まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

北海道で最も美しい湖の一つ 神秘の湖オンネトー

2011-08-02 00:57:36 | お出かけ 北海道

雌阿寒岳の西麓に青緑色や藍色など様々な
水の色を湛えるオンネトーがあります。





オンネトーは、アイヌ語で「年老いた沼」
あるいは「大きな沼」を意味しているそうです。





阿寒国立公園内に位置するオンネトーは、
雌阿寒岳の噴火により西麓の螺湾川の流れが
止められてできた堰止湖です。

訪れた年の3月にも火山活動が活発化し、
一部立ち入り禁止となっていました。





湖水は酸性で魚類は棲めませんが、
エゾサンショウウオとザリガニが棲息しています。





温泉水から微生物(糸状藻類とマンガン酸化細菌)が
マンガン鉱物を生成する「生きている鉱床」であり、
陸上においては「世界唯一の場所」だそうです。





波のない時は雌阿寒岳と阿寒富士を映し出します。





オコタンペ湖、東雲湖とともに北海道三大秘湖の一つですが、
湖畔には散策路が設けられ、国設野営場もあるなど、
他の2つと比べると周辺の整備は進んでいて行きやすいです。

東雲湖は、然別湖畔温泉の桟橋付近から
手漕ぎボートなどを利用して上陸し、
山道を歩かなければ行くことができない秘境の地です。
然別湖畔温泉までは行きましたが、断念しました。

オコタンペ湖は2度チャレンジしましたが、
雪やクマの出没でこちらも断念しているのです。





夏期は阿寒湖畔からバス(所要時間30分)が運行されていますが、
何しろ一日一本しかありません。





水の色が刻々と変化する秘めた美しいオンネトーは、
ずっと行ってみたい場所の一つでした。

新緑と紅葉の頃が絶景を極めるそうです。

阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖、この3湖を中心にした
道東随一、全国有数の観光地ですが、
足を延ばしていただきたい美しい所です。

北海道足寄郡足寄町東部

2006.7.4
コメント