'07/09/12の朝刊記事から
青瓦台政策室長が醜聞で辞任
盧政権に打撃弱体化が加速
【ソウル11日井田哲一】韓国大統領府(青瓦台)の卞良均(ピョンヤンギュン)政策室長(57)が、学歴詐称が発覚した女性元助教授と「不適切な関係」にあったことが判明し、辞任に追い込まれた。
足元の不祥事に、来年2月の大統領任期切れを前にした盧武鉉政権のレームダック(死に体)化が加速している。
学歴詐称が判明したのは、国際美術展「光州ビエンナーレ」の責任者を務めた東国大の申貞娥(シンジョンア)氏(35)。
米国の大学で博士学位を受けたことなどが虚偽だったとして、検察が捜査に乗り出していた。
卞氏については、申氏が東国大に採用される際に介入したことや、申氏の学歴詐称を暴露した東国大理事に圧力をかけた疑惑が浮上していた。