荒川堤防の塚本の横堤南面などには寒風を避けてタンポポの花が散見される。この時期に咲くのはセイヨウタンポポだろうと総苞を見ると総苞片は反り返っていない。カントウタンポポのようだと嬉しくなった。
ちょっと怪しいような気もするがカントウタンポポの特徴の突起もあるようだ
近くには種子をほとんど飛ばした花床の縁に残った種子と冠毛が見られた。種子が赤みを帯びているのでヨーロッパ原産のアカミタンポポかとも思わせる。でも総苞片は反り返っていない。現在タンポポは遺伝子的に純粋なのは殆どないとも言われるので、アカミタンポポとカントウタンポポの雑種かもしれない。
風に乗って飛んでいく種子は発芽に適した場所に着地すると生育する
河川敷の日当たりの良い所ではツルウメモドキが赤い種子を輝かせていた。今年は全般的に暖かかったので結実するのも遅く、裂開するのも遅かったようだ。
実が3裂すると紅い仮種皮に包まれた種子が美しいので生け花にも使われるようだ
本年は色々お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。