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’07/11/01の朝刊記事から
年金記録不備 該当者特定4割困難
検証委が最終報告「歴代長官に責任」
年金記録不備問題の原因究明などを行う総務省の「年金記録問題検証委員会」(座長・松尾邦弘前検事総長は31日、最終報告書をまとめた。
「国民の大切な年金記録を正確に作成し、保管・管理する使命感、責任感が決定的に欠如していた」と、社会保険庁と厚生労働省を厳しく批判。
問題を放置してきた歴代社保庁長官ら幹部職員の責任が「最も重い」とし、歴代の厚生・厚労相についても「責任は免れない」と結論付けた。
また、誰のものか分からない5千万件の年金記録で、該当者の特定が困難と思われる事例が約4割に上るとみられることも明らかにした。