'07/01/11の朝刊記事から
新宿の切断遺体 妻逮捕
遺棄容疑 「暴行受け殺意」
昨年12月、東京都新宿区と渋谷区で男性の切断遺体が相次いで見つかった事件で、警視庁新宿署捜査本部は10日、遺体の身元を渋谷区富ヶ谷1、外資系証券会社社員三橋祐輔さん=当時(30)=と断定、死体遺棄容疑で妻の主婦歌織容疑者(32)を逮捕した。
歌織容疑者は「夫を殺し、のこぎりで遺体を切断した」と供述。
捜査本部は供述に基づき、東京都町田市内の公園で人間の頭部を発見した。
祐輔さんの遺体の一部とみられ、今後、殺人容疑でも追及する。
歌織容疑者は「12月12日早朝、帰宅した祐輔さんが寝た後、ワインのボトルで頭を殴打して殺害した」と供述。
動機については「生き方が合わず自分のことを否定された。暴行を受けて殺意を抱いた」などと話している。
調べでは、歌織容疑者は昨年12月15日から28日までの間に、祐輔さんの胴体をポリ袋に入れて東京都新宿区西新宿の路上に、下半身を渋谷区神山町の民家敷地内にそれぞれ捨てた疑い。
遺体の一部が見つかっておらず捜査本部は歌織容疑者を追及している。