'07/05/24の朝刊記事から
刺された主婦死亡
容疑者の男自殺
東京都品川区大井4の路上で23日午前、主婦池末かおるさん(53)が男に刺された事件で、池末さんは同日午後、搬送先の病院で死亡した。
警視庁大井署は燐家に住む無職の男(53)の犯行とみて、容疑を傷害から殺人に切り替えて捜査。
約7時間後の同日午後6時15分ごろ、現場から約400メートル離れた病院敷地内で、この男が首をつった状態で死んでいるのを見つけた。
同署は周囲の状況などから自殺と断定。
容疑者死亡のまま、殺人容疑で男を書類送検する。
'07/05/24の朝刊記事から
「ウラン濃縮策大」
イラン核問題IAEA報告 安保理、制裁論議へ
【ウィーン23日共同】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は23日、イランがウラン濃縮関連活動を継続、拡大させていることを明記した報告書を国連安全保障理事会に提出した。
3月下旬の安保理追加制裁決議の採択後もイランが濃縮停止に応じていないことを確認したことで、安保理は3回目の制裁決議をめぐる論議を本格化させる。
'07/05/24の朝刊記事から
自爆テロで20人が死亡 イラク
【カイロ23日共同】イラク東部のイラン国境に近いマンダリで23日、爆発物を体に巻きつけた男が喫茶店に入り込んで自爆し、ロイター通信によると、少なくとも20人が死亡、30人が負傷した。
現場はイスラム教シーア派のクルド人住民が多数を占める地区で、住民を無差別に狙ったテロと見られる。
一方、警察当局などによると、イスラム過激派「イラク・イスラム国」に拉致された米兵3人のうちの1人と見られる遺体が同日、中部ムサイブで見つかった。
米軍が確認を急いでいる。
またAP通信によると、首都バグダッド南方では同日、駐車場に止まっていた車が爆発し、市民3人が死亡、15人が負傷。
首都中心部では武装集団が商店に銃撃を加え、市民4人が死亡、十数人が負傷した。
'07/05/24の朝刊記事から
米軍再編法成立 地元と溝 実施不透明
政府の姿勢に反発強く
米軍再編推進特別措置法が23日に成立したことで、政府は、米軍再編への協力度合いに応じて関係自治体に配分する交付金をテコに再編計画を着実に推し進める方針だ。
しかし、焦点の普天間飛行場(沖縄県)の移設問題が暗礁に乗り上げているほか、他の再編計画でも関係自治体側の反対が根強く、政府の思惑通りに計画が進むかどうかは不透明。
千歳市などF16戦闘機の訓練移転を受け入れた自治体でも騒音への懸念が払拭されていないのが実情だ。