フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ジャコウアゲハの繁殖力の強さに感心しました

2013年09月08日 16時46分16秒 | Main

大きく枝葉を張っていたウマノスズクサはジャコウアゲハに茎を食べられまったく姿を消してしまった。今年はウマノスズクサの花が多く今年こそ独特の蒴果が見られそうだと期待していたがかなわぬ夢でした。


一時は2本の竹を越してハンノキに絡むほどの勢いだった

向かいの1メートルくらいに立ち上がったウマノスズクサに幼虫が見えたので、数えてみると小さな草の葉裏になんと6匹もついていました。茎を食べるのは仲間を過剰に増やさないためとも考えられているようですが不思議な習性です。このままでは何匹蛹化できるか心配です。


それぞれの赤い矢印の先に幼虫がいます

大きなメスのジャコウアゲハがヒラヒラ飛んできました。アチコチ草の間を飛び回っていたので産卵と思いしばらく観察していました。最終的には30㎝位の小さなウマノスズクサの葉に止まりました。飛び去った後の葉の裏を見ると卵が4つ付いていました。この卵たちの明日にでも孵化した後が心配です。


葉裏を観察していると飛び去ったと思った母蝶が戻ってきました


第4回の「ついたち観察会」は真夏日の猛暑になりました

2013年09月02日 07時22分27秒 | Main
9月1日は第4回田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の「ついたち観察会」。
真夏の太陽が降り注いで日中は35℃を超える猛暑だったので、暑さで来られない人が多いのを心配したが13名が集合した。


普通十字状花のセンニンソウなのに3枚と5枚の花がありました

そうした中、田口さんが熱中症対策で全員にペットボトルを用意してくれたのは大感謝だった。
そして暑さにもめげずセンニンソウが真っ盛りの自生地を1時間20分ほど観察して回った。


サトキマダラヒカゲも夏の陽射にまったく動きません

日曜日とあって駐車場には正反対とも言える若者たちのグループが集まって華やかだった。
片や昔の軽トラックを愛して集まっている若者たち。かなりマニアックな撮影会で、集まった軽トラのライトの形など全くの実用本位で面白かった。


型は古くともみなきれいに手入れされています

片や痛車の愛好グループ。かなり派手な装飾を施した車の集まりで聞いてみると「イタシャ」の撮影会という。「イタシャ」とは何の略だと聞くと略語ではないという。
ウィキペディアを見ると「痛車」で車体に漫画やゲームなどのキャラクターなどの装飾をした自動車とあった。


萌車(もえしゃ)ともいうようだが・・・・

さすがの若者たちも真夏の太陽にはテントにこもっていたが、我々の紅一点だった仲間たちは無事観察会を終了した。