全国一万有余の諏訪神社の総本社である
諏訪大社上社で初詣。
諏訪大社は、上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の
二社四宮からなる神社ですが、上社本宮のみの参拝です。
諏訪大社の最大の行事が日本三大奇祭のひとつとされる
「式年造営御柱大祭」、御柱祭りです。
寅と申の年に行なわれる式年祭で、昨年行われました。
現地で楽しんでみたい勇壮なお祭りの一つです。
守屋山の山麓で中部地方唯一と言われる
原生林に抱かれる如くに鎮座している諏訪大社は、
社殿の四隅に御柱と呼ぶ大木が建ち幣拝殿や
左右片拝殿が横に並ぶ等社殿の配置も独特の形で、
参拝ルートは神楽殿の前を通っていきます。
1827年建立の神楽殿では、かつては色々な神楽が
連日行なわれていたようですが、その神楽は現在絶えたとか。
中にある大太鼓は江戸時代のもので、
その音を聴けるのは大晦日のみだそうです。
幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、
諏訪造りという独持の様式になっています。
上社は神体山(守屋山)を御神体とする
古い神社の形を残しているのです。
中でも本宮は諏訪造りの代表的なもので、
建造物も四社の中で一番多く残っているそうです。
宝物殿では古代より伝わる神器、
神宝、歴代にわたる皇室武門武将の社領の
寄進状や祈願奉納品を展示しています。
諏訪様のお諭し、まるみの今年の運勢はいかに。
何事にも新しく手を出すことは凶。
今までのことを守りつとめるのが良さそうです。
旅行は「よし迷わずに行け」
ハイ、仰せの通りにいたします。
2017年もスタートして早くも3カ月が過ぎてしまいました。
旅の計画だけは順調に消化していますが、
旅行会社の倒産、山での事故など旅をするうえでも
考えさせられることも多いこの頃です。
長野県諏訪市中洲宮山1
訪問日2017.1.14