鶴見岳の頂では氷点下となり一面の銀世界。
冬の鶴見岳は九州では数少ない霧氷の銀世界が広がり、
ミヤマキリシマなどの木々に氷の白い花が咲き、
山頂周辺には神秘的な世界が広がるのだそうです。
あらあら、空が明るくなってきましたよ。
少しでも高い場所へと鶴見山上駅の屋上に上がることに。
飛ばさられるという恐怖を感じるような
風が吹いてきて立ってはいられない時もありましたが、
風が雲を散らし、晴れ間が見えてきました。
コバルトブルーの別府湾です。
山上駅周辺のミヤマキリシマが咲き誇るのは、
5月中旬~6月上旬頃だそうです。
気温や風などの気象条件が揃わなければならない
霧氷は確認できないようです。
山麓には小さく静かな志高湖が見えています。
別府湾上空の雲も消えて、にっぽん丸が見えてきました。
阿蘇くじゅう国立公園の東の端に位置する標高1375mの鶴見岳。
山上各所からは、別府方面・由布岳・くじゅう連山・
中国地方や四国がそれぞれに一望できる場所です。
春は桜やミヤマキリシマの鑑賞、夏は避暑、秋は紅葉、
冬は霧氷と四季の色合いが鮮やかな山ですが、
日本人観光客は減ってしまっているとか。
自由行動なのでゆっくりとできましたが、そろそろ戻りましょう。
行きとはまるで別世界、視界不良を了承して上っただけに
この風景が見られる喜びも倍増していました。
あら、あれは冬桜かしら?
行きのロープウェイで一緒になり、
写真を撮った海外からのファミリー、
すぐに下りてしまったようですが、
大パノラマを見て欲しかったと思いながら別府高原駅へ。
まだ視界不良になっていますね。
クリスマスイブもまだですが、お正月の飾り
別府ロープウェイ運賃
大人往復1600円 片道1000円
小人往復800円 片道500円
大分県別府市南立石字寒原10-7
撮影日2016.12.23