まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

中津万象園・丸亀美術館

2011-07-20 14:35:17 | お出かけ 四国

2代藩主京極高豊が、故郷の琵琶湖を模して作庭されました。
近江八景になぞられて、帆、月、雁、雪、雨、鐘、晴、
嵐、夕映えと銘した八つの島を配し、
その島々を橋で結んだ回遊式の大名庭園です。
その広さは約1万5千坪。

樹齢600年といわれる<天下の名松>の
呼称にふさわしい大傘松です。





園内には、古代オリエントロマンあふれる陶芸館や
19世紀のフランス絵画を常設する丸亀美術館があります。
ここで、ミレーやコローの作品に出会えました。

特にじっくりと鑑賞したのは「ひいな館」です。
江戸時代から昭和にかけての雛人形や
日本の伝統の技が息づく櫛、かんざし、
化粧道具が展示されています。

まるみは高校時代に郷土部(郷土の歴史を研究)に
所属して、雛人形の製作や歴史を調査したことがあり、
大変興味深く拝見しました。

東日本と西日本では、雛人形にも大きな違いがあるのですね。
今後の国内旅行では、各地の雛人形に注目してみようと
今、思いつきました。





鑑賞後は、庭園を眺めることのできる喫茶室で、
コーヒータイム。

ゴールデンウィークでありながら訪れる人も少なくて
栗林公園より小ぶりではありますが、
立派な大名庭園をゆっくり鑑賞することができました。

香川県丸亀市中津町25-1

2010.5.1
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