備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

ロシア元情報員不審死

2008-02-26 23:21:11 | 海外
06/12/13の朝刊記事から


ロシア元情報員不審死
ポロニウムの謎全欧に


ロンドンで不審死したロシア情報機関、連邦保安局(FSB)元中佐リトビネンコ氏の毒殺疑惑は、死因になったとみられる放射性物質ポロニウム210が英国だけでなく、ロシアやドイツでも検出されたことで欧州全域を舞台とする一大ミステリーの様相を呈してきた。
リトビネンコ氏は本当に殺害されたのか?
真犯人は?
ポロニウムの出どころは?
事件の核心部分は依然謎に包まれているが、英ロ捜査当局は11日、旧ソ連国家保安委員会(KGB,FSBの前身)の元職員ルゴボイ氏が事件に関与していた疑いが強いとみて事情聴取、捜査は一つのヤマ場を迎えた。(共同)

真犯人は?出所は?核心へせまる操作
○「第三の男」

「謎に満ちた第三の男はハンブルクで何をしていたのか」

10日、ドイツ警察当局は事件の関係者の一人、ロシア人企業コンサルタントのコフトゥン氏が、事件前に北部ハンブルクで立ち寄った元妻のアパートなどからポロニウムが検出されたと発表、ドイツ・メディアは騒然となった。

コフトゥン氏はルゴボイ氏と軍学校で共に学び、軍退役後に企業コンサルタントになった。
ロンドンでルゴボイ氏がリトビネンコ氏と会った際に同席したが、放射性物質により健康が悪化、これまでは半ば被害者扱いだった。
しかし、ハンブルクなどでのポロニウム検出によってルゴボイ氏に次ぐ“容疑者”に。
ハンブルクの事件の「点と線」をつなぐ重要地点に浮上した。

捜査当局が「第三の男」を重視しているのは、コフトゥン氏が10月28日にハンブルク入りしてから11月1日にロンドンでルゴボイ氏と一緒にリトビネンコ氏と会うまでの間、使用した車や宿泊先などの多くの場所からポロニウムを検出、同氏が事件に用いられたポロニウムを英国に持ち込んだとも推測されるため



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