あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

亀田大毅、WBAスーパーフライ王者・河野に触手

2013年01月11日 | ボクシング
1月8日に都内の所属ジムで始動を知らせる会見を行ったという亀田3選手だが。

次男・大毅が早速WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(32才/ワタナベ)に照準を定めての2階級制覇挑戦をブチあげた・・・そうな。

なんだかねぇ。
「勝てる相手」と踏んだんだろうねぇ。

「すぐにでもやりたいですよ、明日にでも」と語る大毅。
兄・興毅は、もう交渉中として、4月ぐらいの開催を希望。
「日本人同士やし、盛り上がると思うよ」とコメント。

昨年の大みそかに、大毅にも勝った事のあるテーパリット(タイ)に大番狂わせのKOで王座を奪取した河野。

「3回目の世界挑戦やったし、頑張るボクサーやと思う。頑張ったから勝てたんじゃないですか。前に出るから、やりやすい」と河野を評価しながら自信を見せる大毅。

兄・興毅も「向こうも勇敢やから、激しい打撃戦になると思う」と好ファイトを予想。

まぁ、河野もテーパリット戦はKOラウンドで距離を取って相手を戸惑わす迄は被弾もあって苦しい戦いだったからな。
3Rとかバランスも少し怪しかったし。

その辺に「突け込む隙あり」と見たんだろう。
亀田ファミリーは、普段は日本選手との対戦を避けながら、「これなら勝てる」という要素を見つけたら、積極的に対戦を持ち掛けて来ますからな。

その挙句、相手より柔軟な戦術で判定勝ちしてしまったりする。

さてさて、今回の河野はどう出ますかな?
大毅以上に柔軟な戦術とって快勝・・・・とかして欲しいけどね。

八重樫は終盤ボディーでKO勝ち

2013年01月10日 | ボクシング
2013年1月5日(土)、井上尚弥(大橋)と同じ興行に出場した元世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級チャンピオンの八重樫東(大橋)。

この日は約半年ぶりの再起戦となるノンタイトル10回戦で、50キロの契約体重。
タイのサンムアンローイ・ゴーキャットジムに第9R2分52秒でKO勝ちした。

階級アップを機会に、アマチュアで培った「技術」への原点回帰を目指したという八重樫。
ここ数試合は激しい打撃戦が続き、顔を腫らす事も多かった。

今回はディフェンスの重要性を再認識。
自身のブログでもパンチをもらわない事をテーマに掲げていたが、逆に「バランスが(防御に)片寄りすぎた」と反省する結果になったのは痛し痒しか。

守りを考えるあまり、攻めの姿勢が弱まったことが消化不良に繋がったようだが、
せっかく夕方とはいえTBSが「生放送」してくれたのに、試合のムードが「深夜」になってしまっていたのは残念といえば残念。

ただし、大橋会長は「最近は打ち合いが多くファイター化していたが、きょうの試合内容なら十分に合格点」と評価。

確かに今回の八重樫は「打たせずに打つ」事は実践しており、アマチュア上がりらしい(本来持っている)技巧で安心して観ていられる試合を見せてくれた。
※アンラッキーな1発を食う雰囲気すら無かったもんね。

さてさて今年最初の試合を白星で飾った八重樫だが

今後はライトフライ級が主戦場になるようで。
次回は攻防バランスを取った上で「アツイ」試合をこなす八重樫東が見たいトコロだ。

井上尚弥プロ2戦目「1RKO」

2013年01月10日 | ボクシング
【プロボクシング・50キロ契約8回戦】
井上尚弥プロ第2戦
1/5(土)東京・後楽園ホール

井上尚弥(大橋)KO1R ガオプラチャン・チュワタナ(タイ)

高校アマ7冠、ボクシング界のルーキー・井上尚弥(19才)が、プロ2戦目でタイのライトフライ級王者ガオプラチャン・チューワッタナ(35才)と対戦。

結果は1回1分50秒、左フックのカウンター1発でKO勝ち。
圧巻の「切れ」。ワンパンチKOだった。

昨年10月2日のデビュー戦でフィリピン王者を左ボディー1発で悶絶させた試合に続く、衝撃のKO。

前に出ながら連打してくる相手に左一閃!
いやいや、見事なKOです。先が楽しみな選手がまだ出てきましたな。

ボクサー型ながら、重心が前に置かれているのは井岡一翔と同じ。そこからジャブで相手を崩しに行くのも似ている。
アマ出身で攻撃的、基本として前に出るファイト姿勢も同じかな。

井上選手は打つ前後にガードが微妙に開いてる気もするのだが・・・。
そこは突いてくる選手待ち・・・・かな?

相手のレベルがアップすれば、その辺が欠点なのか、強く打つための自然な動きなのかは判明するでしょう。

NHK・石川洋さん死去

2013年01月09日 | 生活
1/6、NHKのチーフアナウンサーで、五輪中継など数多くのスポーツ実況を担当した石川洋(いしかわ・ひろし)さんが、都内の病院で死去された。
享年53歳。亡くなるには若すぎる。

NHKの発表によると
石川アナは約2年前から闘病生活を続けており、昨年12月に病状が悪化して入院していたとの事。

石川さんは1983年にNHKに入局し、スポーツアナウンサーとして活躍。
五輪や高校野球での実況には定評あり。

アテネ五輪の競泳100m平泳ぎで初の金メダルを獲得した北島康介選手にインタビューを行い、「チョー気持ちいい」の名言を引き出した人でもあった。

北京でも北島選手の100m、200m平泳ぎの金メダルレースを実況し、「やっぱり北島強かった!!」とメダル獲得の瞬間を視聴者に伝えた。

また、高校野球中継にも長年携わられたそうで、
98年夏の甲子園では松坂大輔投手擁する横浜とPL学園の延長17回の死闘を担当された「勝って泣く顔があります。負けて笑う顔があります」の名実況は今も語り草との事。
※敗者側であるPLの投手の上重聡(現日本テレビアナウンサー)に笑顔が、
 勝者横浜の捕手に涙が見られたことから。


「急なことで本当にショックです・・・」とNHKの関係者は、自局のメインアナウンサーでありナイスガイであった石川氏の訃報に肩を落としていた・・・とか。

私も・・・非常に残念。残念この上ない。

私は五輪・平泳ぎでの「浮かび上がって、北島リード!」が一番印象深いなぁ。
あれほど高揚する言葉は無かった。ここ十数年で最高に高揚するスポーツ実況だった。

どんなに外国勢がパワーで対抗しようと、北島のターン技術と研ぎ澄まされた水中姿勢がそれを押さえる事を一言で表現する素晴らしい言葉だった。

あの実況がもう聞けないと思うと、本当に寂しく、残念だ。

石川洋アナウンサーの御冥福を心よりお祈りいたします。

星野源、退院

2013年01月09日 | 邦楽
くも膜下出血のため昨年末から休養中の俳優・ミュージシャンの星野源クン(31才)が無事退院した。

12/7、本人の公式サイトで発表され、音楽界には安堵の声が広がったそうな。

「OKAMOTO’S」のハマ・オカモト(21才)は、「源さん、無事に退院だそう。そりゃそうだよ、戻ってきてくれないと困る!2013年も、お世話になる気満々。本当に、良かった」とツイート。

※J―WAVE「RADIPEDIA」(月~木深夜0・00)で星野は月曜、ハマは木曜を担当。

公式サイトには源クン本人のメッセージもUPされ
「元気に回復し、無事に退院することができました。心配してくださっている皆様、応援いただいている皆様、本当にありがとうございます。万全な体勢で復帰できるように、しばらくじっくりと、療養したいと思います。もう少しの間、待っていただければと思います」と前向きな意思が語られている。

意識不明で搬送・・・とか、そういう事ではなかったので
快復が順調なら後遺症も無いだろうし
(場合に寄っちゃ「性格まで変わる」らしいが、それも無いだろう)

また、まったりとした存在としてサラリと復帰して欲しいものです。

ボクシング年間表彰は井岡一翔がMVP

2013年01月08日 | ボクシング
1月7日(月)、日本ボクシングコミッションは東京都内の後楽園飯店で2012年のプロ・アマチュア表彰選手選考会を開き、東京・関西両運動記者クラブ・ボクシング分科会会員投票で各賞を選出。
以下の結果を発表した。

【男子プロボクシング】
最優秀選手 井岡一翔(井岡)
技能賞    山中慎介(帝拳)
殊勲賞    内山高志(ワタナベ)
敢闘賞    佐藤洋太(協栄)
努力賞    河野公平(ワタナベ)
KO賞     山中慎介(帝拳)
新鋭賞    五十嵐俊幸(帝拳)、井上尚弥(大橋)
特別功労賞 西岡利晃氏(帝拳=引退)
特別賞    故内田正一(元日本ボクシングコミッション・レフェリー)
        清水智信(金子=引退)、富樫直美(ワタナベ=引退)

年間最高試合 WBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦
        井岡一翔(井岡)vs八重樫東(大橋)戦
       (12年6月20日、大阪・ボディメーカーコロシアム)

【女子プロボクシング】 
最優秀選手賞 小関桃(青木)
年間最高試合 WBA世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ
        天海ツナミ(アルファ)vs山口直子(白井・具志堅)戦
       (12月7月9日、東京・後楽園ホール)

【アマチュアボクシング】
最優秀選手賞 村田諒太(東洋大職)2年連続3度目
優秀選手賞  清水聡(自衛隊)
技能賞     鈴木康弘、須佐勝明(ともに自衛隊)
殊勲賞     成松大介(自衛隊)佐伯霞(大阪学芸高)
敢闘賞     中沢奨(東農大)
努力賞     釘宮智子(平成国際大)
新鋭賞     和田まどか(神奈川・田奈高)田中恒成(岐阜・中京高)
特別賞     山根昌守(ロンドン五輪チームリーダー)本博国(同監督)樋山茂(同コーチ)


プロのMVPは最短でミニフライの統一王者となり、2階級制覇を達成した井岡。
山中や内山も通年ならMVPで不思議でない存在なのだが、技能賞と殊勲賞に甘んじた。
(内山は負傷ドローが痛かったなぁ・・・)
殊勲賞なんて世界王座奪取した河野が獲るような賞だが、選考側も賞を振り分けるの大変だったろうなぁ
・・・と同情。
嬉しい悲鳴ではあったでしょうがね。王者の亀田興毅や新王者の宮崎亮も選に漏れるという事態だし。
(宮崎だって通年なら「殊勲賞」だよねぇ・・・)

ロンドン五輪で日本選手48年ぶりの金メダルを獲得した男子ミドル級の村田諒太(東洋大職)は、当然とも言えるMVP。
同じくメダリストの清水などオリンピアンも受賞者に名を連ねた。

この豪華なメンバーを見ると、アマプロとも昨年はボクシングが盛り上がった年だと言えるだろうな。

ただし、プロの人気は世界王者の数に比例して・・・とは言えないのが現状。
今年は志を高く持った選手や関係者のニュースをメディアが正しく大きく伝えて欲しいトコロだ。

OKAMOTO'Sと民生ちゃんは同じ事務所だったんだね

2013年01月08日 | 邦楽
浜田×ハマ対談でそう聞いて

なんか、感慨深かった。

SMA(ソニー・ミュージック・アーティスツ)

浜ちゃんが会長の事を「スイカ泥棒」と言った・・・という逸話は置いといて

所属ミュージシャンは

奥田民生



OKAMOTO'S

黒猫チェルシー

西野カナ

チャットモンチー

フジファブリック

・・・と、実に興味深いメンツだ。

そうか、フジファブリックとも事務所仲間になるのか・・・・。



志村クンを失っても懸命に音楽を続けるメンバー。
頑張って欲しいな。

そして、ハマ・オカモト。
若くして渋い音楽的嗜好と卓越のベースプレイを持つ、「七光り」とは無縁の青年よ。

音楽は素晴らしいモノだし、ロックは魅力的だ。
しかし、身を削ってやる程のもんじゃない。

オヤジさんを悲しませないよう、頑張ってな・・・。

ハマ・オカモトと浜田雅功、対談

2013年01月07日 | 生活
ロックバンド・OKAMOTO'Sのベーシスト=ハマ・オカモトは、弱冠21才(!)ながら、卓越したベースプレイでロックファンや音楽関係者から注目を集めるミュージシャンにして、ダウンタウン・浜田雅功の息子でもあり風貌も似ている事は既報であるが。



今まで「親の七光り」と言われるのがイヤで、浜田の倅って事を隠してきたというハマだが
ダウンタウン30周年の時にハマ自身がラジオ番組(J-WAVE『RADIPEDIA』)を担当しており、自身もミュージシャンとして実績を積んで自信を得て、奥田民夫ちゃんが間に立って浜田の歌唱にハマのベースを選んだ事も何かの縁だという事で、
番組で共演して親子である事を公言にしようと思ったそうな。

動画サイトで聞いたが
それ以前に当人たちが「家庭の会話」と語っている通り、実に自然で、面白いコメントの応酬だった。



すでに「まとめサイト」など開設されていて、それを見る限り「感動した」「面白かった」という感想も多かった。

ラジオ番組を一部抜粋すると・・・。


ハマ:今日のゲストはダウンタウンの浜田雅功さんです。わざわざ息子の番組に来ていただいて。
浜田:何か気持ち悪いな。
ハマ:(笑)それに今日はクリスマスイブですよ。
浜田:せやで、なんで俺がお前としゃべらなあかんねん。
ハマ:(笑)これは僕の現場なので。
浜田:だから僕は低姿勢でいきます。
ハマ:そもそもラジオ番組に出る、それもゲストでってのは?
浜田:何年ぶりというか、気持ち悪いねえ。あんたに会うのは家の中だけだから。
ハマ:僕はツアー先の自販機でも見るけど。


ハマ:僕のこの番組は聞いた事はありますか?
浜田:あるわけないじゃん!(笑)
ハマ:(笑)あんまり会わないし。
浜田:あんたが正月旅行に来ないから
ハマ:そうですね、2~3年前から。
浜田:ていうか俺から言ったよな。お前いつまで家族と旅行に来るねん言うて。
   一緒に行く他の家族も子供が大きゅうなって、「いつまで家族旅行や」と。
ハマ:(笑)正月みんなが旅行のときは、僕はフェスに出てるわけですよ。
   だからなかなかタイミングが合わない・・・。
浜田:俺の中でフェスって何? みたいなとこあんねんけど。
ハマ:幕張とかで何日かに渡って、いろんなバンドが出まして。それこそ最終日なんて一晩中。
浜田:それで、お客(テンション)持つの?
ハマ:持ちますよ。色んな人が出るし。それこそ民夫さんとか。
浜田:あぁ。 

浜田:あ~!そういや、お前ゴルフ連れてって死にかけたことあったわ。
ハマ:それはまだ中学生ぐらいなのに、カートを運転させるからでしょ。(笑)
浜田:中学くらいだったら、カートくらい運転できるやろ。
ハマ:こっちはオマエ、ゲームセンターでの・・・。
浜田:「こっちはオマエ」って誰に言うてんねん(笑)。
<パシッとド突く音>
ハマ:ハッハッハッハッ。お前っていうのはアレだけど、ゲームでしか運転した事ないのに。
浜田:ゆっくり行きゃええやん。
ハマ:断崖絶壁のカーブを曲がり切れず、ガードレールに乗り上げて、崖から前輪が
   出てる状態で・・・、一目散に逃げたでしょ?
浜田:誰が?
ハマ:浜田雅功さん。
浜田:お前おかしいよ。(笑)
ハマ:いやいやいや。(笑)
浜田:オマエ記憶おかしなってないか?
ハマ:なってないなってない。怖さで固まったオレが横見たら誰もいなくって。
   それこそ、クラブ一式持ち去る勢いで・・・。
浜田:カッカッカッカッ。お前、記憶おかしいで。「ガッ」と掴んだがな。

ハマ:僕、OKAMOTO'Sというバンドで、ベース弾いてるんですけど、それは知ってる?
浜田:知ってますよ。
ハマ:ライブを見た事は・・・一度。まぁ、中学の学祭では見に来てくれてますが。
浜田:大阪でお母さんから「イクミが演る」と聞いて。じゃあ、見てみようかなと。
ハマ:感想はどうでした?
浜田:ワーワー言うとんな~。やかましな~。全体的に、やかましいな~みたいな感じで。
ハマ:(笑い)バンドなんでね。曲なんかは知らないでしょ?
浜田:曲は・・・色々あるよね。
ハマ:(笑)たくさんありますよ。アルバムも3枚出してますから。
浜田:ほぉ、そんなに。


浜田:音楽の現場で色んな人から、「オカモトズいいですね」って言われるんですよ。
ハマ:ありがたいですね。
浜田:でもその度に、「僕は知らない」ですと。
ハマ:(笑)
浜田:はぁそうですか、僕は知らないです・・・と。
ハマ:ハッハッハ!


浜田:思い出した。アンタさあ、高校のときにずっとベース弾いてたから、
  「こいつ、音楽でメシ食う気か」と思って、家でゴハン食うてるときに、
  「あのさあ、お前、音楽でメシ食おうと思ってんの?」って言うたら、
   ピタッとはし止めて俺の顔見て、「そんなに甘くねえよ!」って。
ハマ:(笑)そんな言い方してないでしょ。
浜田:いや!オマエのあん時の顔と口調、忘れんからな!!
ハマ:(笑)そんな言い方してたんだ。
浜田:まぁ、分かってんのやったら、エエわって思った。
ハマ:それは今でも思ってますね。もちろん。
浜田:それやったらエエわ。そらそうやなって言って、ゴハン食って。
ハマ:そんな言い方してたかなぁ(笑)
浜田:どうしたの?尖ってはったのかなぁ(笑)
ハマ:(笑)
浜田:なんかイラっとしたことがあったのかなぁ?俺は分からへんけど
ハマ:いや~、そう?
浜田:うわぁ、ちょっとキレてるやんって思いながら
ハマ:(笑)
浜田:分かってんのならイイかって。まぁ、どっかでアカンかったら、自分で
   判断して別の事やるだろうって思って。
ハマ:それは、もちろん。
浜田:そういうのがあったから、それまで自分で好きにやったらエエわって思って。
ハマ:でも、その時から今もですけど、それは間違いなく思ってましたよ。
浜田:それはね、うわぁって思いましたよ。まぁ、良かったなって反面。
   でも、「そんなキツイ感じで言わんでも」っと思ったけどな。(笑)
   別に、フワって感じで聞いただけやのに。(笑)
  「コワイコワイ」って思いつつ
ハマ:(笑)


ハマ:ダウンタウン結成30周年ってことは、俺が今年22歳なんで、だいたい同じくらいで
   始まってるワケ。
浜田:うん。
ハマ:今回、ラジオ、メディアを通して口から言うのは初めてですよ。
浜田:うん。
ハマ:色んな思いもありましたし、自分から言うのは違うことだと思って黙って
   きましたけどね。畑が違うからさ。
浜田:いや、畑が違うところに行ってくれて、こっちも助かったよ。
ハマ:当たり前でしょ。
浜田:いや、それ言うてもそういう人おるやん。
ハマ:まぁね。
浜田:ナメてもろたら困るでってなるワケやから。もしやで、お前が「お笑いやりたい」
   なんて言い出したら、それはもうボッコボコですよ。
ハマ:はっはっはっ(笑)。
浜田:「お前、ナメんじゃねぇぞ」と。
ハマ:いや、それは小さい頃からテレビを観てるワケですよ。
浜田:はい。
ハマ:それはね、同じ事をしようとは微塵も思わない。
浜田:うん・・・。
ハマ:もう、MAXだから観てて。
浜田:それはもう・・・。
ハマ:同じ事をしようって思うって事は、いわば「自分の父親より面白くなろう」
   って事でしょ?
浜田:はい、はい
ハマ:そこで食っていこうって事は。そんな事は、微塵も思わないね。
浜田:はい。
ハマ:俺(自身)はね。色んな人がいるから、否定はしないけど。
浜田:そうね、うん。俺はもう、全然ちがうトコロに行ってくれたからさ。
ハマ:そうそう。
浜田:俺も、あなたがずっと音楽をやってるのは知ってたけど、まさかそうやって
   こういうホンマに仕事するとは思ってないやんか。
ハマ:うん。
浜田:趣味で終わって、なんか適当にやりはるんやろなぁって思って。
ハマ:(笑)俺もそもそもは、そう思ってたからね。
浜田:うん。
ハマ:だから、まぁダウンタウン30周年迎えられて。そして、自分としてもこうして
   J-WAVEで番組を持たしてもらって。そのタイミングって、なかなか無いかなと。
浜田:まぁな。
ハマ:親が30周年で。このタイミングで、こうやって親子で喋ったら面白いんじゃ
   ないかって、来てもらったんですよ。


ハマ:「家でお互いの仕事の話をしますか?」という質問がきてますけど、
   僕が仕事に関して唯一聞くのが「年末ガキの使い、何やんの?」って。
浜田:(笑)そこは気になるん?どうせ見いひんやろ。
ハマ:見る見る。
浜田:さっきから言うてはる、「ふぇす」があるとちゃいまんの?
ハマ:何でそんなフェスに対して・・・。(笑)
浜田:(笑)



ハマ:変な話、ダウンタウン浜田雅功としてテレビに出てる時は、父親として
   見てないですよ。ひとりの芸人さんとして見てるんで。
浜田:あ~、そう。
ハマ:そりゃ見て、手叩いて笑いますよ。面白いから。よく言われるの、
  「お父さん年中テレビ出てて、どう思うの? 見るの?」って。
   全然見るでしょ!・・・っていう。
浜田:なるほど。そっちの感覚全然分からへんからな。うちの親父、ペンキ屋やもん。
ハマ:おじいちゃん。(笑)


浜田:小さい頃、外でメシ食い行く時、嫌がってたよな。おたくら兄弟ふたり。
ハマ:だって目立つじゃないですか?
浜田:全然目立ってへんし。
ハマ:ただハンバーグ食べてるだけで、店員ふくめ全員コソコソしてるわけでしょう。
浜田:コソコソって・・・。(笑)
ハマ:だから外食って言われると、ふつうテンション上がるでしょ。でも俺たちは
   外食なんて聞かされた日には、もうテンションガタ落ち。
浜田:ハッハッハッハッ。
ハマ:家で食べたらいいじゃねえかって。
浜田:それはよく分かるよ。
ハマ:ご飯を食べるだけで、様々なミッションが待ってるわけですよ。入店、注文、
   食べて帰るときまで、全て緊張感があるわけ。なんならもうSPみたいな。
浜田:イメージ悪なるわ。
ハマ:うちの家族だって店に普通に並ぶじゃん。込んでたら名前を書いて
   並びますよ。当たり前だけど、でもやっぱり目立つからね。
浜田:たまに俺が大っきい声出すのが、嫌やっていうのはあったでしょうね。
ハマ:ふつう食事中に大きい声出さないですからね。笑い声のときもあれば、怒鳴り声の
   ときもある。しかも自分の家族相手とは限らない・・・。
浜田:(笑)それはお行儀の悪い方もたくさんおられるからね。まぁ、それが
   重なると嫌になりますよね。申し訳ない、ホントに。
ハマ:いやいや(笑)。でもまあ、そんな事もありました。


ハマ:ダウンタウンが30年、簡単に振り返ってどうですか。僕なんか21年しか
   生きてないですが。
浜田:30周年て言われてもねぇ。もう無くなったけど、なんば花月で舞台終わって
   楽屋の入り口で「おつかれさまです」「おはようございます」言うてて師匠連中に
  「お前いくつや?」て言われて「23です」て答えて。それが、まだ続いてる感じ。
ハマ:俺のイメージでは、ジャージを着て鬼ゴッコやってる感じ。
   あれが35才頃ですか?
浜田:ガキでな。35~6かなぁ。それがオマエ、もう50やで!
ハマ:今年50ですよ!まぁ、去年49才の誕生パーティーで集まって。
浜田:いま49やで!信じられへんわ(笑)。
ハマ:信じらんない(笑)。


ハマ:音楽もちゃくちょくやってますよね。それで、雑誌「SWITCH」の結成30周年・
   浜田雅功特集。この付録にCDが付いていて、「ラブレター」という曲を歌うと。
浜田:歌は久しぶりですね。
ハマ:「SWITCH」には書いてないんですけど、実はベースを僕が弾いてまして。
浜田:やったらしいね。
ハマ:作曲した奥田民生さんが、面白いからやればいいじゃんって言うわけ。
   最初は悩んだけど、親孝行じゃないけど、やったら面白いかなって。
浜田:ありがとうございます。
ハマ:(笑)
浜田:このレコーディング、あなた居ましたよね。仕事して20何年、どこの現場行っても
  「おはようございます」と言われるんですよ。この日も挨拶してたら「オイッス」
   って声が聞こえんねん。・・・・お前や。
ハマ:(笑)
浜田:ここ仕事場、オイッスあり?みたいな。
両者:ハッハッハッハッ!
ハマ:半分狙ったけど、俺の読みでは「お前、オイッスって・・・」ぐらいだと思ったら、
  ものすごい恐い顔して「ああ?なんじゃそら」って。さすがにやりすぎたかな。
浜田:(笑)まぁ、いいんですけどね。
ハマ:だから、初親子共演は果たしてたと。ご存じないと思うんですけど、今twitterって
   いうのがあるんですよ。インターネットなんですけど。
浜田:ハッハッハッ、知っとるわ。
ハマ:Twitterで勘の鋭い人はいましたよ。もしかしてハマさんですかと。
   そこで答えるとつまんないから、申し訳ないけど答えませんでしたけど。
浜田:なるほどね。
ハマ:「ラブレター」聞いたと思いますけど。どうでした、(僕の)ベース?
浜田:・・・・泣いてたねぇ~。
ハマ:ハッハッハッハッ!あのね~、それギターに使う言葉なんだなぁ~。
浜:ワッハッハッハッ!そうだったか~!
両者:ワッハッハッハ!
ハマ:(笑)どうでしたか?
浜田:まぁ、ボンボンゆうてたよ。なかなかのボンボン具合ですよ。
ハマ:ボンボンですか?それは良かったという意味ですか?
浜田:そうですよ。ボンボンですよ。

ハマ:ありがとうございます。
   今回は新春対談、新春親子対談という事で、ダウンタウンの浜田雅巧さんに来て
   いただきました。
浜田:ありがとうございました。
ハマ:台本だと「また来年も来てください」となってますが。
浜田:やってたらな。
両者:ワッハッハッハ!
ハマ:(番組が)続いてたらね。
   来年も続いてたら・・・と言う事で、ほんとうに有り難うございました。
浜田:ども、ありがとうございました!

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・・・と
40数分が、あっという間に過ぎる感覚。
評判を聞きつけたネットユーザーの方々が再生しまくったのか、その数70万回を超え、もっと増える勢いだ。

それもJ-WAVEさんが削除依頼されないという、懐の大きさを見せてるからだと思うが(エライねぇ~)
渋い選曲で評判のハマオカモトの番組に注目が集まるのは良い事だ・・・と私は思ったのでした。

まぁ、私もハマさんのラジオ喋り聞いたの今回が初めてですけどね。

最近の嗜好品「缶スープ」

2013年01月06日 | 生活
缶入りのコーンクリーム・スープ。
肌寒くなると自販機に並ぶ有り難い品。

もともとコーンスープ大好きな私は、これが出回るのが楽しみ。

食事のお供に飲むこと多いし、
通勤時、電車に乗る前とか普通に飲む事もある。



画像は職場の自販機に入ってるポッカの「じっくりコトコト つぶ入りとろ~りコーンポタージュ」190g 。

和食系の弁当を買ってきた時も飲んでしまう。
下手すりゃ1日3本は買って飲んでる。

ただ、コーンが缶内に引っ掛かって全部食いきれない事があって、それが悔しい。

缶自体には「飲む前に良く振って・・・」「回しながら飲んで下さい」と
コーン制覇の容量は表記されてるが、かならずしも上手くはいかない。



ダイドーは「うまとろコーンポタージュ 170gボトル缶」で飲み口を大きくボトル状にして、コーンが引っ掛かるスペースを無くす工夫がしているが
いかんせん、量が170gと他の缶スープ(190g)より20g少ない。

この20gがバカにならない。
少し物足りないのよね。飲み口は最高。味もポッカに負けていないんだけど。(というか、各メーカー味で劣るトコロなし!見事なクオリティ)。

今回ネットで検索してたら、やっぱり同じようなモヤモヤ感を抱いてる人は他にもいるようで、対処法がUPされてた。

190g缶の飲み口下を潰して飲むと、コーンが引っ掛からずに飲み口から出てくる・・・なんて流体力学的な解析・検証がなされていたのだ。

すごいね、流体力学。
次回は試してみよう、缶の下つぶし。

ペニーオークション詐欺の広告塔タレントがブログ閉鎖へ

2013年01月05日 | 芸能
モデルでタレントの小森某さん、自身のオフィシャルブログを閉鎖されるそうです。
理由は今問題視されてる、ペニーオークションが関係している模様。

昨年、ほしのあきの詐欺宣伝で発覚した「ぺニオク詐欺」。

入札のたびに手数料が掛かるオークション型ショッピングサイトを主宰していた「ワールドオークション」の詐欺事件で、関連会社社長ら4容疑者が、詐欺容疑で逮捕され
関与が取りざたされていたタレントほしのあき(35)からが自身のブログを通じて謝罪し、その無責任さに非難が集まった事も記憶に新しい。
この「タレント」の中に小森某さんも含まれていたんですな。

ネットオークションで商品が落札できない仕組みを導入し、落札可能を装って手数料をだまし取っていたこの事件。

ほしの以外にも、人気商品を激安価格で落札したかのようにブログに書き込んで宣伝していた芸能人は存在し、やはり無自覚さ無責任さに注目が集まっている。

ほしののブログによると
「一昨年の12月初旬に友人より私的に依頼を受け、所属事務所を通さずに宣伝を行い、空気清浄機は落札せずに受け取り、友人の指示通りの文面をブログに掲載した」との事。
そのうえで「謝礼」を受け取っていたというから、こりゃ悪質じゃないの?

この「友人」は誰かというと「グラドルの松金ようこ(30才)。ほしのと親しく、彼女が紹介した」そうな。

バスト95センチ、Hカップの爆乳がウリだったの松金は2001年にデビューし、グラドルブームに乗り一躍人気者となったが、長くは続かず。
休養や改名を繰り返しながら芸能界の片隅に指一本を掛けていた模様。

事情通によると「(松金は)六本木などで開催されるセレブパーティーの常連で交友関係が広いことは有名」というから、黒幕が奥にいるかも知れませんなぁ。

有名人に「愛用品」と称させて美容系ブランドの商品をPRする記述も目立つ
「ステルスマーケティング」も話題に上がる事が多い最近

きっと、「いい儲け話があるよ」と多くのタレントがバイト感覚で人から頼まれた商品をブログで紹介して、謝礼をもらってるんでしょうな。

松金の所属事務所は「今後の経緯を見ながら処分を検討していく」とHPで発表。

さらに指示通りにブログを書いて10~30万円を受け取った芸能人も、一般人が被害を受ける原因の一つになったとも言えるから
さらなる警察からの事情聴取や社会的制裁が待っている可能性が高い。

まぁ、普段が安い金で使われてるからねぇ。
「バイト」もやらざるをえないよねぇ・・・。

でも、人を騙す手助けして、たかだか10~30万貰って
それで芸能人生命が危うくなるなんて、お気の毒ではございます。

最近の収穫「糸色望のオールナイトニッポン」

2013年01月04日 | CD紹介(洋盤)
2011年10月14日に放送された「糸色望のオールナイトニッポン」が、
CDだけのトークも収録されて発売されていて
最近やっと聴いた。

実際に発売されたのは2012年初頭だったから
我ながら、ずいぶん時差のある視聴だ。

Amazonでは
絶望放送のようで絶望放送でない?オールナイトニッポン的不思議なCD!2011年10月14日の27時から29時にかけてニッポン放送で放送された「糸色望のオールナイトニッポンR(ANNR)」かつてネットラジオで配信されていた「さよなら絶望放送」(2011年8月終了)のほぼそのままの形式で
地上波(AMラジオ)に一夜限り(?)で復活した放送・・・と紹介されている。
【キャスト】神谷浩史/新谷良子



漫画「さよなら絶望先生」の登場人物、糸色望と日塔奈美を演じる2人が絶望的なコーナーで絶望的なメールを読むウェブラジオ「さよなら絶望放送」が
遂にニッポン放送という地上波で流れる・・・という事で
放送当時、関係者やファン筋では相当に盛り上がった模様。

当時、私も気持ちは「すげぇ!」と盛り上がったが、
いかんせん、ここ数年はラジオを視聴できる環境に無く、泣く泣くCD発売を待っていた。しかも中古盤が出回るのを待っていた・・・というワケである。

いや~、しかし
放送当時の「まとめツイート」とか見ると凄いね。
構成作家やMAEDA-Xは当然として、作詞家の只野奈摘さんも登場!
「もうすぐ放送ですね!」なんて臨場感あるコメント見ると、遅れた視聴が悔やまれるってモンです。

構成Tこと田原弘毅さんは、「台本書き終えたとき、これが本当に絶望先生の最後のラジオだな・・・と実感」なんて感傷的な書き込み。(Webでの本放送は既に終了)

その反面、「ぜつぼーせんりゃくー!『糸色望のオールナイトニッポンR』放送まで遂に2時間を切りました。きっと他の何者にもなれない絶望リスナーに告ぐ。ツイートし、リツイートし、リプライし、掲示板と実況スレに書きこみ、『糸色望のオールナイトニッポンR』を手に入れるのだ。絶望戦略、しましょうか!」・・・
なんて直前に脳内物質が出まくってるコメントも出されていた。

「ピングドラム」をレンタル視聴した後だと、なおさらグッと来るコメントだ。「ぜつぼーせんりゃーく!」

まぁ、
ニッポン放送の「オールナイトニッポンモバイル」からiphone・android携帯のユーザーはダウンロード購入できたそうですが、私はWillcomユーザーなんで(笑)、そんな事も出来ず。

DJCDでの視聴する機会を待っていたのだ。←だったら新品で買えよ



放送当時は、かなり下ネタありと言われたので、りょ~こちゃんの反応が心配だったが、そこは自然で庶民派なアイドル声優(?)さん、普通に嫌味なく対応されてて安心の展開。(元々おパンツ様やオッパイのネタとか良く出るWebラジオだし)
地上波ラジオだからと変に力が入る事ない番組で、満足のCDでした。

CD向けのゲストこそなく、内輪ネタも多いで、その辺は元々の番組からしてそうだし、旧来のリスナーにも充分に面白いでしょう。

著作権の関係か、ラジオ放送で流されていた各種の楽曲がカットされていたのが臨場感を損ねている感もあるのが残念。

ただし、その部分やCMだった部分には「オフトーク」が収録されている。
そこでは、オールナイトニッポンRで「絶望放送が実現した経緯」が語られ、最後のボーナストラック「後・さよなら絶望放送」ではラジオに登場できなかった「さのすけ」が登場。最後のトークを披露する。

まぁ、
私のヲタ感覚も2009年あたりで止まってるな。

「絶望先生」「絶望放送」「フレッシュプリキュア」あたりが、ヲタ復活のピークだったもんな。

さてさて、今年は普通の人になれるのかね。
でも「オールナイト上映会」とかのニュース見ると羨ましいもんな。「一人身だったら行くのになぁ」とか考えるもんな。

なんか探すかな。ヲタも楽しいもんねぇ。

週刊少年マガジンに久米タン読み切り「下請探偵 鋸織粕日郎シリーズ 密室の留学生」掲載

2013年01月03日 | 漫画
「さよなら絶望先生」で絶望的なエンディングを演出した久米田康治さんが、完全新作の読み切り作を週刊少年マガジンで発表した。
これまた掲載されたのは昨年末の12月26日発売の週刊少年マガジン2013年4・5合併号(講談社)で、
タイトルは「下請探偵 鋸織粕日郎(したうけたんてい のこりかすひろ)シリーズ 密室の留学生」。



センターカラー付きの21ページ。
コナンや金田一ら名だたる名探偵がサジを投げた事件を専門に扱う鋸織が、助手の「慈護(じご)しより」とともに、一風変わった密室殺人の謎解きに挑む・・・という内容。

なお、この漫画は講談社の文芸誌「メフィスト」と週刊少年マガジンがコラボし、密室をテーマに人気作家が読み切りを発表する不定期企画の第1弾だそうな。

なんか藤田和日郎氏の読み切りと微妙に被る「企画物」だなぁ。
最新「うしおととら」の絵柄と内容に違和感なかったように、久米タンの最新作にも「絶望先生」の作風からの大きな変化は無い。

まぁ、新作主人公の鋸織も、被災難系でやや自虐キャラであるし、久米タン好きの漫画ファンにとっては「安定の新作」であるとも言える。
ミステリー系文芸誌とコラボして良い内容か甚だ疑問ではあるが。

また、今作のページ脇の告知文によると、久米タンの新連載は「あったかくなった頃の予定……目標!!」とのこと。

ただし、今作も読み切りなのに絶望的なエンディングだったから
「シリーズ化しようと思ったのに・・・これじゃ無理じゃん」てな展開なので、次の新連載が「下請探偵 鋸織粕日郎」になるかは不明。
・・・というか甚だ怪しい。怪しい事この上ない。

引き続き続報を待ちたいトコロ・・・だ。

うしおととら読み切り、少年サンデー掲載

2013年01月03日 | 漫画
寺に住む少年=蒼月潮(うしお)が自宅の蔵で一本の槍に刺し留めてられていた妖怪を解放してしまう・・・
そのシーンが、そもそもの「うしおととら」のスタート。

結局、この槍は修行を積んだ僧が抜こうとしても叶わなかった、言わば「エクスカリバー」で。
この妖怪を500年間も刺し留めていた槍こそ、2000年以上も前に中国で妖怪を滅ぼすためだけに壮絶な意思で造られた「獣の槍」。

うしおが「とら」と名づけたこの妖怪は、かつて周辺一帯が恐怖に慄いた大妖怪。
「いつかオマエを食ってやる!」と言いつつ槍の脅しに敵わない「とら」も、うしおの少年らしさに「調子が狂う」と言いながら協力。
「他の妖怪がオマエを食うのは許せねぇ!」と言いつつ、他の妖怪を「小物」と罵りながら一掃していくのだった。

・・・そんな序章を経て、物語は大物相手の壮大な戦いに突入するのだが、今回の読み切りは「その合間に繰り広げられた異なる戦いのストーリー」といった趣き。

昨年末に週刊少年サンデー4・5合併号で発表されたヒーロ-ズ・カムバック「うしおととら」。
ひさびさの「うしお&とら」ゆえ、絵柄なんて「どうなるか」と思ったが、これが見事に違和感なし。



そんなわけで今回も潮&とらは元気。
父・紫暮もガールフレンド・麻子も真由子もイキイキと登場。嬉しい。

自分の部屋を女子に見られ、しかもエッチな本まで見つかる潮がカワイイ。

そして不思議な少女が登場。薄幸の小学生風の登場人物は、作者得意のキャラクター・パターンだ。
「駅に行って母に会う」という少女だが、その子は既に妖怪に捕らわれ、この世の人では無くなっていた。
駅のホームに現れる妖怪。

怒りのうしおは槍を取る!
「めんどくせぇ」と言いながら、とらも臨戦態勢。

・・・ここで前編終了。
さぁ、おなじみのコンビは凶悪な妖怪をどう始末するのか?少女は救われるのか?

後編が楽しみですな。

坂東英二、所得申告漏れを指摘される

2013年01月02日 | 芸能
昨年末のニュースだが

タレントで元野球選手の板東英二氏(72歳)の個人事務所兼番組制作会社「オフィスメイ・ワーク」が、名古屋国税局に申告漏れを指摘されていたそうな。

期間は05年からの7年間で、約7500万円。
うち約5000万円は所得隠しと判断され、重加算税を含め約2800万円を追徴課税されるという。

手口はというと、
テレビ番組の制作や商品開発をイベント企画会社に外注したように装ったり、倒産した自動車販売会社に金を貸したように見せかけたり・・・で。
これらは板東氏による主導だったという。



坂東氏は、国税庁のPRもやってて、07年には感謝状まで貰ってるそうで。
そのくせ、今回は申告漏れ・所得隠し発覚。相当罪が深い。

人気者の坂東氏だけに、年末年始も出演予定の番組はびっしり。テレビ局は困った事だろう。
「ふしぎ発見」に至っては降板の話も出ているというから、これは厳しい新春になりそうだ。

坂東英二といえば、昔から“銭ゲバ”ぶりで有名。
先にTVから消えた島田紳介から度々揶揄されてた「スポンサー」への擦り寄りも、もはや芸の域に達していた気もする。

球界関係者によると
「カネを稼ぐのが大好きで、あらゆる副業に手を出し、失敗すれば後輩や芸能人から借金していた」
「仲のいい星野仙一が楽天監督に就任したときには、『これで東北の財界にコネができたわ~』と喜んでいたほど」
「口から生まれてきたのかというくらいよくしゃべる。会話で人を巻き込む力があるので、商売人には向いていると思った」
・・・そうな。

普通に商売している分には、独特のイントネーションで「ゆでたまご」の魅力を語る面白いオジさんで済んだが、所得隠しじゃシャレにならんな。

あと、企業のスポンサーの事を「パートナー」と呼ぶのも面白かったけどな。

みのもんた氏(この人も経営会社が摘発されてたよな)ほど地雷回避能力なかったのか。

その辺は残念だなぁ。

大晦日のボクシング5大世界戦は日本選手全勝

2013年01月01日 | ボクシング
いや~、驚いた。
全員勝っちゃいました。大したもんです。

12/31に行われたプロボクシングの世界戦5試合。
大阪市・ボディメーカーコロシアムと東京・大田区総合体育館で行われ、出場する全ての日本選手が勝利し、しかも拙戦が一つも無かったのは素晴らしい。

【WBA世界Sフェザー級王座統一戦 12回戦】(東京)
内山高志(ワタナベ)TKO8R 暫定王者・ブライアン・バスケス(コスタリカ)

正王者の内山が暫定王者のバスケスを序盤からリード。左パンチからの左右強打で優位に立ち、コスタリカ初の王者から力を削ぎ落とす。
バスケスも速い踏み込みから これまた左フックを上下に打ち込み、「なかなかやるな」の展開だが、やはりポイントは内山優位の印象。
7回には左ボディをストマックに叩き付け、サウスポーにチェンジしたバスケスに右ストレートを狙い撃ち。
ここで倒れないバスケスのタフさも凄い。

8回には左ボディから右ストレートで棒立ちになったバスケスに集中打。
ほぼ打ち返せずに被弾するバスケスを見てレフェリーは堪らずストップ。
内山、堂々のTKO勝ち。
王座を統一するとともに6度目の防衛に成功し、海外進出に弾みをつけた。


【WBC世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦】(東京)
佐藤洋太(協栄)vs 赤穂亮(同級5位・横浜光)

佐藤は、赤穂を3―0の判定で下し2度目の防衛に成功。
赤穂のパンチはスピード豊かで踏み込みも良かったが、それ以上に佐藤のステップとボディワークが機敏だった。

「一発当たれば」のスリルは最後まで残ったが、公式採点で優位に立った佐藤は最終回には打ち合いに応じて会場を沸かす。

試合前の舌戦をよそに試合はクリーンで。
バッティングはあったが、それは両者の気持ちが前に出たから。要所でグローブタッチする姿はスポーツマンライクで好意が持てた。


【WBA世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦】(東京)
テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)vs 河野公平(ワタナベ・同級14位)

この試合が大晦日一番の番狂わせ。
1Rから良いワンツーをヒットした河野だったが、逆に被弾もあり。
2Rにも出鼻に左フックを打ち込まれ、ジャブには右を被せられとダメージを負う公平。
王者テーパリットは打撃戦の中でも当て勘を見せて優位な印象。河野は打ち終わりのバランスが微妙になってきた。
4Rには立ち止まっての打ち合いは危険とセコンドから指示が出たようで、脚を使いながらジャブで出入りする河野。
なんと、これに戸惑うテーパリット。王者のヒッティング・ポイントが浅くなり、離れたところから踏み込む河野のパンチがヒットする。
ここで左フックの同時打ちで先に当たったのは河野!テーパリットは痛烈なダウン!!
立ち上がった王者だったが、河野は得意のラッシュを敢行。
右フックで これまた強烈なダウンを奪い、最後は連打で沈めた。
結果は4回KO。河野公平は3度目の世界戦で初の王座奪取を遂げた。
正直「旬が過ぎた」と思っていた河野選手の戴冠に驚きを隠せません。
失礼しました。不明を恥じたいです。 


【WBA世界Lフライ級王座決定戦 12回戦】(大阪)
井岡一翔(同級2位・井岡)vs ホセ・ロドリゲス(同級5位・メキシコ)

井岡が初回からロドリゲスからダウンを奪って優位に立つ。
昨年末の試合を思い出させるアッパーからボディを交える3連打でのダウン。
立ったロドリゲスも思い切った左フックで詰めを拒否。
やや体重が前に掛かった姿勢から的確なジャブを突く井岡一翔、なんかデラホーヤにスタイルが似てる気がするな。
ロドリゲスも左右フックを振って抵抗し、なかなか手ごわい。
ネグロとインディオとのハイブリットなのか、胴が短く腕が長い体型で、褐色がかった身体は柔らかそう。
それでも、井岡は自信を持ってプレスを掛け、ストレートからボディ、出鼻に左フックと隙間を突く。
ボディを交えた3連打・4連打は、どのパンチがヒットしてもダウンを奪えそうな強烈さ。
この階級で この連打は脅威だ。
メキシカンにボディの打ち合いでも優位に立っている。
メキシカンの左レバーが「重さ」なら、井岡の左レバーには「キレ」がある。
相手を徐々に弱らせた井岡、6回にはワンツーから右ストレートでダウンをスコア。
ロドリゲスのダメージは深そうだったが、レフェリーは試合を再開。
直ぐにアッパーを突き上げて2度目のダウンを奪って試合終了。
「強い」としか言いようのない快勝だった。
戦績を11戦全勝(7KO)と伸ばし、日本選手最速となる11戦目での2階級制覇を果たした井岡。
今後は強豪との防衛戦やローマン・ゴンザレスとの対戦も期待される。


【WBA世界ミニマム級王座決定戦 12回戦】(大阪)
宮崎亮(同級2位・井岡)vs ポンサワン・ポープラムック(同級4位・タイ)
宮崎が元同級王者のポンサワンに2―1の判定で勝ち。
序盤からジャブとフットワークで優位に立った宮崎だったが、左ガードを下げたスタイルを突かれ、時おりポンサワンの強打を浴びる展開。
下がってばかりだと相手の前進に拍車が掛かるため、たまの打ち合いが必須だったが、ここで強いカウンターで止めきる事も出来ない厳しい展開。
もっと、その点はポンサワンの変わらぬ闘志とタフさを称えるべきか。
宮崎の身体能力の高さも噂通りで、減量苦もあったろうに終盤も衰えぬスタミナも見事。
足も最後まで動き、的確な左フックとジャブでポイントをピックアップ。
2-1だったが、地元判定の印象なし。
初の世界戦で新王者。涙のコメントも印象的だった。
 

世界戦5試合の同日開催は国内で最多。全試合で日本選手が勝利というのも特筆もの。
好調 日本拳闘界を象徴する興行でありました。

勝った皆様、関係者の方々、おめでとうございます。