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'07/04/24の朝刊記事から
エリツィン前大統領 死去
ソ連解体 新生ロシア礎築く 76歳
【モスクワ23日藤盛一朗】ロシア大統領府によると、1991年の旧ソ連解体で主導的役割を果たし、新生ロシアの改革路線を推進したポリス・エリツィン前ロシア大統領が23日午後3時45分(日本時間同8時45分)、モスクワの病院で死去した。
死因は心不全。
76歳だった。
エリツィン氏は、旧ソ連末期に共産党体制に抵抗し、改革派の旗手として頭角を現した。
91年、ロシア大統領に就任。
2期目の途中の99年12月に電撃辞任するまで、欧米との関係改善に努め、冷戦を最終的に終結させた。
ロシアの民主化を進める一方、急激な市場経済化に伴う混乱、貧富の格差の拡大、治安悪化などで支持を失った。