フランスの文豪、「レ・ミゼラブル」のヴィクトル・ユゴーが、
自著の最高傑作とも評した原作の世界初演が2018年初夏。
そして、2019年春に日本版が初進出
見世物として口を裂かれた醜悪な笑みを張り付けられた
少年グヴィンプレンは、雪の中で凍死した女性が抱える乳児の
後のデアを見つけ、偶然辿り着いたウルシュスと生活を共にします。
青年となったグヴィンプレン(浦井健治)は、
その奇怪な見た目で【笑う男】として話題を呼び、
盲目のデア(夢咲ねね/衛藤美彩)と共に生い立ちを演じて人気に。
そこへ彼らの興行に興味を持った公爵が来訪し・・・。
『富者の天国は貧民の地獄である』
1689年、イングランドの荒れ狂う港町を舞台に始まるミュージカル。
二極化が進む現代ですが、この時代に比べればその差は少ないでしょう。
犠牲になるのは、いつの時代であっても最も弱い子どもたちです。
白いロングドレス姿に金髪のウイッグのデア。
盲目の少女を演じるのはWキャストでこの日は衛藤美彩さん。
その初々しさもで可愛らしく、ただ君のために生きると
男性に思わせるオーラを発していてデアにピッタリ
キャスティングも良かったなと思っていたのですが、
その日の「Yahoo!ニュース」で西武源田選手が
元乃木坂46衛藤美彩さんと交際のニュースが流れました。
今年も攻撃も守備も好調な源田選手、
グヴィンプレン一筋に愛するデア役衛藤美彩さん、
交際はスタートしたばかりのようですが、
良い仕事をするはずだわと妙に納得のまるみでした。
明るく楽しいミュージカルではなかったのに
何だかシアワセな気分に浸った深夜でした。
源田選手もこのミュージカル観に行くのかしら
脚本:ロバート・ヨハンソン
音楽:フランク・ワイルドホーン
出演:浦井健治/衛藤美彩/山口祐一郎/朝夏まなと/
宮原浩暢/石川禅/下之園嵐史(子役)
日生劇場
2019.3.11