フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

石碑近くのサクラソウも28日の午後に開花したようです

2012年03月30日 18時51分38秒 | Main

28日は研修会を終わって午前中で帰宅。まさかと思っていたらこの日の午後に石碑近くのサクラソウも開花したらしい。今日は1㎝くらいの小さな可愛いらしい花が咲いていた。


アマナが母親でサクラソウが赤ちゃんのようです

28日午前中に開花したしたという荒木田土の掘削跡の南斜面では4~5株が花を付けていた。鴨川側から肉眼でもピンクを確認できるようになった。その他でも色々な所で蕾が見られいよいよサクラソウ自生地らしくなってきた。


よ~く見るとあちこちにサクラソウのピンクが見えます

アマナは最盛期でアチコチに白い塊が見られる。ユリ科で以前はチュウリップと同じ属に入れていたが根元から細い葉が出て2~3本の苞葉が付く違いからアマナ属に分けるのが一般的のようだ。


白い点のような集まりがアマナです

ノジスミレも観察路際で花を咲かせている。まだ花も葉も小さいが何となくよれよれした野路菫の特徴は分かる。荒川河川敷の田んぼ地帯を春一番で彩るスミレで、4月後半には見違えるほど花が大きくなる。


自生地脇の蕾が膨らんでいたサトザクラが開花しました

2012年03月28日 16時50分23秒 | Main
青空が広がり春らしい天候になった今日は田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の本格的始動を前に現地で研修会が行われた。
礒田調査専門員を講師として26名が参加。自生地を回り現在芽を出している植物を見ながら実際的な研修が行われ、参加者はより充実したご説明ができそうな思いを深めたようだった。

今日第一号のサクラソウが咲いたとの報告もあったが、観察路から普通に見られる所ではなく、石碑近くの蕾たちは開花にはまだ時間がかかりそうだ。
昼近くなってアマナやヒロハノアマナは全開。旧志木街道土手の南面のシロバナタンポポもかなり咲いていた。


お日様が出て気温が上がると花茎も立ち上げるアマナ

自生地との境界木のようなサトザクラが初めて花をつけ始め、いよいよ春めいてきた田島ケ原だ。


ほんのチラホラですが皆待ちわびていました

さいたま市民活動サポートセンターの田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会のページの活動報告
田島ケ原サクラソウ自生地で活動を開始しました もご覧下さい。


3月25日の田島ケ原サクラソウ自生地

2012年03月25日 23時22分34秒 | 花の和名

今日25日は田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のボランティア活動開始日だ。
朝からよく晴れていたが雲が多く11時半頃からは一時にわか雨があったりで変化の多い一日だった。


鴨川側からC区を望む

サクラソウは蕾が見える花芽は特別天然記念物石碑の周囲の3株のみで後は花芽が付いていてもまだまだ硬い。去年の初咲きは前年より11日遅い25日だったが、今年はまだ一週間くらいは遅くなりそうだ。


3株のうちのひとつ。でもこれらが一番に咲くとは限らない

今自生地を彩っているのは春一番に咲くヒロハアマナアマナだ。でもこのユリ科の両種は陽を受けて咲くので寒い曇天の日には閉じているので要注意だ。


幅広の葉の中央に太い白線があるのが特徴
アマナの花茎は弱い。フキノトウは咲き終わったようです

田島ケ原サクラソウ自生地の最新情報は約1ヶ月間このフグさんの雑記帳でお知らせしていくので宜しくお願いします。

田島ケ原サクラソウ自生地の24節気春分の日のサクラソウ自生地をアップしました。


やっと錦乃原桜草園でピンクがのぞいた花芽を見つけました

2012年03月21日 21時27分14秒 | 花の和名
田島ケ原サクラソウ自生地のサクラソウの初咲きは09年10年とも3月14日だった。08年は遅く19日だったが、昨年もそのくらいかもっと遅かったかもしれない。
今年は昨20日でも花芽を付けている株さえごく少なかった。いつも田島ケ原よりも早い錦乃原桜草園でも花芽を付けているのは少なくて蕾がかすかに見えている株をようやく一つだけ見つけた。


蕾のピンクがかすかに見えます

島根の田んぼ地帯でノジスミレを探したがナカナカ無くてやっと見つけた一輪も可哀想なくらい小さかった。去年は27日の記録しかないが09年10年は16,17日でノジスミレ独特のひしゃげたような大きな花をたくさん咲かせていた。
とにかく今年も昨年と同じかそれ以上にすべての花達にとって受難の春に違いない。


田んぼ地帯に一番に咲く野路菫。この花径は1.5㎝もありません
花径2㎜くらいのムラサキ科のキュウリグサ


3月16日の田島ヶ原サクラソウ自生地はヒロハアマナが全開でした

2012年03月17日 22時28分39秒 | Main
前回12日にはヒロハアマナも花は見られず当然アマナもサクラソウの花芽も見られなかったが、16日はヒロハアマナ(ユリ科)が花をつけていた。太陽が顔を出すと花を開くのはアマナと同じで、サクラソウ自生地を春一番に彩る花だ。でも観察路から離れた所に群生していてほとんどの花が向こうを向いているのが残念だ。葉の真中に太い白い線があるのがアマナと区別できる特徴だ。


点々と白く見えるのがヒロハアマナの花
株は小さいですが花はよく開いています

アマナは10時15分にはすべてが閉じていて11時になって一株だけが少し開いた。薄日が射していたので午後にもう一度行くと、14時20分には多くの蕾が開きかけて中の雄しべ雌しべも見える状態だった。でも一回りして15時に再度見に行っくと逆に閉じかけていた。気温が下がり気味だったからだろうが、ついに全開した花は見られずだった。

サクラソウの株も随分増え始め中には花芽を付け始めたのもあった。でも最初は大きな花芽と思ったがよくよく見るとどうもおかしい。アップで見るとサクラソウの株の根元にノウルシが芽を出しているらしい。これから成長するにつれてノウルシに圧倒されてしまう。まるで植物の托卵のようでサクラソウが何とも可哀相に感じた。


赤いノウルシの芽とサクラソウの間隔は?
サクラソウの花芽は矢印の先です

さいたま市の荒川堤と水田の花にマンスリー・レポート27の2月分西遊馬横堤のノリ面にはナバナが群生していましたをアップしました。