オオバコは踏みつけに強くまた踏まれながら繁殖していくと云われ、平地の路傍から人間が歩く所には山の奥でも繁殖を広げているという。名は広い大きな葉にちなんで大葉子。
荒川河川敷の昭和の横堤下の雑草の中を歩いていたら大株のオオバコが群生していた。当然のことながら踏みつけが無い所ではノビノビと育っていた。
大きな花穂は伸び出した薄紫の葯がきれいだった。上の方には白い糸状の雌しべがハッキリ分かる。まさしく雌蕊先熟で先に伸び出した雌しべが他の花の花粉を受けた後で雄しべが伸びて花粉を風に乗せる。種の多様性維持の為に同花受粉を避ける風媒花の巧まざる知恵だ。
荒川河川敷の昭和の横堤下の雑草の中を歩いていたら大株のオオバコが群生していた。当然のことながら踏みつけが無い所ではノビノビと育っていた。
大きな花穂は伸び出した薄紫の葯がきれいだった。上の方には白い糸状の雌しべがハッキリ分かる。まさしく雌蕊先熟で先に伸び出した雌しべが他の花の花粉を受けた後で雄しべが伸びて花粉を風に乗せる。種の多様性維持の為に同花受粉を避ける風媒花の巧まざる知恵だ。
白いのが雌しべで花粉を受ける為の突起があります
薄紫の葯の雄しべは雌しべの下に付きます