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'07/10/02の朝刊記事から
社保庁 賞与返納15億円
年金不備 元幹部、半数応じず
社会保険庁は1日、一連の年金記録不備問題への反省を示すため村瀬清司前長官が全職員と幹部OBら計約2万千人に求めた夏季賞与の一部返納について、1万7906人から14億9542万円の返納申し出があったと発表した。
現職職員は対象者の93%に当たる1万5571人が計10億5899万円を返納。
一方、現職と同程度の金額の寄付を求められていた幹部OBで応じたのは、対象の51%の2335人で、計4億3643万円だった。
返納金・寄付金は国の年金特別会計に戻される。
社保庁は本年度末まで返納申し出を受け付けるが、「あくまでも自主的な対応」(総務課)として、拒否者に対する再度の要請はしないという。
職員が自主返納を求められていたのは役職に応じ夏季賞与の50―5%、金額で百万―2万円程度。