備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

仏前首相 訴追不可避か

2010-02-03 20:40:40 | 海外


'07/07/08の朝刊記事から

仏前首相 訴追不可避か
謀略疑惑で連日捜索


【パリ7日共同】フランスのドビルパン前首相が、政敵だった大統領就任前のサルコジ氏を陥れようとしたとの謀略疑惑で、前首相の訴追は不可避との観測が強まっている。
捜査担当の予審判事は連日、ドビルパン氏の自宅や外相時代に使用した事務所を捜索。
ドビルパン氏は休暇先から急遽パリへ戻り、月内にも予想される事情聴取をにらんで捜査当局との全面対決に備えている。

疑惑は、台湾へのフリゲート艦輸出に絡んでサルコジ氏が裏金を受け取っていたとの虚偽情報を、謀略に利用しようとしたとの内容。
ドビルパン氏は、外相、次いで内相を務めた2004年、情報当局のロンド将軍に極秘調査を命令、情報を予審判事に流すよう手配した「虚偽告発」の共犯の疑いがもたれている。
捜査が急展開した背景には、「メモ魔」のロンド将軍がコンピューターに残した当時の会話記録の存在がある。
記録は一度消去されたが、捜査当局が復元。
ドビルパン氏の関与を示す証拠が浮かび上がったもようだ。

ルモンド紙によると、当時ロンド将軍に情報を提供したとされる関係者2人の事情聴取が18、19両日に行われる見通し。
2人が会話記録を裏付ける証言を行えば、ドビルパン氏訴追の可能性はさらに強まる。

ドビルパン氏はイラク戦争直前、外相として武力行使に突き進む米国に真っ向から反対する演説を国連で行い、一躍「フランスの顔」となった。
謀略を疑われるのは、ドビルパン氏に最も勢いがあり、シラク前大統領の後継者の座をサルコジ氏と争う構図が鮮明になった時期と重なる。


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自爆テロ 105人死亡

2010-02-03 20:01:19 | イラク


'07/07/08の朝刊記事から

自爆テロ 105人死亡
イラク北部 治安悪化止まらず


【カイロ7日共同】イラク北部トゥズフルマト近郊の村にある市場で7日、爆弾を積んだトラックによる自爆テロがあり、フランス公共ラジオによると複数の地元当局者は、住民ら105人が死亡したと語った。
現場はイスラム教シーア派のトルクメン人が住む地域で、スンニ派武装勢力による犯行の可能性がある。
犠牲者の多くは倒壊した建物の下敷きになったとみられる。

中部や首都バグダッドでも6日から7日にかけ自爆テロが続発。
イラク駐留米軍はバグダッドなどで武装勢力や民兵組織を対象とする軍事作戦を続けているが、治安の悪化は止まらず、市民を無差別に狙ったテロはやむ気配がない。

バグダッドでは7日、イラク軍兵士を狙った自爆テロがあり、兵士ら6人が死亡。
中部ディヤラ州のイラン国境近くにあるシーア派クルド人の村では6日、自爆テロがあり22人が死亡した。

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