‘07/02/22の朝刊記事から
拉致問題に理解 米副大統領、首相と会談
安倍晋三首相は21日、米国のチェイニー副大統領と首相官邸で会談し、日米同盟の重要性を再確認するとともに、北朝鮮の非核化や、イラクなどの中東情勢の安定化に向け、日米が緊密に連携していくことで一致。
副大統領は「日本の拉致された人々の悲劇の解決も共通の課題だ」と延べ、拉致問題を最重視する日本の立場に理解を示した。
首相は日米の同盟関係について、「アジア、世界のための関係だ」と延べ、在日米軍再編の着実な実施や、ミサイル防衛(MD)での協力の加速化が重要だとの認識を示し、副大統領も「日本の安全保障にゆるぎない決意だ」と応じた。