ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

わが畏友の「イタリア紀行」その2と旅の心得/気になる海外のニュースご紹介

2024年11月03日 | 政治

わが「畏友」が帰国された。この「イタリア紀行」その2を転載のご許可を得たのでさっそくUPしました。

🟢イタリア紀行 その2 
今回はイタリアを右上に横断するようにバーリ地区からトスカナ(フィレンツエ)地区そしてナポリへと2週間弱の旅だ。バーリ地区は自ら数年前に買った日本の画家有馬和彦氏が愛したアルベロベッロの村の絵がきっかけといえよう。そして僕が若い頃から愛したフィレンツエ、最近では数年前にイタリア語を本格的に学んだ地であり、食道楽の僕にとって欠かせないビステカ・ア・ラ・フロレンティーナをはじめとするトリュフ三昧、そして僕が40歳ごろだったときにポンペイ遺跡への興味・それに僕の生誕の地神戸との類似性さらに桜島と火山風景の一致などのノスタルジアでのポンペイ地域、そこには暴力団であるカモッラ、さらにチャイナ暴力団さらには最近ブラックマフィアの三つ巴の組織犯罪で気質の人間は近づけなかったがそれが徹底的な撲滅浄化によりカモッラの滅亡が実現し、チャイナ系も巣窟はあるものの弱体化しつつあるメローニの手腕、今残るブラック・マフィアが残存する勢力で侮れないとの現地での話だったが、トータルとして普通の行動をしてれば安全になったと言うことで、なんとしても行きたかったナポリの異色文化、そして複雑なナポリ湾をイメージした音楽理論:〜 
「ナポリの六」は、18世紀にオペラ作曲界を賑わせた「ナポリ楽派」という一派が好んで使った”ナポリ”の名を冠しています。 そして「六の和音」というのは、フランスの伝統流派で「第一転回形」〜がある。

もちろん夜景の美しさは世界3大夜景だ。さらに僕が行きたかったカプリ周遊の旅、それに美しいカンツオーネを歌いたくなるあのソレントの街、さらに映画でも有名な活劇の洒落たドラマで使われるアマルフィの街、これが見たかったのだ!幸い船旅があのややこしい地形では最高の手段で三日かけてナポリから日帰りを楽しんだものだ。こんな素敵な船旅はないだろう。カプリの光の演出で海の色が天国にいるような色で僕の眼にはいりこむ洞穴と水との美しいハーモニーは圧巻だ!

僕の旅のありかたは一箇所の素晴らしいホテルに泊まりながら毎日放射線状に日帰りを楽しむ最高のホテルの効率的かつリッチな豪華日々を楽しむ<フェデラルエクスプレス方式>(航空荷物の受け入れをメンフィスに一旦すべて集中しそこから配達する)こそが・・という考えに基づく。

そんな中で第二の注目点での僕の人生の最大の目的食道楽からの視点から:
1)蛸のサラダ それぞれの場での個性的なサラダ 今回は5回ほどこれを注文した。胡瓜を利用しての香りとの蛸とのマッチングから茹でたジャガイモのぶつ切りとのマッチング 日本にはそれほどここまで蛸のさらだに前菜のポイントにおくところは少ないと思う。
2)トリュフは今年は豪雨のため不作といえども(実際に探したが楽しみにしていたトリュフ狩ツアーはなかった。しかしクリームソースでのパスタとのコンビ、トリュフをレゾットトとのコンビ、本当にいつ食べてもトリュフの香りは卓越した魔法のそれだ。
3)カラマリ(烏賊)料理も食べに食べた。なまの烏賊のベイビーのカラマリをオリーブソースとレモンの塩味でフォークアンドナイフで食う絶妙の味、グリルのカラマリが一番というコック長、さらに日本でお馴染みのフリット・カラマリなど日本人が最も好きな烏賊料理だろう。その他マグロ・長エビ・マテ貝その他のカルパッチョも最高の楽しみだ、さらに僕がフィッシュ・スープとして頼んだものが4人前でもおかしくないブイヤーベーズで食べきれなかった悔しさもある。
4)パスタの種類も日本で見ないショートパスタの数々 たまらんよ!
5)魚料理ばっかり言ううちにフィレンツエでの上記に述べたトスカナ肉の骨付き1.2キロ正味の肉が900グラムを平らげてイタリア人を驚かせた肉付きそれは和食のでれっとした脂だあったら食えなかっただろう。…・・上記舌鼓料理をイタリア旅行中は各地の売り物の白ワインやロゼで海産物を食べるこれ以上の料理はないのだ。
初訪問で感動したレストランは連日に行け。というのが僕のスタンス。もちろんフィレンツエのサバティーニなどフィレンツエに行く旅に必ず行くレストラン、余生を考えるなかで下手な鉄砲数打てば当たるレストラン道場荒らしでは高い金を出しての失敗はあまりにも大きな損となるので、良いのをみつけたら連チャンでも行って別のメニュを食えば良いのだ。
下手な鉄砲を打った時の敗北感ほど無惨なものはないのだ!
次に総括を述べる:

哲学的考察をしたが実用的観察をすると、その方が読む人の実地論として役立つだろう。
基本は海外旅行では人を信用しないことが鉄則だ!<騙される奴が悪い 強盗に遭う奴が悪い>被害にあって泣く奴ほどおバカはいないということだ。
ガアガア騒がないと舐められることだけは確かだ!失礼にも、こんな5星ラグジュリーに泊まってくせして、僕が何をケチなことをいうのだという他人や運転手他いるだろうが絶対に反論して舐められないことだ。攻撃やら常に細かくジャブをいれる相手のミスへの攻撃は続けないと日本人はお人好しで万事が万事だまされ、それでも騙されてありがとうに終わるのだ。
11 チップをどうするか?EU諸国ではすべての価格にチップが入っていると当然了解していて絶対にチップを払わないのが僕の意地だが・・ただレストランなどでチップをおかないことに不満をいう当事者もいる。ホテルによってはいまだに清掃にチップがいるのか疑う場面がある。わざと嫌がらせで水を部屋にばら撒いたとしか思えないケースもある。
そんな場合はフロントに電話して<水道管が破裂しているおそれがある>と紳士的に抗議することだ!
22 タクシー運転手でFixed Price でいくらとかいう奴が多いが、インチキが多い、断固メーターを主張するのが僕の意地だ。運転手が屯している場所は大体悪の巣窟。でも一人くらいは談合に乗らない真面目人間はいるのでそれに乗ること。ホテルに泊まっている場合そのボイに徹底させるようにする、ただボイとタクシーがつるんでいる場合があるので要注意。
33 昔のイタリア観光はスリだらけであり、僕自身も35年前にはスラれた経験もある。主に・・・の仕業で見かけで判断できたが今回被害に遭わなかったのでわからないが、とにかくカード社会だからカードを絶対にすられない肌身に密着してでていくことだ!
44 昔のイタリアと異なるのは現代イタリア人がきっちり仕事をすることだ。Wi-Fiタクシーもちゃんとくるし、仕事もきっちりする。こちらがきっちりすれば犯罪に遭うこともないだろう。いまは携帯時代だからタクシーはどこでも呼べる。早いので時間の節約効果は抜群だ!値段もプラス2EUなのか無しなのか議論あり。大激論もしたこと今回あり。

海外旅行は毎日が真剣勝負常に騙されていると考えろ、絶対に人の言葉を信用するな、騙されたおバカが悪いのだ!わかった???(以上)
豆腐、デザートの画像のようです
・・・イタリアの真っ白なチーズ(お写真お借りしました)

ブログ主
・・・上記の自己防御と責任は最近特に注意すべきと思います。国内外に於いて自分を護ることは大切で「○○のせい」と言っても何も良くならないからです。
政治においても同じです。居直りなど以ての外、できることをしっかりしようと思います。

しかし、あのナポリが治安が良くなっているとは・・・メローニ首相の力が浸透してきたな、と思う。私が昔、ナポリでテレビのニュースを見ていたら、公園のベンチに寝そべっている男性が映った。「こんなところで転がってルンペンかな?と思っていたら殺された人の映像だった。「ギャー」・・・毎日そんなニュースを見た。今も忘れられない恐怖だ。
中国ではテレビニュースを見るとちょうど終戦の日だったが、「日本鬼子が」と年老いた農夫がアナウンサーに土地を指さして話していた。私はニュースの「字幕」だけ見て察した。
中国では土地によって「方言どころではない、まるで外国語のような違い」と知っていたので、テレビ画面も全土の国民にわかるように「字幕」を出しているのだ。
確か「秦の始皇帝」は全土を「秦」の言葉と文字に変えようとしたが徹底できなかったということだ。それが今でもそう。

イタリアでも南部など方言というよりまるで別の言葉のような違いを感じることがある。
ナポリでは今でも「中性名詞」があるというのだから。
しかしわが畏友は8か国語が堪能だから、一切困ることはないし、方言も察することができるのだろう。
イタリアワインの基礎徹底ガイド|イタリア産のブドウ品種や産地も紹介! | 海外旅行、日本国内旅行のおすすめ情報 | VELTRA zine(ベルトラ)
この写真はネットより

では気になるニュースのリンクを貼りますのでクリックの上、ご覧ください。(順不同)

ドイツ連立政権が崩壊の危機 来春選挙の観測も 米大統領選控え、EU不安の震源に
北朝鮮兵に不吉な兆候 ロ軍偵察部隊、クルスク州で無謀な突撃命じられ半数失う(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
米大統領選 高まる暴力への懸念 - Yahoo!ニュース
イラン、イスラエルに再報復宣言 - Yahoo!ニュース



ブログのティールーム
Italian Coffee Etiquette: Do You Know the Rules? | ITALY Magazine

本日は「帰れソレントへ」をナポリ出身の名テノール、カルーゾの歌でお聴きください。
もちろん「ナポリ語」です。

Torna a surriento   エンリコ・カルーゾ(テノール)

イタリア人の歌手も「ナポリ語」の歌詞に自信がなく、オーケストラの楽員のナポリ出身の人に発音を訂正してもらったといいます。(マリオ・デル・モナコの話による)

Visit Sorrento, Italy | Tailor-Made Sorrento Vacations | Audley Travel US
イタリアのソレント



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 特別企画です。芸術と政治、... | トップ | 北朝鮮、ロシア派兵の背景 ... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
帰れソレントへ (ベッラさんの畏友より)
2024-11-03 19:44:05
ああナポリ湾を取り巻く数々の人間愛に満ちたイタリア風景なんと言う素晴らしさでしょうか?なんと言う美味しい料理でしょうか?なんと言う人間に生まれたお天道様への感謝でしょうか?もう限りある余生ですが、イタリア料理あの強烈なボリューム今回1・2キロを食い尽くしたビステカ・ア・ラ・フロレンティーナあの征服感と満腹感と充実感嗚呼ああああ イタリアこそ我が愛する祖国かもしれませんぞ!
返信する
イタリアの歴史 (ベッラ)
2024-11-05 01:01:17
畏友さま、コメントをありがとうございます。
返信が遅れまして申し訳ありません。
私もソレントなどを思い出すと、もうかなり以前のことですが懐かしくなります。
ただ、グルメの評判のレストランには行けなかったのですが、イタリアに行けば肥ります。
私はイタリアオペラから歴史に興味を持ち、これも夢中になりました。歴史を知らないとオペラもわからないのに、それに興味を示さないオペラ歌手たちにはうんざりします。
楽しいお知らせに感謝しています。
メローニ首相によりあのナポリの治安が良くなったというのはうれしい限りです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事