、興味深い話もりだくさんで御座います。
※説明パネルの前でクスクス笑ってたのは私です。
出てからは「光の教会」外観を見る。
そして、安藤氏が最初に名を上げた「住吉の長屋」の事を思い出す。
今どきの建築でトイレに行くのに外を通らねばならない、寒かったら
Tシャツ1枚着なさい、それでも寒かったら2枚、それでもダメだったら
諦めなはれ」・・・とかね。
建てて40年、住人との体力勝負・・・なんて、これまた私がクスクス笑う
フレーズが飛び出すのでした。
屋内に戻り、「水の教会」「森の教会」などのと印象的なタネル展示を
見て、島全部を建築計画として展開した巨大な模型に感じ入る。
素晴らしいスケールのデカさ。
※ここも撮影OKでした。SNSアップも自己責任という事で。皆パチパチ
撮影。スクリーンには投影物も映し出され、印象的な空間となって
おりましたよ…。
安藤さんの仕事は海外での大きなプロジェクトへも広がる。
古い名建築などの再開発。フランスのファッション企業の協賛を得て
西洋の歴史的建築物を新たな形に変えていく・・・。
いよいよ閉館時間が迫り、告知アナウンスが流れた。
ラスト可能な限りの展示物を眺める。植樹活動から、その重要性を語る
安藤さんの姿の投影もあり。
そして退出。イヤホンガイドは返却。
いやぁ、長い時間を過ごしてしまったよ。それだけのヴォリュームがある
展示会だったよ。
物販コーナーがごった返している。
分厚い図録が1980円。良心価格だ。皆手に持っている。
※ウチ用にも一冊ございます。
あと、クリアファイルとポストカードを購入。
別の日は同会場でサイン会やフリートークを行なったという安藤さん、
それは全て盛況だったという。
癌で5つの臓器を摘出したというのに、凄いバイタリティだわ
※画像はクリアファイルとポストカード。
やっぱり「光の教会」ばかりになってしまった。
そう思いながら、六本木の街を歩く。例によって直帰で食事のパターン。
遂に念願の「光の教会」を目撃した満足感・・・。
※クリアファイルは光の十字架部分が透けたデザインです。
照明に翳すと透過光が神々しいですよ…。
人によっては「光の教会、やはり本物が見たい」と言いながら帰途につく
光景を見かけた。
そうだな、一生に一度は観ときたいよな・・・。
これだけでも時間を取られたが、さらに入場まで40分待ちだ。
新海誠展もあり、あわよくば両方なんて考えていたが、そう
いう余裕なしって感じです。
光の教会の採光は自然の日光ですから。それが十字を描くの
ですから。日が沈んだら意味がなくなっちゃうのですよ。
もう陽が傾いてますがな、心配ですがな。
そう言いつつも当日券購入後は並ぶしかないので、列に並ぶ。
※しかし近代的な建物だ。エントランスの造りもスマート・・・。
並びながらスマホでツイッターに時間を費やす。
今回の事がメインだが、ついつい、のんちゃんの事や、
「この世界の片隅に」関連の事も呟いてしまうねぇ。
券売の列と入場制限の時間を合わせたら、やはり一時間くらい
待ったかなぁ。
やっと入場です。
早速イヤホンガイドをレンタル。
500円と有料だが、女性ナレーションに加え、安藤忠雄さん本人
コメント付きなのだ。
これは必須です!
※口調が上方落語みたいなんですから。ダミ声の関西訛りで語ら
れる四方山噺。それりゃ笑っちゃいますよ!
※実際は、「安藤忠雄展-挑戦」記者発表:安藤忠雄による
特別講義を編集したモノなんですが…。
ただし、絶妙な編集ゆえ、まるで「その為に」録ったように
しか聞こえなかったりします。
まず、生まれ育ちから。そしてプロボクシング・ライセンス獲得。
ボクサー時代の白黒写真も飾ってある。
※時代を感じさせる、良いファイティング・ポーズですよ!
増築を重ねた仕事場。
その再現コーナーもあったが、しっかりボクシング・グローブが
飾ってありましたよ。
展示は進む。
建築関係者、または建築専攻の学生さんが注目するような図面は
パスして、写真パネルや図形を見ていく。
ただ、それぞれの説明文も読みたいから、けっこう時間が掛かる。
前に並んでるのが二人連れで、片方に説明されてたりすると進ま
ないので、適当に追い越していく。
写真撮影OKは2箇所。
光の教会の原寸模型と直島プロジェクトの模型。
お目当ての光の教会を探す。
なんと外テラスに作ってあったよ!
模型といいつつ、コンクリート打ちっぱなしで本当に作ってある!
まさに建築物で、会期終わったらどうするんだろうか?
どっかにモニュメントとして残して欲しいぞ。
中に入ると、確かに「光の十字架」が!
コンクリ壁を十字にくり抜いたような隙間から自然光が差し込んで
来ている・・・。
日は傾いているが、充分に「光の十字架」が見える。
原寸大ゆえ中で座れるし、皆さん盛んに撮影中。私も…。
そして、建築家の願望を果たすかの如く、十字架は完全くり抜きだ!
ガラス張りとか、そういう事はしていない!
※手を差し込んじゃいました。バチあたりでスイマセン…。
だから寒い。でも安藤さんは「厳粛な空間なんだから、寒いぐらいで
エエでしょ」と、本家の教会でさえガラスを取り払おうと目論んでん
だから・・・、油断もへったくれも無い。
イヤホンガイドでは、「資金の問題もあり、天井すら作れないという
話で『なら天井なしでもエエやん』という安藤氏を皆で説得して現在
ある姿になった」とか、興味深い話もりだくさんで御座います。
※説明パネルの前でクスクス笑ってたのは私です。
出てからは「光の教会」外観を見る。
そして、安藤氏が最初に名を上げた「住吉の長屋」の事を思い出す。
今どきの建築でトイレに行くのに外を通らねばならない、寒かったら
Tシャツ1枚着なさい、それでも寒かったら2枚、それでもダメだったら
諦めなはれ」・・・とかね。
建てて40年、住人との体力勝負・・・なんて、これまた私がクスクス笑う
フレーズが飛び出すのでした。
屋内に戻り、「水の教会」「森の教会」などのと印象的なタネル展示を
見て、島全部を建築計画として展開した巨大な模型に感じ入る。
素晴らしいスケールのデカさ。
※ここも撮影OKでした。SNSアップも自己責任という事で。皆パチパチ
撮影。スクリーンには投影物も映し出され、印象的な空間となって
おりましたよ…。
安藤さんの仕事は海外での大きなプロジェクトへも広がる。
古い名建築などの再開発。フランスのファッション企業の協賛を得て
西洋の歴史的建築物を新たな形に変えていく・・・。
いよいよ閉館時間が迫り、告知アナウンスが流れた。
ラスト可能な限りの展示物を眺める。植樹活動から、その重要性を語る
安藤さんの姿の投影もあり。
そして退出。イヤホンガイドは返却。
いやぁ、長い時間を過ごしてしまったよ。それだけのヴォリュームがある
展示会だったよ。
物販コーナーがごった返している。
分厚い図録が1980円。良心価格だ。皆手に持っている。
※ウチ用にも一冊ございます。
あと、クリアファイルとポストカードを購入。
別の日は同会場でサイン会やフリートークを行なったという安藤さん、
それは全て盛況だったという。
癌で5つの臓器を摘出したというのに、凄いバイタリティだわ
※画像はクリアファイルとポストカード。
やっぱり「光の教会」ばかりになってしまった。
そう思いながら、六本木の街を歩く。例によって直帰で食事のパターン。
遂に念願の「光の教会」を目撃した満足感・・・。
※クリアファイルは光の十字架部分が透けたデザインです。
照明に翳すと透過光が神々しいですよ…。
人によっては「光の教会、やはり本物が見たい」と言いながら帰途につく
光景を見かけた。
そうだな、一生に一度は観ときたいよな・・・。