備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

HOYAとペンタックス 来年10月に合併

2008-04-21 20:10:03 | 経済


'06/12/22の朝刊記事から

HOYAとペンタックス 来年10月に合併

光学ガラス首位のHOYAとカメラ大手のペンタックスは21日、来年10月1日に合併すると発表した。
新会社はHOYAの情報エレクトロニクス、コンタクトレンズなどを主たる収益事業とし、成長が見込めるペンタックスの内視鏡や人工骨の医療分野にも力を注ぐ。
HOYAによる事実上の吸収合併で売上高5千億円規模の総合光学機器メーカーが誕生する。

新会社は「HOYAペンタックスHD(エイチディー)」とし、代表執行役最高経営責任者(CEO)にHOYAの鈴木洋CEO、取締役会会長にペンタックスの浦野文男社長が就任。
ペンタックス1株にHOYA0.158株を割り当てる。

新会社は事業分野ごとに再編するものの、HOYAとペンタックスのブランドはそれぞれの分野に残す。

ペンタックスが手掛けているデジタルカメラ分野は、キヤノンなど上位光学メーカーとの競争が激しく、ソニー、松下電器産業の電機メーカーも今年から一眼レフ市場にまで新規参入。
新会社は今回の合併により、収益性が高い一眼レフなどの開発力を高め、上位メーカーを追撃する。

HOYAの鈴木CEOは同日の記者会見で、医療分野について「今は(売上高が)5百億円弱だが、できるだけ早く1千億円程度にしたい」と強調。
ペンタックスの浦野社長は、収益性が低いコンパクトカメラから撤退する可能性を示唆した。


HOYA
メガネレンズなどを手掛ける大手光学機器メーカー。
デジタルカメラなどのレンズに加え、ハードディスク駆動装置向けのガラスディスクやレーザー機器、半導体製造用装置なども手掛ける。
1944年(昭和19年)設立。
2006年3月期の売上高(連結ベース)は3442億円。
グループ従業員数は約2万8千人。



ペンタックス
1952年に国産初の35ミリ一眼レフカメラを発売。
現在はデジタルカメラや内視鏡などの医療機器、携帯電話用の部品などを手掛ける。
38年(昭和13年)に旭光学工業として設立、2002年に社名をペンタックスに変更した。




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