まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

世界遺産 アヤソフィア

2011-08-26 00:09:44 | 2011エキゾチックトルコ

二大陸と二大宗教にまたがる世界唯一の都市、
イスタンブール。

ビザンティン帝国とオスマン帝国の
2つの大帝国の都として
1500年の歴史を積み重ねていきました。

その中心であった旧市街は、
街全体が世界遺産に登録されています。





その中でも、代表的な建造物のアヤソフィア。

コンスタンチヌス大帝によって建てられ
537年、ユスティニアヌス1世により再建さた大聖堂で、
ビザンティン建築の最高傑作といわれています。





この建物の巨大なドームは、
地上55メートル、直径31メートルもあります。

トルコも地震の多い国ですが、度重なる地震のために
完全な円形ではないものの世界最大級です。





見事なビザンティン文化のモザイクの数々に目を奪われます。

祝福を与えるイエス、聖母子、大天使ガブリエル
下の写真は、聖母子と皇帝家族です。

歴代の皇帝達は、アヤソフィアへの
献上の場面をモザイク画として記録しました。
その美しさは長い歳月を経ても変わらずにいます。





歴代ビザンティン皇帝の戴冠式が行われた
ギリシャ正教の大本山でしたが、
15世紀のオスマン・トルコ時代に
モスクに改築されたアヤソフィア。

モザイク画も漆喰で埋められましたが、発見され
修復されたのが20世紀のことでした。





現在は、二大宗教の本山としての
歴史を物語る博物館となっています。

この建物の荘厳な静けさに浸り、
モザイク画を鑑賞するのがオススメです。

トルコ・イスタンブール

2011.7.31
コメント