妙高山遊覧ゴンドラの営業はこの日までだったので、
空中散歩を楽しむのも良いかもと杉ノ原ゴンドラを目指し、
車を走らせていたものの「苗名滝」の文字を見て、
急遽行先を変更しました。
こちらも滝ですが、「苗名滝」ではありません。
ここから少々歩くことにまります。
簡単に見えてしまうと感動も薄れるというものです。
吊り橋を渡り、階段を上り、渓谷沿いの道を
紅葉を楽しみながら進んで行きます。
春の雪解けと紅葉のときが最も美しいといいます。
滝への遊歩道も整備されており、
手軽に森林浴を楽しめるようにも思えますが、
二の滝、三の滝、四の滝へは現在は通行できないなど
自然の厳しさを物語っているようです。
近づくにつれ地響きがするため地震滝とも呼ばれるとか。
柱状節理の玄武岩壁から水しぶきを上げ、
落ち込むさまは迫力満点で、
「日本の滝百選」に選定されています。
雪解け水が流れ込む春は、水量も増し、
より一層見応えがあることでしょう。
真夏の納涼スポットとしても最適なようです。
長野県との県境、関川にかかる落差55mの苗名滝です。
新潟県妙高市杉野沢
2017.11.5