備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

110301 邦人カメラマン死亡 ミャンマー

2011-03-01 20:51:59 | 海外


'07/09/28の朝刊記事から

邦人カメラマン死亡 ミャンマー
治安部隊が銃撃 デモ鎮圧で死者9人


【バンコク27日共同】ミャンマーの最大都市ヤンゴンで27日、反政府デモを取材していたフリーの映像ジャーナリストでつくるAPF通信社(東京都港区)の契約記者カメラマン、長井健司さん(50)が治安部隊の発砲を受け、死亡した。
日本外務省が確認した。
ヤンゴンでは同日、無差別発砲するなどして治安部隊がデモ隊を鎮圧、ミャンマー国営テレビは長井さんを含む9人が死亡、l1人が負傷したと伝えた。

米政府は同日、ミャンマーに対し,近く金融制裁を科す作業を始める方針を表明した。

軍政に抗議する僧侶や市民による大規模反政府デモが連日続き、市民に死傷者が出ているミャンマー情勢は日本人が巻き込まれて死亡する最悪の事態となった。

在ミャンマー日本大使館がミャンマー外務省から受けた連絡によると、長井さんはヤンゴンで27日午後、取材中に治安当局とデモ隊の衝突に巻き込まれた。
国営テレビは銃弾に当たって死亡したとしており、町村信孝官房長官は「心臓を弾丸が貫通した」と明らかにした。

ロイター通信によると、長井さんはヤンゴンのスーレ・パゴタ(仏塔)付近の街頭で、警官隊が約千人のデモ隊排除にかかったところを小型カメラで取材中、発砲音がした後、路上に倒れた。

APFなどによると、長井さんは愛媛県出身、東京都中野区在住で、25日に1週間程度の滞在予定で1人でミャンマー入りした。
また、国境なき記者団(本部パリ)によると、別の外国人ジャーナリスト一人もデモ取材中に負傷した。

軍政当局は共同通信と中日新聞の2人の日本人記者を26日、国外退去処分にするなど、取材も厳しく制限していた。


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