フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ヒガンバナ植栽の警告への問い合わせに関する経過

2009年01月30日 17時12分31秒 | Main

警告の自主撤去の期限は切れたようだが、28日の16時頃では、もちろん植えた方の自主的な撤去は無かった。
河川法第24条に基づいて撤去するのは無理があるのではないかと国交省荒川河川事務所の担当の方には伝えてある。ただ、メールが文字化けしてしまったりアドレスの間違いなどで私の主張がはっきりとは伝わっていないようだ。


立てられていた杭でしょうか抜かれて倒れていました

行き違いばかりで29日の15時過ぎにようやく担当の方と話ができた。ヒガンバナを植えていた女性は21日に川越の河川事務所に行ってお願いしたが、堤防は否なので市の方にお願いしたらと勧めたとの事だ。


抜かれかかったヒガンバナ。植える者あれば抜く者ありでしょうか

とにかく現段階では今植えられているヒガンバナを強制的に撤去するのか否か、それについての早めの回答が欲しい旨をお願いしてある。


前世紀の遺物オイコラ警察まがいの筋の通らない警告文がありました

2009年01月26日 11時04分30秒 | Main

富士山がきれいに見えた好天の昨日、荒川左岸堤防は散歩の人や自転車で賑わっていた。
そんな中で羽根倉橋近くの堤防上の内側に何やら立札が目についた。先日来女性がヒガンバナを植えていた辺りだ。赤い警告の文字が見える。

読んでみると「ここで、耕作することは、不法占用に当たり河川法第24条に違反しているので、」云々と書いてある。耕作すると書いてあるが、畑らしいものを作った形跡はない。
とりあえず耕作の意味を調べてみた。大辞林には「田畑を耕し作物を作ること」三省堂の国語辞典には「田や畑をたがやして穀類、野菜などを作ること。農作」とあった。

そして河川法第24条は「河川区域内の土地(河川管理者以外の者がその権原に基づき管理する土地を除く。以下次条において同じ)を占用しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。」となっている。
占用は大辞泉に「独占して使用すること。特に、法的に河川・道路などを占拠して使用すること。[ゴルフ場が河川敷を―する]」とでており、ヒガンバナを植えるのが占用にはあたりそうもない。

そして何より問題なのはそれに続く「・・・違反しているので、撤去して下さい。撤去されない場合は当方にて撤去します」と問答無用の宣言で、怪しいから逮捕するの前世紀の遺物オイコラ警察まがいだ。

築堤工事現場では工事の様子を見られる休憩所まで作って住民重視を打ち出している姿勢とはまったく裏腹。詳細はお聞きしてみようと思うが、上記は警告文に対する今の率直な気持だ。

2009.1.19のブログ「堤防にヒガンバナを植えている方と再会、お話できました」参照


田島ヶ原サクラソウ自生地の住人は狸2匹と猫3匹でした

2009年01月21日 19時08分18秒 | Main

田島ヶ原サクラソウ自生地の草焼きが行われた。ほとんど無風状態だったので9時40分頃に奥のEブロックから始まり最終Bブロックまで午前中に終了した。午後から実験園と第2サクラソウ自生地を実施という。


関係者と多くのボランティアが見守る中草焼きが開始されました

昨年は1月16日に行われたEブロックと第2サクラソウ自生地の2日目の草焼きを見学したが、今年は1日で終了のようだ。草焼きは病害虫の駆除とヨシなどの焼き灰が肥料になるのが大きな効果のようだが、今夜は雨の予報なので飛散する事無く有効に利用できそうだ。

事前に危険を察知して避難したかも知れない動物を除けば火であぶり出された住人は狸2匹と猫3匹だった。以前は県によっては絶滅危惧種になっているカヤネズミもいたが猫に食われてしまったらしいという。猫は犬とちがって野良でも捕らえる事ができないようだがどうしてなのだろう。


炎は7~8mにも上がったが事前の告知と無風で問題なかったようです

草焼きが終わった後には早速ツグミなどの小鳥が来ていたが、今の季節彼らにとっては貴重な餌場なのだろう。


前々日19日のサクラソウ自生地(バス停横より)
草焼き後のサクラソウ自生地(バス停横より)

今日の草焼きはサクラソウ情報(http://www.ettsei.com/)を主宰している青木実さんからの情報。これからの季節は特に必見だ。


堤防にヒガンバナを植えている方と再会、お話できました

2009年01月19日 19時28分53秒 | 花の和名

今日はヒガンバナを植えている女性に秋ヶ瀬運動公園付近の堤防上で再会できた。前回はヒガンバナの球根を植えている事だけで他に何もお聞きしなかったが今日は少し突っ込んでお話しできた。
なにも届けていないのでボランティアではないし、国土交通省は何かと煩わしいので自分で勝手に植えているだけという。球根の小さいのは今秋には咲かないのできれいに咲き揃うには4~5年かかるともいう。

非常に明るい方で気持ちとしては秋ヶ瀬橋から羽根倉橋間の荒川左岸堤防上の両側にヒガンバナを植えたいという。球根はそれだけある。でもはたして体力が続くかどうか分からないので目標とまで大きな事は言えない。
今日は一人だったが、たまたま通りかかった男性がお手伝いを始めた。

改めて見てみたら、秋ヶ瀬橋近くから秋ヶ瀬グランド付近までは両側に植栽済みだった。この様子では羽根倉橋まで決して夢ではなさそうだ。
何故ヒガンバナなのだろう。ヒガンバナは人により好悪があるのにと思った。こう思いながら彼女の深謀遠慮に気がついた。ヒガンバナはネズミやモグラ除けにもなる。堤防強化には好都合の植物なのだ。

遅くなりましたが081227荒川堤と周辺模様をアップしました。ここにもチョット書いてあります。


ロウバイよりウィンタースイートの方がふさわしい名と思います

2009年01月15日 15時31分04秒 | 花の和名
ご近所のソシンロウバイが蝋細工のような飴色の花をつけ馥郁たる香りを漂わせている。

梅に先がけて陰暦12月から咲くのでその異称臘月の臘から臘梅との説と、蝋細工のような花から蝋梅との2説がある。どちらももっともな気がするが、ロウバイという語感がよくない。ついつい労咳や梅毒を連想してしまう。英名のWinter sweetは語感も意味もきれいで花にマッチしていていい。

ロウバイは花の中心が暗紅色でソシンロウバイ(素心蝋梅)は中心も同じ飴色の生け花などにも使われる園芸種だ。