まるみのあっちこっち巡り

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日本の城の起源 吉野ヶ里遺跡 後編

2012-03-26 00:40:52 | お出かけ 九州・沖縄

日本の城の起源ともされる吉野ヶ里は、
日本100名城の一つに数えられています。

「城」がなぜ生まれたのかを考えさせられる遺跡です。





主祭殿の2階では、吉野ヶ里の
クニの重要な会議が開催中。

吉野ヶ里の王やリーダー、周辺の村々の長が、
集まっているようです。





この建物が主祭殿、
3階は祖先の霊のお告げを聞く祈りが行われ、
結果は従者により、2階で会議中の
王やリーダーに伝えられます。





東祭殿は、太陽の動きを知るための建物。
季節ごとの祭りがおこなわれていたと考えられています。





ちょっと、疲れました。
休憩所には自販機が設置されています。

物見やぐらや高床住居など昇れる所は全て昇るまるみです。

物見やぐらから見る景色に変化がないので、
飽きてきましたが、運動不足解消のチャンスです。


 


南内郭は、王やリーダー層の人々が住んでいた場所。

当時としては極めて貴重な鉄製品が数多く見つけられたり、
物見やぐらや竪穴住居が中心のためにそう考えられています。





竪穴住居が王の家です。

屋根は炉の煙をぬく穴があり、煙でいぶされた屋根は
丈夫で長持ち、夏は涼しく冬は暖かい半地下、
まわりに溝があるので、雨が降っても
水が入りにくい工夫もされています。





弥生時代のファッション、オシャレな感じがします。

今もチュニックの流行は続いていますが、
弥生時代の王族の服装と変わらないのですよね。





他にも「倉と市」「南のムラ」が再現されています。

体験プログラムも充実していて1日楽しめるようです。

舞の稽古、布つくりなどやってみたいけれど、
1つのプログラムが約60分かかるのでパスしましたが、
参加費は100円からとリーズナブルでした。





レストランは1ヶ所ですが、赤米や地元の
食材を使ったメニューが揃っています。

古代赤米雑炊膳 880円。
カラダに優しく、元気も出てきました。





本日の煮魚定食 850円
タイのカブトと野菜が煮込んであり、こちらもヘルシー。

食事と一緒ならコーヒーは150円です。

吉野ヶ里歴史公園

佐賀県吉野ヶ里町田手1843

2012.3.3
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