闇の中でも異彩を放つ岡本太郎記念館。
閉館後に軽食をとり、再び戻ると既に列ができていました。
「瞬間瞬間に生きるー岡本太郎とジャズー」の企画展を
記念して19時からスペシャルライブが行われます。

入館料のみでライブを楽しむことができますが、
サイトから予約をする必要がありました。
ミュージアムで行うライブなので
30分位かしらと思っての予約でした。

展覧会では、太郎の日常の様子などが
ビデオで流れていた展示室でライブは行われました。
太郎の作品しか知らなかったまるみは、
このビデオを見てちょっシャイな
普通のオジサマでもあったのだと思いました。

スペシャルライブ
出演:片岡雄三(tb)&楠井五月(b)デュオ
トロンボーンとベースのデュオという滅多に見られない編成。
プロの演奏をここまで間近に接したのは初めてで、
組み上げられた重厚な音に圧倒されるとともに魅了されました。
クラッシックのような楽譜のないジャズは即興と対話で、
“いま”しかない、人生観を体現する音楽であることを実感。
リクエストにも応えてくださり、会場は熱気に包まれ、
終了したのは午後9時頃となりました。
近くには「ブルーノート東京」などのジャズクラブもあり、
そこではその雰囲気に酔いしれてしまうのですが、
こんなにもジャズに向き合ったことはない濃厚な時間で、
ジャズという音楽に酔いしれた夜でした。
東京都港区南青山6-1-19
2019.2.17