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080521 馬・台湾新総統 中台新時代へ意欲

2014-12-20 16:04:42 | 台湾
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’08/05/21の朝刊記事から

馬・台湾新総統 中台新時代へ意欲
「歴史的チャンス」強調


【台北20日共同】台湾の馬英九新総統(57)は20日行った「台湾再生」と題する就任演説で、今回の与野党政権交代で中台に「歴史的チャンス」が訪れたと指摘、中国の胡錦濤政権に向け「共通利益」を求め、平和的繁栄の道を切り開こうと訴えた。
26日からは国民党の呉伯雄主席が与党トップとして訪中、胡国家主席に直接、馬氏の考えを伝え、今後の課題など意見を交わす。


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馬氏が中国との対話に力を入れることを自ら示したことから、陳水扁政権の8年間で冷え込んだ中台関係の改善ムードがしばらく高まりそうだ。

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馬氏は演説の中で、胡氏が台湾総統選後に行ったブッシュ米大統領や蕭万長しょうばんちょう副総統、国民党の連戦名誉主席との各会談などで述べた、中台問題の考え方について「われわれの理想と一致している」と評価。
持論である「三つのノー(独立せず、統一せず、武力を行使せず)」にもあらためて言及し、中台の現状を維持すると指摘。
7月から実施を目指す週末直行チャーター便の定期化や、中国観光客の受け入れ解禁により「中台の新たな時代」をもたらしたいと、理解を求めた。


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また「中台は同じ中華民族に属する」と指摘した上で、中国側に自由と民主主義を求め、貧富の格差解消などに努めるよう注文を付けた。

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馬氏のブレーンの一人は「双方に必要なのは信頼醸成だ。馬氏の目指す和平協定締結には時間がかかる。しばらくは経済を中心に関係を深めたい」と、演説に込められたメッセージを説明した。

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馬英九新総統の演説骨子
・米国との安全保障面での関係を強化
・「三つのノー(独立せず、統一せず、武力を行使せず)」の理念で、中台の現状を維持
・「一つの中国」をめぐる「92年合意」を基礎に中国に早期の対話再開を要求
・中台人民はともに中華民族に属しており、平和共存が可能
・四川大地震の被災者に哀悼



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