マンスリーレポート27の8月取材日で5時30分過ぎに家を出た。朝の涼しいうちに行って早く帰ってこようと思ったのは大正解だった。家を出た時には涼しさまでは感じなかったが、暑さはさすがに無かった。羽根倉橋から河川敷に降りて自転車道迂回路が塚本地区の荒地付近辺りから空気が急に涼しく感じた。爽やかになったのは夜明け近くまで降ったであろうスコールのお蔭だった。
前方を見ると樹の上の方に白いものが見える。まさかあんな所に白い布が引っかかる筈はないと思い、望遠を効かせてみた。
ダイサギのようだ。田んぼなど地上に居る時には見られるが樹のてっぺんは初めてだ。羽根があるのだから高い木の上に止まるのは不思議ではないが、猛禽類のように狩りをするわけでもあるまいにいったい何なのか不思議だ。
もう一つ不思議なのはダイサギは間もなく飛んで行ってしまった。と近くにいたらしいムクドリの群れがこの木めざして飛んで来て彼ら彼女らが占拠した。鳥たちにとって何かメリットがあるのだろうか?単なる偶然なのか不思議だった。
この写真だけでも5羽はいます
いつもの樹液に集まるクヌギには常連のアカボシゴマダラとスズメバチそしてカナブンが居たが、今日は近くにハラビロカマキリが居た。抜き足差し足で移動している。よく見ると前方に何か居る目を凝らすとルリタテハのようだ。どうなる事か見ていると一瞬の差でルリタテハが飛び上がった。
ルリタテは吸蜜しながらもハラビロカマキリをしっかり見ています
ルリタテハは保護色でよく見えないが飛び上がってハッキリ確認できました。