フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ユリの花が咲き、ミンミンゼミが歌っていました

2022年08月16日 18時11分44秒 | 身辺雑記

右手が不自由になって色々検査をしても原因が分からず、さいたま赤十字病院に手首の専門の先生を訪ねた。原因は分からないが自然治癒に待つより他ないとの事で、薬もいらないと明快だった。1ヶ月半経ってどうやら日常生活に不自由ないところまで回復した。
もう行かなくてもいいとも思ったが、けじめと思い訪ねた。どうせ行くなら近くで自然観察ができる所に寄ってきたいと思い、往路に北与野駅前の小さな公園みたいな所を見つけた。

近くに行くとユリの花が一面に見えた。ユリは全く分からないので調べてみるとどうやらテッポウユリのようだが、タカサゴユリとの見分けは難しいという。その上両種の中間種もあり、一種に同定するのは難しいようだ。とにかく爽やかな一面のユリの園に感激。

カノコユリの一群もあって、一段と目を引く派手さだった。ピンク色の花はテッポウユリの色違いかと思ったらなんとナツズイセンだったのは不明の至り。ナツズイセンはヒガンバナ科ヒガンバナ属でスイセン属ではない。単に葉が似るからスイセンの名が付いただけという。

ここは木立にも囲まれて猛暑の日光は遮られていて快適だった。ふと小高木を見上げると何とエゴノネコアシが付いていた。エゴノキも結構あってまだ実を満艦飾に付けている木もあった。

ケヤキ、クスノキなどの高木も多くアブラゼミが鳴いていた。アチコチの小さな木の葉などに多くの抜け殻が付いていた。

アブラゼミ2疋の写真と思ったのはよく見ると遠くはミンミンゼミだった

近くでミンミンゼミの声も聞こえた。こどもの頃の印象ではミンミンゼミは高木の上の方で鳴いていてなかなか捕まえにくかった。それがケヤキの案外低い所に居た。水色や緑色の斑紋があって華やかなのも意外だ。体長もアブラゼミより短く、羽の長さでアブラゼミと同じくらいの大きさだった。
帰り際にニイニイゼミの羽化して間も無い個体も見つけた。

一時間弱アレコレ見て、写して回ったが、公園の名前が分からない。正門を見つけるのも面倒臭くなってそのまま帰ってきてしまった。
Googleで調べれば簡単に分かるだろうと思ったが北与野駅前では何も出てこない。どうしてなのか色々言葉を変えて調べたが何も出てこない。さんざ考えてやっと地図アプリにたどり着いた。
「与野ハウス環境緑地」とあった。いったい何なのだろうと思ったらさいたま市指定の5,502㎡の環境緑地だった。緑地とはよく見るが、都市計画・法律用語としては、「交通や建物など特定の用途によって占有されない空地を空地のまま存続させることを目的に確保した土地」を意味するとあった。立ち木を含めた立体的な緑地なのかと思ったがそうでもなさそうだった。秋には一面のヒガンバナになるようで楽しみだ。


言葉の違い

2022年08月15日 17時58分08秒 | 身辺雑記

77年目の終戦記念日で種々の特集が組まれている。そして悲惨な都市爆撃の模様などは年ごとに増え、悲惨さが増したが、もう出尽くした感がある。

敗戦から77年も経った現在ならキチット「敗戦の日」と事実のままの表現にすべきだ。そしたら違った敗戦の話がされるかも。敗戦の日に、当たり前ではない事が当たり前に話され、いったいどこに負けたのか、どうして負けたのか、どんな負け方をしたのか、こんな単純な事がマジではなされるかも、そしたらウクライナが終わるかも。

マップを見ていたら最近行った近くに広い緑色の地域があった。何だか分からないが近くのようだしとにかく行ってみた。大きなプールのような空間だった。立入禁止はなさそうだしとにかく入ってみた。

午後の暑い盛りもあったのだろうが生き物は何処にでもいるトンボとスズメとハクセキレイくらいだった。広い事だけはどこにも負けないくらいだがそれこそ花はアカツメクサくらいしかなくあとはオギとセイバンモロコシだった。

暑いからだろうかスズメもハクセキレイも口を開けて何か叫んでいるようだった。
やっと帰り際に見つけた看板に施設名が書いてあり、ルビが振ってあった。

上谷沼調節池のルビは「うわやぬまちょうせつち」ちょうせつちのちは荒川でも使われているので違和感なかったが、うわやは出てこなかった。100%かみやと思った。


ジャコウアゲハは産卵を終えてホッとしたに違いありません

2022年08月10日 17時27分14秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

ようやく10本の指を使ってキーボードに向かえるようになりました。まだ100%とはいきませんがとにかく、取り敢えずは日常生活は不自由なく過ごせるようになりました。有難うございます。

8月7日は立秋でしたがとてもとても秋などとは言えない毎日です。さいたま市の猛暑日が17日と報道されていました。基準を確認できなかった数字ですが、とにかくお盆にかけての最高気温予測は35℃を上回る日が多い事は確かです。コロナと熱中症、このところの救急車の出動は熱中症の方が多いようですが、とにかく両面作戦で十分に気をつけましょう。

立秋の自生地で目についたのはコカモメヅルの3ミリほどの小さな花でした。朝に開くこの花が中央観察路で大歓迎してくれました。

鴨川側ではキクイモが花をつけ始めていました。

ジャコウアゲハは初めから姿を見せながらどこにも止まってくれずナカナカシャッターチャンスをつかめませんでした。姿は散々見ながら一度もカメラに収められないのが悔しくて自転車に戻ってから再度中央の開けた所に戻りました。
待つ間もなく姿を見せて、今度は止まってくれました。気持ちが通じたのでしょうか

急いでシャッターを押していると、間もなく飛び上がり場所を移しました。

ジャコウアゲハならある筈の尾状突起がありません。よく見ると後ろの方はボロボロです。キット産卵場所を求めてあちこち飛び回り取れてしまったのでしょう。役目を終えてようやくホッとして止まる気になったに違いありません。ご苦労様。有難うございました。