‘06/09/26の朝刊記事から
ロシア外相 北方領土28日訪問
旧ソ連崩壊後初 返還要求けん制
【ユジノサハリンスク25日山野辺享】
在サハリン州ロシア外務省代表部によると、ロシアのラブロフ外相は28日、北方領土の国後、色丹島などを訪問する。
インフラ整備などを柱とするクリール(千島列島)経済社会発展計画に来年着手するのにあたり、島の現状を視察するためとしているが、日本の北方領土返還要求をけん制する狙いもあるとみられる。
同代表部によると、旧ソ連崩壊後、ロシア外相の北方領土訪問は初めて。
10月19日の日ソ共同宣言(1956年)から50年を前に、第31吉進丸銃撃・拿捕事件も起きた中、北方四島の実効支配をアピールする意図もあるものと見られる。
ロシア外相 北方領土28日訪問
旧ソ連崩壊後初 返還要求けん制
【ユジノサハリンスク25日山野辺享】
在サハリン州ロシア外務省代表部によると、ロシアのラブロフ外相は28日、北方領土の国後、色丹島などを訪問する。
インフラ整備などを柱とするクリール(千島列島)経済社会発展計画に来年着手するのにあたり、島の現状を視察するためとしているが、日本の北方領土返還要求をけん制する狙いもあるとみられる。
同代表部によると、旧ソ連崩壊後、ロシア外相の北方領土訪問は初めて。
10月19日の日ソ共同宣言(1956年)から50年を前に、第31吉進丸銃撃・拿捕事件も起きた中、北方四島の実効支配をアピールする意図もあるものと見られる。