フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

オシベ2本が決め手でネズミモチと同定できました

2015年05月30日 04時16分28秒 | 身辺雑記

通っているスポーツジムのマンション部分の庭木が白い小さな花をいっぱいに付けている。何でもないどこにでもある小低木だがいざ何の木と思うと定かではない。
マサキ?と思ったが、葉には鋸歯が無く雄しべも2本しかなさそうだ。気になると仕方ないないものでカメラを持って出かけた。
花は小さなロート型で上部は4裂して反り返っているのが多い。雄しべは2本で長く飛び出している。葉も全縁で、花だけ見るとイボタノキみたいだが花序が違う。イボタノキ属のネズミモチだった。ようやくモクセイ科の常緑小高木と同定できた。
中国原産のトウネズミモチは葉も花序も大きく、果実も多く付き高木になる事に加え、葉を陽にかざすと葉脈が透けて見え、花期も遅いという。百聞は一見に如かずと、緑道橋の袂のトウネズミモチに行ってみた。

ネズミモチの花はロート型で先端は4裂し反り返り、雄しべ2本と花柱は伸び出している

ネズミモチの葉は陽に透かしても側脈は見えない

トウネズミモチの葉は陽にかざすと葉脈が明らかだ

花期も少し遅いとの図鑑通り今日はまだ蕾しか付けていなかった


真夏日の荒川堤は除草が終了してヒバリが地上で囀っていました

2015年05月28日 11時14分25秒 | 荒川河川敷

5月の27レポートの取材は真夏日になり、汗でズボンがへばりつく感じだった。
荒川堤は西遊馬からさくら草橋まで除草が終わってきれいになったお蔭で観察する対象が全く無かった。そんな中で西遊馬樋管の塔への連絡橋でヒバリが大声で囀っていた。下を通っていたので最初は空で囀っているとばかり思い見上げたが姿が無く、やっと見つけた。下から何枚か撮って逃げられてもダメ元と思い階段を上って近づいた。ラッキーな事に近づいているのを見ながら逃げないでいてくれた。

どうだい僕のさえずりは?と問いかけているようにも見える

しばらくするとお飛び去って工事が終わった西遊馬築堤の方に行くと今度は除草が終わった堤防で鳴き声が聞こえた。カメラを向けていると2羽でじゃれあっているような飛び方をして、何となくまだ子供のような気もした。


3日目はニセコの早朝散歩と途中の原生林で植物を観察できました

2015年05月23日 16時51分23秒 | 観光旅行

3日目はニセコヒルトンホテルを5時半過ぎに散歩にでたが、敷地内はまだ通行止めがほとんどだったので外へでてみたが、道はきれいに舗装され両側も手入れが行き届いていてあまり面白くなかった。それでも、橋の上から覗いた小川の辺にエゾノリュウキンカが見られ、アカハラをゲットできた。

途中、林の中に踏み固められた横道がありそこを入るとラッキーな事に農道に通じていた。両側には相変わらずタチツボスミレの群生が多く、札幌近郊で花盛りだったナナカマドの白い花をつけた木々も見られた。
水たまりを避けながら進むとエゾエンゴサクの水色の花があったが、少し遅いらしくもう実をつけて花は朝露に濡れながらも枯れ姿が目立った。でもここは私有農地ですの看板先にきれいな株があってラッキーだった。

ホテルの近くに来て近くに飛んできたシマアオジ

9時30分にホテルを出発し昭和新山に向かった。途中原生林の周辺にオオバナノエンレイソウを見つけて車を止めてくれた。今回のジャンボタクシーのドライバーは植物に興味のある人で機転を利かせてくれた。

白い内花被片が緑の外花被片より大きいのでオオバナノエンレイソウと思う

この花を見る度に冴えないと思うエンレイソウ

エンレイソウなどが咲いていた所に群生するエゾムラサキ

エゾムラサキとワスレナグサはよく似て交雑もするようだ

ヒトリシズカやクルマバソウも見れらてらっきーだった。

 


余市のニッカウヰスキー工場や積丹半島の神威岬を訪れました

2015年05月21日 11時06分37秒 | 観光旅行

第2日目は小樽市内観光と青山邸を見学後ニッカウヰスキー工場を見学。
積丹のふじ鮨本店で昼食、おすすめのシラス丼は旬の味覚で美味しくて安価、男5人が色々なものをとってそれぞれを少しづつ堪能した。
むかし、シャケを運ぶために造ったというトンネルをくぐって海岸に出る島武威海岸は真っ暗なトンネルを抜けたところに開けるだけにひときわ海の広さ水の色が印象的だった。

大学が同期の男5人旅

島武威海岸からわずかの所に積丹半島の先端、神威岬があった。入り口には昔女人禁制だった名残の看板があった。


先端まで30分弱、曲がりくねったり上がり下がりを繰り返しながら遊歩道を進んだ。途中切り立った断崖の上もあるがガードの柵があり危なくはない。ただあまり広くないためにシーズンになったら交差をするのは大変だろう。
遊歩道の両側にはエゾハコベ(と思うが、道東に自生するというのが不安材料)が、先端に行くほど多くなり、群生していた。

神威岬の先端にて

以下の植物も神威岬の先端までの遊歩道の両側に見られた植物だが名前には自信が無い。お分かりの方は教えて頂きたい。

エゾノシシウド?

イワレンゲにしては自生地が北過ぎる

カラスノエンドウにしては葉が・・・・

神威岬を後にしてすぐに現れたキタキツネ。相変わらず餌をやる人がいるようだ


リラ冷えの札幌で大満足でした

2015年05月20日 08時10分21秒 | 観光旅行

大倉山ジャンプ競技場ではリフトで1番上まで行って高さを実感。展望台からは市街が一望できた。
夜は退職後札幌近郊に移り住んだ東京生まれの東京育ちの友人の案内で再会の宴で盛り上がった。
ここが絶品の生物主体の料理だった。黄金寿司、揚子江の2つの名前を持つ知る人ぞ知る人気のお店で予約を取るのも大変のようだ。でもそれだけの価値があり、値段もリーゾナブルで大満足だった。


北海道大学正門