世界から恐れられていた<鉄の女>マーガレット・サッチャーの真実。
妻として、母として、国のリーダーとして、
力の限り闘い続けた歴史に名を残す女性の物語です。
マーガレット・サッチャーを演じるのは、
名女優メリル・ストリープ。
この作品で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝きました。
まるみが一番好きな女優、今回の受賞をうれしく思っています。
彼女が演じる作品は、どれも彼女が演じるために存在するかのようです。
今回の作品も素晴らしい演技力に魅せられ、釘付けになりました。
物真似ではない、メリル・ストリープのサッチャーです。
若き日のマーガレットは、20代の女優が演じていますが、
80代までの約40年間を演じるのがメリル・ストリープ。
彼女の演技の幅の広さがわかるというものです。
マーガレット・サッチャーに興味はなかったのですが、
20世紀が生んだ最も有名な女性政治家の人生が、
少し身近にも感じました。
完璧ではないけれど、家に帰れば、妻であり、母であったのです。
献身的に支え続け、良き理解者であり、夫であるデニス・サッチャー氏。
それを演じたイギリスの名優ジム・ブロードベントも印象に残ります。
1979年に女性初の英国首相に就任し、1990年に辞任。
サッチャーが大臣として出世させた側近により追放されます。
それは今も彼女を苦しめることになっているように思われます。
まるみがブリットレイルパス(英国の国鉄の周遊切符)を片手に
イギリスの旅を楽しんだのが1990年。
「人頭税」を導入し、保守党内での深刻な分裂を招いたとか、
反対運動の市民暴動が起きていたような年だったのです。
そんなことも知らず、ミルクティは美味しいけれど、
料理が不味いなと思いながら旅をしておりました。
過去の栄光と挫折を思い返しながら
「教えて。あなたは幸せだった?」とつぶやくサッチャー。
それに答えるデニスはもうこの世にはいないのに…
ユナイテッド・シネマ入間
2012.3.18
妻として、母として、国のリーダーとして、
力の限り闘い続けた歴史に名を残す女性の物語です。
マーガレット・サッチャーを演じるのは、
名女優メリル・ストリープ。
この作品で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝きました。
まるみが一番好きな女優、今回の受賞をうれしく思っています。
彼女が演じる作品は、どれも彼女が演じるために存在するかのようです。
今回の作品も素晴らしい演技力に魅せられ、釘付けになりました。
物真似ではない、メリル・ストリープのサッチャーです。
若き日のマーガレットは、20代の女優が演じていますが、
80代までの約40年間を演じるのがメリル・ストリープ。
彼女の演技の幅の広さがわかるというものです。
マーガレット・サッチャーに興味はなかったのですが、
20世紀が生んだ最も有名な女性政治家の人生が、
少し身近にも感じました。
完璧ではないけれど、家に帰れば、妻であり、母であったのです。
献身的に支え続け、良き理解者であり、夫であるデニス・サッチャー氏。
それを演じたイギリスの名優ジム・ブロードベントも印象に残ります。
1979年に女性初の英国首相に就任し、1990年に辞任。
サッチャーが大臣として出世させた側近により追放されます。
それは今も彼女を苦しめることになっているように思われます。
まるみがブリットレイルパス(英国の国鉄の周遊切符)を片手に
イギリスの旅を楽しんだのが1990年。
「人頭税」を導入し、保守党内での深刻な分裂を招いたとか、
反対運動の市民暴動が起きていたような年だったのです。
そんなことも知らず、ミルクティは美味しいけれど、
料理が不味いなと思いながら旅をしておりました。
過去の栄光と挫折を思い返しながら
「教えて。あなたは幸せだった?」とつぶやくサッチャー。
それに答えるデニスはもうこの世にはいないのに…
ユナイテッド・シネマ入間
2012.3.18