備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

根室漁船銃撃 弾痕18カ所以上

2007-05-26 19:34:51 | 北方領土
‘06/09/01の朝刊記事から


根室漁船銃撃
弾痕18カ所以上
船体に確認操舵室付近も
生命の危険認識か


【ユジノサハリンスク31日山野辺享】根室湾中部漁協所属のカニかご漁船、第31吉進丸が北方領土海域でロシア国境警備艇に銃撃・拿捕された事件で、ロシア捜査当局が北方領土の国後島古釜布に連行した吉進丸の船体に少なくとも18カ所の弾痕を確認したことが31日、明らかになった。
30日に開放された甲板員の「30発以上撃たれた」との証言をある程度、裏付けた形だ。

これまでサハリン沿岸国境警備局は、8月16日早朝、北方領土の水晶島南東沖で発見した吉進丸が同局警備艇の無線や照明弾による再三の停船命令に従わなかったため、ゴムボートに乗船した国境警備隊員が自動小銃で、吉進丸の上や海面に向けて威嚇射撃したと説明。
銃弾を受けて死亡した盛田光広さん=当時(35)=については「流れ弾に当たった」と主張していた。


しかし、30日に解放された甲板員川村昭允さん(29)ら二人は「操舵室を中心に、30発以上撃たれた」と証言。
さらに船体に多数の弾痕が確認されたことで、隊員が乗組員の生命に危険が及ぶことを認識したうえで、船体を狙って発砲した可能性が高まった。

ただロシア検察当局は盛田さんへの国境警備隊員の発砲を合法と判断し、立件を見送っている。





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